2010年03月06日

家主さん宅の先客

多摩地区の郊外にあるアパートの家主さん宅を訪問すると・・・、



先客がいるようだった。広い敷地の奥に建つ母屋の玄関前まで進むと中から大きな笑い声が聞こえる。私はアポイントを取って訪問していたのだが、チャイムも鳴らさなかったし、わざと電話を掛けてみたり、なんてこともしなかった。何故かというと・・・、


玄関前に停めてあった訪問客の車に「◎建コーポレーション」とあったから、である。つまり私と同業者みたいなものだったからだ。

これが車に会社名が書いてなかったり、同業者ではないと判っていたなら遠慮なくチャイムを押していたと思う。ただ、同業者の話が例え私にとって都合の悪い商談であったとしても、同業者の営業を邪魔したくはない。先方だって準備万端整えて来訪しているだろうし。

訪問者はレオパレスや大東建託と同じく、アパートを建てさせて一括借り上げをする業者なのだが、その家主さんが◎建コーポレーションに何の用があったのか不思議だった。既に建っているアパートの管理を「ぜひ当社にお任せください」という話でないのは解かる。

この場合、私は事前に約束していたのだからチャイムを押しても問題はないとは思うが、そうすると向こうの商談を邪魔することになる。当然に「来客が誰か」知っていて(それを追い出して)割り込もうとしたなら私の印象は悪くなる。そこで、相手の商談が終わるまで外で待つことにした。それで正解だったようだ。

後で伺ったところでは、家主さんは途中から、私が外で待っているのでは、と思い始めて気になっていたそうだ。それもそのハズ、私は電車で行っていて、寒空の下、35分も待っていたのだから(*^^)v

もちろん、そういう誠意(?)はハートのある家主さんにしか通じないものだから、これが冷たい家主さん相手なら、同業者の来訪と判っていてもチャイムを鳴らしていたと思う。

家主さんによれば、訪問者の来訪目的は「アパートの建て替え」を勧めるものだった。へ・・・???、である。アパートはまだ築20年で、しかも家主さんが普段よく手入れなさっているからこの先最低でも10年や15年は十分もつと思われる。「なのにどうして?」なのだが、営業マンからこう頼まれたんだとか。

「ノルマが厳しくて、私が営業で動いているという実績を会社に示さなければなりません。建て替えてくれなくてもかまいませんので、商談だけ進めていることにして頂けませんか?」、と。

気の良い家主さんは「建て替えはしない」という内々の条件で受けてあげることにしたんだとか。実は、それは危ない話ではある。ラフなプランではあるが、ちゃんと設計図面まで持ってきて上司を伴って訪問までしているのだから、営業マンは「会社に対する体裁だけのため」ということで諦めるワケがない。もし、営業マンが「建て替えることはない」と本気で承知していながらそうお願いしたとなれば、厳しいノルマで社員を「商談偽装」に追い込んで無駄な経費を使っている会社に将来は無い、ということになる。早晩倒産するであろう。

未亡人である家主さんは「うちの今の状況では絶対に無理だし、建て替えないから大丈夫よ」と笑うが、相手もプロである。「双方了解済みの偽装」として諦めるとは思えない。なんせ気の良い家主さんであるから、同情して判を押さないとも限らない。

私が建て替えの話を潰すにしても、相手にちゃんと商談をさせておいてから家主さんに根拠を示した上で理解してもらうのが得策であろう。でないとこっちの損得だけで反対していると思われかねない。


しばらくは注意していなければ・・・。



posted by poohpapa at 06:48| Comment(4) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
正に《生き馬の目を抜く》みたいな…
油断していたら、『ぇっ!なんでそうなるの!?』な展開に填められて、、、
昔、『友達になって下さい』と私より凄く年下の女性に、あるサイト(出会い系ぢゃ無いですょ 笑)
で話しかけられ(コメントで、です)「いいですよ♪」と返事して、暫くしたら『仕事始めたので、仕事している私を見に来て』とメールが来まして。
はるばる京都まで彼女の顔を見に行ったら、結局情絡みで百万円もする毛皮のコート買わされかけて(超怒)

スケベ親父だと思われた結果だと自己反省しきり…な痛い出来事がありました。

実害を喰う程の『ウブな叔父様』では無かったのが救いでした(爆)

話好きだったり寂しがり屋だったりするだけで、
(カモにしてやろう…Ψ(`∀´)Ψケケケ)
って狙いをつけられたりするんだから…油断も好きもありゃしない(ォイ、字が違う)
Posted by 街のクマ at 2010年03月06日 09:47
ご無沙汰してます。仕事の都合上中々自分の時間をとることが出来ず久しぶりにブログを拝見させていただいてます。
昨夜やっと地元に帰ってこれて予約していた宅建の参考書を購入出来ました!焦らないでじっくり勉強してみようかと思います。


今の世の中、どこでどんな悪いことが起きるかわかりませんもんね。だからむやみに他人を信用しちゃいけない。そうかも知れませんが、冷たい世間になってくようで悲しいですね。。
Posted by 山口優太 at 2010年03月06日 13:28
クマさん、おはようございます

それって、ただ、助平な男が妙な期待を抱いて、のこのこ女に会いに行って、騙されそこなって帰って来た、というだけの話じゃん!(*^^)v

って、私も経験したことがあります。その時は職場に訪ねてきたんですけど。「あなたのお友だちの紹介で来ました」とか言ってて、まあ、物凄くキレイなお姉さんでしたが「英会話教材」の販売でした。

私がまだ20歳になったばかりの頃で、お姉さんは20代後半、世の中にこんなキレイな女性がいるのか、って思ったくらいでしたね。

男はね、一度や二度、たいがいはそんな経験をしてるものでしょうね。ま、クマさんは何度も引っかかっていそうですが(爆)
Posted by poohpapa at 2010年03月07日 07:10
山口優太さん、おはようございます

宅建の勉強はGW明けくらいからで大丈夫ですよ。あまり早くから始めると、飽きてしまったり、意欲が萎えてしまうので(*^^)v

そのあたりは過去ログをご参照ください。

人を疑うのは悲しいし寂しいことですが、100%信じきったりせず、頭の片隅では疑いを持っているのがよいでしょうね。相手を信じていればいるほど、裏切られた時のショックは大きいものですし。

もっとも、この歳ですからけっこう慣れましたけどね、そういうの(爆)
Posted by poohpapa at 2010年03月07日 07:17
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