来客中だったが便意をもよおし、というか急な下痢症状で、仕方なく話を中断してトイレへ。うちの事務所のトイレは珍しく和式^_^;
若い時は体が柔らかかったので和式のトイレでも全く問題なかったが、今は低い位置までお尻を下ろせないし、お尻を拭くことも困難である。おっつけ、中腰の手前くらいの姿勢で用を足すことになる。
用を足してから紙を引っ張って折り畳む、なんてこともキツイので、予め準備しておいてから用足しをする。
物件確認が携帯に入ることがあるので、その日もトイレに携帯を持って入っていたのだが、さあお尻を拭こうか、という時になって電話が掛かってきた。
「あのお、◎◎ですが、家賃の支払いの件で・・・」
「ああ、どうなりますか?」(しまった、なら出るんじゃなかったよ)
慢性的に滞納している女性入居者からだ。よりによってこんな時に、である。早く拭かないとお尻の周辺がタダレてしまうのに、どこまでも迷惑をかける女だ(文字通り、クソッ!^_^;)
「やはり払えないので、どうしよかと思って・・・」
「え?、どうしようか、ってのは?」(払ってもらわないと困るよ)
「何ヶ月溜まってましたかね?」
「4ヶ月分です」(今頃そんなこと訊くなよ)
「ああ、それじや払えないわ・・・、払わないとどうなりますかね?」
「出てってもらうことになりますよ」(決まってんだろが!

「今は出てくれと言われても出られないし・・・」
「出られないと言われてもねえ・・・」(俺は早くココ出たいんだよ!)
「とりあえず、15日に1ヶ月分だけ何とか払います」
「大家さんに伝えときます」(今ならいくらでもいいよ、電話切るよ)
「大家さん、それでいいって言ってくれるかしらねえ」
「相談してみないと解かりませんね」(うお、足がつり始めたよ)
「今、アパートには帰んないで長男の家にいるんだけど・・・」
「そうですか」(そんなの関係ねえよ、早くケツ拭かせてくれよ

「これからどうしたらいいんだろ・・・」
「あの、すみませんが今接客中で」(ダメ、もう限界!


最初に「今、取り込み中なので掛け直します」と言えば良かったのだが「直ぐ終わる」と判断したのが間違いだった。言うタイミングを逸してしまって長引き、限界まで頑張ったものの力尽きてしまった

これが物件の確認だったら「はい、まだありますので宜しくお願いします」で済んでしまうし、本来ならちゃんと相談に乗ってあげたいところだが、なんせ状況が状況だけに、それどころではなかった。
15日にまた電話してくるから、その時は丁寧に聞いて上げよう、
トイレでしゃがんでなければ、の話だが

みたいな体位?(笑)
*…爛れたらいけませんょね…
やはり(*^_^*)黄門様は大事に至らぬ様に、助さん格さんにお任せと云ふ事で♪
いやあ、ホント、キツかったですよ〜。腿がパンパンに張ってきて痛くなっちゃって・・・。向こうは、まさか私がそんな格好で電話受けてるとは思ってないからノンビリした口調で話すんですよ^_^;
それにしても、洋式トイレ、とくにウォシュレットに慣れた尻には和式トイレは辛いものがありますね。日本人はトイレが和式だから腰が強かったワケで、最近の若者は相撲を取らせたなら、ちょっとした投げ技で簡単に転がりそうな気がしますね(*^^)v