2010年07月23日

ちょっと怖い光景

一昨日、駅方面にうちのと出掛けると、駅を出たコンコースのところで或る集団が道ゆく人々に何か訴えている。

どうやら、創価学会の犯罪行為に対していろいろ糾弾しているようだが、その内容が真実だとしたなら非常に怖いものがあった。創価学会が絡んでいる殺人事件で、なぜか捜査が途中で打ち切られた事件とか、裁判で係争中のものとか、相当に強い調子で訴えかけていたのだが・・・、

怖かったのは、その演説内容とか口調ではない。

実は、その人たちを遠巻きにして離れた位置から数人の男性がビデオカメラで並んでいる人の顔ぶれや一部始終を録画しているのだ。

それは、訴えかけている側が記録の為に撮っている、という雰囲気ではない。どうも、創価学会の信者が「威圧を目的として」撮っているようだった。「お前たちの顔はちゃんと撮ったから、これから素性を調べて反撃するよ。何かあっても知らないよ」とでも言っているかのようで、無言でビデオを廻しているだけに、かえって不気味だった。聴衆も「自分たちの敵」と見なされて撮られていたかも知れない。


私は、親父の遺言もあって、絶対に特定の信仰は持たない。だが人様が信仰を持つことは何とも思わない。友人の中には学会員もクリスチャンも普通に仏教徒もいるし、怪しい新興宗教に入っている者もいる。べつにそんなのは個人の自由であって、私に勧めなければ良いだけのことだから拒絶したりはしない。

だが、一昨日のような光景を目にすると、やはり宗教は怖いと思う。

何をどう信仰しようがかまわないが、了解もなく無言でビデオカメラを人に向けるのは傲慢と言えよう。そんなことが平気で出来る人間は実に不愉快だ。たまたまビデオを持っていたから風景を撮っていた、なんてことではないだろうし、どこで情報を掴んだものか。撮影していた人は、それで点数稼ぎになるんだろう。

実は似たようなことは私も経験したことがある。3年前、当時の会社の社長と長男と次男と顧問税理士が突然店にやってきて、「はい、今日限りクビです」と言って問答無用で解雇通告を読み上げた際、(私の了解もなく)社長の次男が至近距離から私の顔にずっとビデオカメラを向けていたのだが、その時とよく似ている。まあ宗教とは関係ないが、「やってることの傲慢さ」ということでは変わりないように思う。

まあ、私にとって一番ショックだったのは、今の今まで私の良き理解者と信じていた社長が(長男に押し切られて)、自分の子供が「そういうことをする」のを制止しなかった、ということなのだが・・・。

嫌なことを思い出してしまった・・・ふらふら

ほんと、人間は怖い。
posted by poohpapa at 06:00| Comment(6) | エピソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 創価学会は好きではありません。入信するとその家族が今までとは様変わりで人が変わってしまう。幼少の頃隣のお友達の記憶が思い出されます、信仰の自由はその人の自由で勝手ですが他人の迷惑を顧みない身勝手さが嫌いです。特に創価学会は忌み嫌います。はっきり言って「宗教」は心の問題で純粋に「個人の心」に存在する価値観でしょうね、他人に影響を直接的に与える宗教とはエセ物です...ましてや政治団体と直接関係した宗教は...。
Posted by goen at 2010年07月23日 10:05
goenさん、おはようございます

私が通り過ぎる際に見たビデオカメラを回している人、2人でしたが、もっとたくさんいたかも知れません。いろんな方向から撮影するものでしょうから。

で、「わざわざ威圧する」ことがその宗教団体の本質を示している、と思うのですよ。ま、駅前の往来で「殺人者」だの「オカルト宗教」だの糾弾されたら反撃したいのは解かりますが、やりかたが陰険です。

私の業界でも、少なくとも私は、ある宗教団体に所属している人と接していて、けっこうトラブルに見舞われたので、腰が引けますね。

ま、自分とは関係ない世界。だと思いたいものです(*^^)v
Posted by poohpapa at 2010年07月24日 09:04
初めまして。いつもこっそり楽しんでいる一読者です。
ちょっとこの記事は洞察力のあるpoohpapaさんらしくないなと思い初めてコメントします。

