当然に店頭は既に閉まっていて中のシャッターは下りている。ATMが設置されているコーナーは正面入口(手動ドア)と裏口(自動ドア)の2箇所で、正面入口側は2基、裏口側は3基のATMがあって、裏口側のほうがスペースがゆったりしているし、警備員の詰所があって何となく安心できるので、私は主に裏口側を利用している。
多摩信の本店のビルは他のテナントは入っておらず、正面の入口からはATMの利用客しか入ってこないが、裏口は多摩信の職員も利用していて、エレベーターで上階のオフィスに行ったりしている。
で、いつものように裏口から入ろうとして自動ドアの前まで行くと、明らかに多摩信の職員と思しき40歳くらいの女性と私と同年代の管理職らしき男性が反対側からやってきて、私とほぼ同時に自動ドアの前まできた。まるで先日のオークス(競馬;G1レース)の同着1位の写真判定のように「ほとんど同時」というタイミングである(*^^)v
こういう時、普通はどうするか、
こちらは多摩信の職員でないのは明白なのだからATMを利用するために来店した客としか考えられないハズだが、二人はサッサと先に入ってしまった。「1着賞金は私のもの」とでも言うかのように

うちのがたまたま一緒にいて様子を見ていて、後で「あれはないよね、普通はお客さんに『どうぞ』と言って譲るもので、あれじゃ腹の中で客をどう思っているか分かってしまうよね」と言っていて、私も全く同感であった。ま、そこまでは客を馬鹿にしてないとしても、こちらにそう思われても仕方ないだろう。
以前、三越だったか記憶が定かでないが、社長が全社員を前にした訓示で、「お客様がうちの買物袋を提げていたら、店の外ですれ違う時も『有り難うございました』と必ず声を掛けて会釈するように」と指示したことがあって売り上げを伸ばしたという。私服でいたならともかく、制服を着ていたなら相手からは三越の店員だと分かるワケで、社長の指示は当然といえよう。
多摩信の職員は裏口からよく出入りしていて、同じくらいのタイミングで自動ドアの前に立つことはしばしばあるが、たいていは「いらっしゃいませ」「どうぞ」と笑顔で先に入るよう譲ってくれているから、昨日の二人はたまたま何かに気をとられてボ〜っとしていたか、気が利かない人なんだろう。
正直、私も「へ!??」と思ったが、うちのがそういう細かいところまでキッチリ観察していたのには驚いた。ちょっと怖いかも^_^;
その後、二人でそのまま高島屋に行ったのだが、狭いほうの出入口の前で、思わずうちのに「どうぞ」と先に入るよう勧めてしまった

ハイ、うちのから「今さら遅い!」と言われました(おお怖っ!^_^;)
店員さんの何気ない仕草って、結構目につきますよね。
つい先日、秋葉原で買い物をした際、購入する品がレジから落ちた(割れ物でもなく、傷がついてもどうともない品)のですが、こちらが何を言わずとも、店長さんが新品のものと交換していました。
心の中で「(店長さんどうするかなぁ〜)」と思って見ていましたが、こういう心遣いが、お店の信頼に繋がっていると感じます。
いい店長さんですね。中には知らん顔して袋に入れる店員がいますもんね。5年前くらいに記事にしてますが、近所の生花店で贈り物にする花籠を購入した際、蕾を誤って切り落としたのに、その店員が知らん顔をしているので「ちょっと、それ!」と言ったら「それが何か!?」てな顔で「なんですか?」と言われました。2度と行かなくなりました。
お客さんて、けっこうよく見てますよね。そういった当たり前の(小さな)処置の積み重ねが信用や固定客の増加にに繋がるんですね。
私も気をつけないと^_^;
たぶん見られてますよ。
お互いに気をつけましょう。
また古い話をネチネチと・・・(爆)
はい、気をつけましょうね(*^^)v