2009年11月14日

東西ドイツの税金の話

ニュースとしては古くなってしまったが、今年がベルリンの壁崩壊から20年とか。なんだか、もっと最近の出来事のような気がする。

うちのお客さんの両親がドイツに住んでいて、帰国した際にドイツの税金に関する興味深い話を伺った。

ドイツでは、収入のおよそ半分が税金で持っていかれる、とのこと。その代わり大学まで授業料などは一切かからないし、病気になっても治療代などかからないとか。大学の授業料が無料なのは、ドイツには私立の大学は無いからで、それは意外だった。自由主義の国には、どこの国にも私大はあるもの、と思っていたので。

そして、もっとも驚いたのが、この話。

ベルリンの壁が崩壊して東西ドイツが統合されて以来、旧西ドイツの住民には旧東ドイツの経済援助を名目に10%の税金が課されていて、それは今も続いているとか。当初は統一ムードに湧いて喜んで負担していた旧西ドイツの住民も、さすがに「いつまで負担させられるのか」と徐々に不満が高まっている、とのこと。

そりゃあそうだろう、半分+10%なら、収入の4割で生活しなければならない。日本でなら、いくら学費や治療がタダになっても生活が成り立たない。少なくとも、カネの問題以前に、国民が政治家を信用していないのだから。

ドイツでさえそうなんだから、南北朝鮮の統一、なんてことになったら、とてもじゃないが自分の国だけでは支えきれないものだろう。

ドイツと日本、どちらの税制が良いかは解からないし、ドイツの実情の詳細は不明なので一概には言えないが、私は、そういう重税を受け入れられる合理的な国民性は羨ましい、と思う。
posted by poohpapa at 05:00| Comment(4) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。

私は旧東ドイツ出身の方と知り合いなのですが、雇用される側は東西で別の給与体系になっていて、同じ会社で同じ仕事をしていても東側出身の人は低い給料しかもらえないそうです。そんなところからみても、まだまだ経済格差はなくなっていないようです。
Posted by みゅう at 2009年11月14日 10:17
みゅうさん、おはようございます、そして、初めまして

やっぱりそうなんですね。でも、20年も経っていて未だに賃金格差がある、というのはキツイですね。ドイツの政治家も、本当の意味での統一国家にすべく努めているでしょうから、それでも縮まらない、というのは出発点が違いすぎた、ということですね。当たり前ですが、日本の市町村合併とはワケが違いますモンね。

旧東ドイツの方の給料が安くても、自宅(東ドイツ側)に戻れば物価が安くて生活しやすい、というなら解かりますが、たぶん、そんなこともないでしょう。

ドイツは一度だけしか行ったことがありませんが、日本人と国民性が似ていて大好きな国なので、早く格差がなくなるよう願っています。
Posted by poohpapa at 2009年11月14日 10:42
poohpapa様毎度ぉ〜♪
(*^_^*)

私もドイツの国民性、好きなんです。
その切っ掛けは、もう遠い過去の話になっちゃいましたが、
ミュンヘンオリンピック体操、男子鉄棒で、史上初の【ムーンサルト】を決めた
塚原光男氏の演技に《9.90》の点数しか出なかったのに対して、

場内で大ブーイングが起きた時、
(わぁ!ドイツって、何とフェアで、素晴らしい技術は素直に賞賛してくれる国民性なんだろう♪)
って感動を覚えたものでした。

尤も、あの技は鳥肌立ってしまう程のエポックメイキングなウルトラD難度の技で、
国内予選の時には未だ完成出来ていず、着地に失敗ばかりしていて、あのミュンヘン現地で初めて《ピタリ》と着地成功したものだから、
明くる日の新聞にも分解写真で確か一面に載ったと思うのですね
ヾ(^_^;


最初から話がずれててゴメンナサイ。

でも、ドイツ国民の方々みたいに、収入の半分以上を税金に持って行かれても、
納得出来るものは粛々と受け入れる事が出来るのなら、
日本の様に、歳入が不足しているのを国債でカバー先送りして、
その結果として子孫に『一人あたり何百万円の借金がある…』なんてみっとも無い状況に陥らずに済んだのに…

