当社のペット可の1Kの空室募集に業者から問い合わせが入った。
「その部屋では犬2匹はダメでしょうか?」
問い合わせてきたのは、経営は堅実で社員も皆感じが良く、ふだんから仲良くしている業者である。
「このご時勢なので家主さんはたぶんOKしてくれると思いますよ」と答えると、「もう一つ、ご相談が・・・」とのこと。ピンと来た!
「お家賃、もう少し下がりませんか?」と訊く。やっぱり、である。
それで、
「家主さんに訊けば下げてくださるかも知れませんが、既に値下げして募集しています。それに通常はペット可と言っても1匹で、それを2匹飼わせてくれ、とお願いするのですから、家賃の値下げ交渉をするのは如何なものかと思います。先のことを考えれば家主さんに華を持たせてあげたほうが宜しいんじゃないでしょうか」、と答えた。
ふつうで考えれば逆になるのが当たり前である。「犬を2匹飼わせて頂けるなら家賃は少し高くなってもかまいませんので」、と。そう言われたからといって、私は家主さんに「この際、値上げしましょう」とは言わないのだから。
そんなのは、レストランで800円のハンバーグ定食を注文するのに「目玉焼きをトッピングしてほしいのですが、それで700円になりませんか?」と訊いているようなものである。
業者の担当者もそのへんは充分解かっていて、客の手前、訊いてみただけのことであろう。とくべつ非常識な問い合わせでもないから「訊くまでもないこと」などと腹は立たないが、自分のことしか考えない客は入れたくない。早く入居者を決めたいのはヤマヤマだが、少なくとも、「その客は申し込んでくれなくてもいいや」、と思っている。
ハッキリ言って、ここ数年、客質は確実に低下してきている。
なんとも「あつかましい客」ですねえ(苦笑)。
客を教育できる担当者にならないと・・・とも思うのですが、どうなのでしょう。
仕事上「生活保護」の人たちと接することがあるんですが、総じて「あんた働けるでしょ?」という人ばかり。また雑談をそれとなく聞いていると、彼らは遊んでばっかりです。健康ランドやらテレビゲームやら・・・。また自己の要望ばかり言ってくるもの生活保護の人に多いです。
最初に甘い対応したツケなんでしょうなぁ・・・。
入居者にも同じことがいえるのかもですね。人を見抜くのはなんとも難しいものだなとも思いました。
スパコンの日記、楽しく読ませていただきました。コメントしようかとも思いましたが、かなりヒートアップな感があったので遠慮しました(^^;>
政治も人材不足なんでしょうね。人を育てるのは真に難しいなあとも・・・。
そうなんですよ、生活保護の受給者は、不動産会社からすれば半分以上は不正受給と思しき人たちです。そのうち明らかな不正が半分、働く気があれば働けるのが半分、てとこですね。
立場上、だからと言って役所にチクることもできないのですが、「こういう奴らに税金を使われてしまうのか」と腹が立ちます。
私なんかはボーナス無しで実質的な月給28万弱で、その中から税金や年金や健康保険、家賃、公共料金を支払って、概ね1ヶ月を9万で生活していますから、ぎっちぎちの生活を送っています。ま、時には副収入もありますから、それでもどうにか生きてはいけますが。
見ていると、私より暮らしぶりの良い生活保護受給者がいますね。
役所もちゃんと審査し、(口はばったい言い方ですが)不動産屋も或る程度は客を教育、指導する、ということも必要でしょうね。
役所の担当者は「自分が責任を問われない」よう汲々としていて、とにかく問題を起こしたくない、巻き込まれたくない、のがミエミエです。そのツケが不動産屋に回ってきたりします。困ったものです。
ところで、スパコンの記事でのコメントの応酬、コメント数もですが文章量も相当なものになっていまして、既にブログのコメントの域を超えていますね。それだけ真剣にお考え頂いている、ということで、それは嬉しいことですが、私の能力はとっくに超えてしまっております。なので、コロラドさんが参戦しないでくれたのは大助かり、であります^_^;