創価学会を糾弾する団体側に対しても昨今は問題視されてまして、気に入らぬものを創価学会関係者と断定して叩く、自分たちを批判する者を創価信者とレッテルを貼り叩く…という非道が横行してます。
宗教、特に創価学会に拒否反応のある人は多いですから、それだけで批判として成り立ってしまう(ように見えてしまう)。正にレッテルです。

そんな動画を自分たちで撮影しWEBで拡散しているので、今回の記事の撮影者も関係者がほとんどだったのではないかと推察されます。

東村山の市議会議員の問題(検索すると沢山出てきます。おはらん氏の「C.I.L」というブログが参考になります)で注目している人も少なからずいますので、その辺り、見誤らないで欲しいなと思ってます。
恐らく、立川辺りで喚いている団体でしたらこの件に深く関わり、何の罪もない一般人をも威圧しています。

印象として記事のように思われることは致し方ないと思いますが、その背景も考えて頂きたいなと思ってます。
Posted by お節介ではありますが… at 2010年07月26日 03:38
お節介ではありますが…さん、おはようございます

ぜんぜん「お節介」ではありませんよ〜。

すみません、ご紹介のサイト、まだ拝見していませんが先に返信を。

なるほど、そういう可能性もあるんですね。実は演説していた側も「昔のアジ演説調」でして、共感がしにくい雰囲気は有りました。ま、不特定多数の道行く人に訴えかけるのですから仕方ないかも知れません。たしかに、一般人を威圧する雰囲気も醸し出していましたね。関係ない人間にとっては早く行き過ぎたい感じでした。

私が「ビデオを廻していたのは創価学会の人」と思ったのは、(自分で体験したことではありませんが)信濃町の創価学会の本部の近くに行くと、ただ立っているだけで職員からカメラを向けられる、という記事や類似の記事を読んでいたことによります。

私自身では、撮影されたワケではありませんが35年前、長男が誕生した頃の話、私が表通りに出て車を待っていると、前の家から主が出てきて「何か御用ですか?」と訊かれたのです。「いえ、車を待っているだけです」と答えると、「ふ〜ん」という感じで中に入っていきました。ちょうどその家で創価学会の会合が開かれていたようで、排他的で、その警戒心の強さが強く印象に残っているから、であります。

私の友人(同級生)の中には何人も創価学会員がいますし、家主さんにもいらっしゃいますが、こういう言い方をしてはナンですが、普通の人より思いやりのある人です。ただし、お客さんとしての学会員はほとんどアウト、とんでもない人物でした。これは、トラブルの前後に「創価学会の人」と解かったからであって、何もトラブルがなければ、知らずに大半は「いいお客さん」で済んでいる話ですね。

いずれにしても末端の一信者であっても「自分が団体を代表している」という認識は持っていないと善良な仲間に迷惑が掛かりますよね。

それは、我々の業界も同じで、一社が悪いことをすると「だから不動産屋は・・・」と思われてしまいますもんね。

私の場合は、同じ日蓮宗でも立正佼成会の家主さん(3人いました)は全員が「とんでも家主」でした。人を利用するだけ利用しておいて自分はいい人になっていて、もうたいへんな目に遭いました。関係ない話ですみません、思い出してしまったもので^_^;

<<印象として記事のように思われることは致し方ないと思いますが、その背景も考えて頂きたいなと思ってます。

ご指摘、ご尤もかと存じます。どうも有り難うございます。



Posted by poohpapa at 2010年07月26日 08:00
邪教 創価 と池作。

これは、見るだけで、人生の害、国家国民の害になる邪悪な連中です。

人を狂わせ、洗脳し、命と人生を破壊します。

若い人、年寄りも、絶対に近づいてはならない邪悪な組織です。

日本から、消滅させるべき団体です。
Posted by 邪教はいりません。 at 2017年09月01日 00:29
邪教はいりません。さん、おはようございます

この仕事をしていて、一番不快な思いをした宗教は立正佼成会と真如苑です。いずれも家主さん絡みです。立正佼成会は・・・、「こいつら人間の皮を被った鬼畜だな」と思いました。真如苑は立川に本部がありまして、個々の信者さんは気のいい人たちなんですが、「よくそんなことができるね!?」と言いたくなる出来事が幾つかありまして、金輪際、付き合いたくありません。

私は「宗教だけは関わるな」という父親の遺言もあって無信仰を貫いています。罰当たりでOKです。
Posted by poohpapa at 2017年09月01日 07:29
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