日本は、先行き不安や、自民党への不満から、民主党へと政権交代したけれど、
『埋蔵金を活用すれば国債発行しなくてもイケる』とか、
子供手当てや高速道路無料化等の口当たり良いマニフェストを発表していたのも、

迷走に迷走を続けた挙げ句に、どうやら理不尽な増税ラッシュが待ち構えてるみたいだし…

『バカヤロー』な事ばかりバレる鳩山総理と、
『腹黒い』イメージ満載の小沢イチローのコンビ…


『日本は日本人のものじゃ無くなり』そうだし、

もし誰でもが数年後の日本を覗く事が出来るのなら、も少し政治に関心持つでしょうに…
|||(-_-;)||||||


日本の増税は、やるべきなんでしょうが、ただしフェアに、納得出来る形でやって頂きたいものです。
今やろうとしているのは弱い者を救うのでは無い政策ばかりです。

他の長所を認め、学ぶべき事は学べるのが、本来日本人の持っていた美点の筈でしたが、

街中で見掛ける煙草のマナー一つ取っても、ウンザリさせられる人間の何と沢山居る事でしょう?

民主に期待しない点の方が圧倒的に多い私ですが、煙草を増税するのは、『賛成』それも『一箱500程度』に…
まぁ…実際には煙草農家さんの事やら何やら考えて、、、
400円にもよう出来んのでしょうが…


長々と書いてしまいました。

ドイツを私が好きな本当の理由、
実はプロレス、それも【力道山時代】から活躍していて、少し前に亡くなった
【無冠の帝王】カール・ゴッチ氏の品格ある風貌と、
抜群のテクニック(アンドレ・ザ・ジャイアントに決めたジャーマンスープレックスホールドに痺れました♪)に、
子供の時から憧れていた…のが一番大きいみたい(爆)
Posted by 街のクマ at 2009年11月16日 04:22
クマさん、おはようございます

カール・ゴッチ氏、ドイツ人でしたか・・・、子供の頃はそんなことは何も考えずに観てました。昔のプロレスラーは人間離れした凄い選手が多かったですね。今は小粒で、番長同士の喧嘩、くらいのレベルなので観ていませんね。

キラー・コワルスキーでしたっけ?「ニードロップで相手の耳をチョン切った」とかの個々の選手にまつわる伝説も聞かれませんし。

吸血鬼フレッド・プラッシーなんかは「噛み付き」で有名でしたが、本当はそんな反則などしなくても凄く強いレスラーなんですよね。

あと、それぞれに皆、得意技を持っていて、鉄人ルー・テーズがこの体勢に持ち込んだらバック・ドロップが来るぞ、とかハラハラしながら観てましたね。そういうスリルが無くなったのも最近のプロレスの衰退の理由かも。もちろん、スター選手がいないことも。

って、何の話でしたっけ・・・??

あ、そうそうドイツ人の話ね(^^ゞ

ドイツ人はお店をしてても、客の相手の最中でも、決まった時間になればシエスタに入ります。「そんな時間に来店するのが間違い」って感じで。合理的と言うか傲慢と言うか・・・、でも、それで通る国民性なんですね。日本では無理です。だから羨ましいです。

でもって、

<<他の長所を認め、学ぶべき事は学べるのが、本来日本人の持っていた美点の筈でしたが、

全く、同感ですね。あと、

<<街中で見掛ける煙草のマナー一つ取っても、ウンザリさせられる人間の何と沢山居る事でしょう?

これも、思うところあります。

今、民主党がタバコ税を大幅に上げる案を出してますが、愛煙家からすれば由々しきことで、でも、そうなるのは愛煙家にも原因があるのです。マナーの悪さや火災原因の2番目(数年前までは長く1番目)、副流煙での無関係な人への健康被害、などの理由からタバコを吸う人が嫌われているから、大多数の国民(約65%)から同意を得られてしまうから、ですね。

マナーを守らない「タバコ好き」(愛煙家などとは言いたくない)がいることで、理解者を失っているんですね。

ま、自分のことしか考えないと、結局は自分が損をする、と、なんだか、今の世の中にもイソップ物語が生きてますね(^^ゞ
Posted by poohpapa at 2009年11月17日 07:49
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