案内した部屋をそれぞれがそこそこ気に入ってくれていたが、昨日お母さんから電話があり、「息子が2、3ヶ月バイトしてから借りたいと言っているので、それまで部屋探しを延期してもらえないか」と相談があった。もちろん、お客さんの意思を尊重して要望を受けたが、こちらは管理会社や家主さんに事情を話して了解をもらっていた。
ご次男からすれば、「無職では審査が通りにくくても、バイトしていれば審査が通りやすくなって選択肢が広がる。そうすれば多くの部屋から選べる」との思惑かも知れないが、たいして変わりはない。
二人には最初に「満点の部屋が見つかることなんてまず無いし、率直に言って、事情があっての部屋探しなので、ある程度の妥協はしなければなりませんよ」と話してあって、部屋もそこそこ気に入ってくれていたのだが、「もっといい部屋があるかも知れない」と思ってしまったのだろう。現に、商談中に「他にも何かないですか?」と何度も訊かれているし・・・。
このお母さんとご次男は、別々のアパートで決めることになっても決める時(時期)は一緒だから、ご次男だけでなくお母さんの部屋探しもセットで先送りになる。それも辛い。良く言えば「とても仲が良い母子」だが、互いに「親離れ」「子離れ」していないのだ。
こちらからすれば、今までのアドバイスも家主さんや管理会社に対する根回しも無駄になってしまうし、この二人に、と思っていた部屋が「その時まだ残っているかどうか」も分からない。
そんな条件のお客さんでも関係なく部屋を紹介して審査を通してしまう大手の業者もいるだろうが、そういう業者で決めて欲しくない。実はこのお母さん、再婚相手のご主人が持つ横浜のアパートをエ◎ブルに管理してもらっているので、そのあたりもよく解かっているのだが・・・、自分が部屋探しをするとなると話は別かも知れない。そのうちエ◎ブルあたりに行って、「なんだ、私みたいに高齢で無職でも問題なく審査が通るじゃない」と勘違いするかも。
私がこれ以上、現実を教えようとすると、この二人はもう当店には来なくなるかも知れない。話しても理解できるとは限らないから。
そういうのは日常茶飯事だし、商売なんてそんなもので、途中で考え方が変わることもあるだろうが、それにしても、部屋探しをするなら「条件や意思を先にしっかり(相談して)決めてから不動産屋を訪問してもらいたいもの」と思う。仮に3ヶ月後に再び部屋探しを依頼されても、その時には双方ともにハードルが高くなっていて益々部屋が決まらなくなることもありそうで、何とも気が重い。
私は、お客さんから「この人なら無理を言っても嫌な顔をしないだろう。キャンセルしても怒らないに違いない」くらいに思われているフシがあって、たしかにお客さんに対しては滅多に感情を顔に出すことはないのだが、それがために「舐められてしまう」ことも度々あって、それが自分の弱点だとよく解かっている。この人を怒らせたら怖いだろうな・・・、という雰囲気も、時には必要なのかも知れない


という雰囲気。私も身につけたいです。
ホント腹立つこと多いですね。
この人を怒らせたら怖いだろうな・・・という雰囲気は、このような雰囲気でしょうか?
http://
ec.atdmt.com/b/PJPPJMSNJZKY/100830inshoDAC_mmn_300_250.gif
人それぞれの個性や持ち味があるので、「身につけろ」と言われても出来ない相談でしょうけど、そういう雰囲気も時に必要なんでしょうね。
私が「そういう一面」を垣間見せたら、誰も相談など持ちかけないものでしょうし・・・。
いやあ、吹き出しましたよ(*^^)v
ゴルゴ13への仕事依頼には「ハンコ無用」なんですけどねえ。どんな依頼も全て「諾成契約」ですもんね。契約書を必要としていないからこそ、約束違反やウソ、隠し事を赦さない、と言えますね。
うちの事務所にも「用件を聞こうか」「俺のルールを思い出してもらおうか」「俺は依頼人のウソは赦さない」などなど貼っておこうかな(爆)
こういう雰囲気を作らないと・・・
まずはスポーツ刈り&もみあげ伸ばしから
始めないと。
その場を取り繕うことはありそうですけど、そうなると両者共に傷口は広がりそうです。
過去には戻れないので、人生は所詮チキン・レース。
理想を思い描いていても、現実的には目の前のものに妥協するしかない。(それを選んでも、選ばなくても後悔するものなんだ。別の選択肢を歩き直すことは不可能だもの。仮にできてもそこにも後悔はきっとあるに違いない。)
過去を振り返れば解りそうな、万人共通の経験だと思いますけど。
隣の芝生が青く見えるのは、人間の基本仕様なんでしょう。
だから生きていくのが楽しいんだな、きっと。
だから内心ドキドキしながら(ここまで弄って、絶交されたらどうしよぉ…)って思いながらコメント書いてます
(*~ρ~)ホンマカイナ?
ゴルゴ13は全巻持っていて、いつも寝る前に何話か読んでから寝ています。もう何回りかしてますね。同じ作品を何度読んでも飽きません。そのあたりは鬼平犯科帳と似ています。
でも、けろけろさんがスポーツ刈り&もみあげ・・・、似合わないと思いますね。千葉真一演じたゴルゴみたいになりそうで・・・(^^ゞ
「この人、怒らせたら怖そう」と思わせる目的は、素直に「言うことをきかせる」ためではなく、キャンセル止め、であります。
ほんの少しのところでキャンセルを留まるか、してしまうかの分かれ道になります。その時に、「ただ優しい」だけではダメなんですね。
以前、英会話の教材の販売をしていた時に、先輩から「オマエは契約も取るけどキャンセル率も高い。詰めが甘いのでなく、客に『あの人なら赦してくれそう』と舐められるからで、ある程度は厳しい一面も見せておいたほうがいい』とアドバイスされまして、なるほどと思いました。
ま、解かっていても出来ませんけどね^_^;
ご承知だとは思いますが、私が怒る「ツボ」というのがありまして、ただおちょくられたり、怒りに任せたコメントを入れてきたからといって腹を立てないこともあれば、他人からすれば「これくらいのことで何で怒るんだろ??」という些細なことで怒る時があります。
コメントにしたって、キツイ反論とかはOKです。それだけでは嫌ったりもしません。言葉がキツイのは全然かまいません。
持って回った言い回しで「小馬鹿にするような表現」はアウト、ですね。それだと「まず私という人間の人格を認めていない」ことになるので。
実生活では、電話で、こちらが話しているのに相槌を全く打たない人(過去に3人だけ)、理由はどうあれ金輪際付き合わなくなります。
クマさんは・・・現在「放し飼い」状態でありますから大丈夫ですよ(爆)