2009年11月04日

嘘が嫌なだけ

毎月、家賃が遅れる入居者がいる。振り込むように言っているのだが、高齢者でもないのに「ATMは苦手だから」と、届けたいと言う。

月末に、どうせ持参しないだろうと思いつつ、何も言わなければ黙認したことになってしまうので確認の電話を入れると・・・、

「10日が給料日なので、それまでは無理」とアッサリ言う。となると、また今月も当社が立替えて家主さんに支払うことになる。

そんなことは関係ない。家賃は月末までに支払うことになっている。
そんな言い分をいちいち聞いていたら、皆、支払いが遅れていいことになる。契約書に謳ってあっても、約束していても平気で違える。

実は、数日前に家主さんから「Nさんが車庫証明の印鑑を貰いに来たんですけど、どうしたらいいですか?」と電話があったので、「車の買い替えを優先して家賃は後回し」なんだと解かる。

カッチーン!、と来たパンチ爆弾

電話で「Nさん、車を買い替えるんだって!?」と訊くと、一瞬の沈黙の後「まだ(買い換えるかどうか)解からないんだけど・・・」と言う。こんなに早くバレるとは思っていなかったんだろう。

購入が決まってないのに車庫証明を取る人はいない。契約したから自動車屋は車庫証明用紙を渡す。ましてや(うちは無料だが)会社によっては車庫証明が有料だったりするし。ま、有料だと嫌だから家主さんに頼みに行った、ということもあるんだろう。それにしても、嘘が見え透いている。「バレない」と思っているんだから幼稚だ。

べつに7万くらいの家賃が10日くらい遅れても大したことは無いが、こちらから電話しないと自分からは連絡を寄越さないし、何より、嘘をつかれるのが嫌なのだ。家賃を届けに来る度に、遅れた理由を、

「職場の近くに銀行が無い」(日本にそんなとこあるのかよ??)
「休み時間でも外に出られない」(服役中だったっけ??)
「事故を起こしちゃってカネが要る」(何度事故ってんだよ!??)

どれもミエミエの嘘である。その都度「嘘をつくな!」とは言わずに「こっちは嘘だと判ってるんだよ」という微妙な表情で返していたが、向こうは「うまく騙せた」くらいにしか思っていないことだろう。

いつも「全額」ではなく微妙に不足分を残す。嫌がらせなんだろう。

年老いた父親(連帯保証人)にはなるだけ心配を掛けたくないので「今までは父親に連絡しないようにしていた」が、今後も続くようなら父親に相談するようかも知れない。

切れるタイプのNさんに、電話で「車より家賃を優先させなさいよ」と言ったら、思ったとおりムッとしていたが、それでちゃんと払ってくれるようになるなら嫌われてもOKである。

で、これは悪口だが、言わせてくれ!


「お前、そんなだから40過ぎても彼女が出来ないんだよ!」
posted by poohpapa at 05:00| Comment(2) | 嫌な客 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんわ。
本日付記事のコメントに返信下さいまして
ありがとうございました。風邪気味とのこと
くれぐれもお大事になさって下さい。
(ハチミツをお湯に溶かして、好みでレモンか
ショウガの搾り汁を落として就寝前に飲むと
翌朝少し楽になります。個人差はありますが…)

さて本記事ですが、同業ということもあって
私はpoohpapa様のお気持ち、ものすご〜く
わかります。「のらりくらり」を通り越して
「卑怯」というか「お天道様に背を向ける」
ような人間には何度も堪忍袋の緒が切れてますが
私が社会人になったばかりの当時の上司に
「交渉は先に感情的になった方が負けだ」
という教えを思い出し、「冷静に、冷静に」と
今でも自分に言い聞かせながら対応するように
しています。

でもいよいよダメならいつもよりも3割増くらい
のボリュームで、相手に話しちゃいますが…。

今後もブログ楽しみにしております。

Posted by la mancha at 2009年11月05日 21:03
la manchaさん、こんばんは

とんでもないことでして、コメントに返信させて頂くのが当たり前でしたのに、それを延び延びにしてたワケですから御礼を言われたら恥ずかしいものがあります。ほんと、すみません。

さて、la manchaさんの、かつての上司の方のお言葉、

「交渉は先に感情的になった方が負けだ」

これは全くその通りですね。実は、私は感情的になることもままありまして、それを抑えるのにいつも大変な思いをしています。2年前の労働審判の時も、常に自分に「冷静に」「冷静に」と言い聞かせてました。

これ、不思議なもので、相手が先に感情的になってくれると、自分は逆に冷静になれますが、相手が落ち着き払っていると、こっちは感情的になってしまうものですね。情けない話ですが、私は何度も失敗しています。

ところで、記事にある入居者、いつも当方は穏やかに話しているのですが、どうもそれだと舐めてかかられるようなので、今度はキツク言うことにしよう、と思っています。ま、仏の顔も三度まで、ということで。

そうそう、生姜湯の作り方、教えてくださって有り難うございます。早速試してみます。

Posted by poohpapa at 2009年11月05日 21:40
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