2010年11月20日

笑ったら申し訳ないが、私にとっては笑うしかない話

以前記事にした夜逃げ同然に出て行った母子家庭の話の後日談。と言っても昨年1月の出来事だから2年近くも前の話の続編になる。


先ずは当時の回顧から、

何の解約予告も無く、突然に知らない男が鍵を返しに来て、滞納分である1ヶ月分の家賃を当社で、ゴミ処分代を家主さんが負担し、1年以上もかかって回収した一件で、当時、私は右の腎臓が悪化して具合が悪くなっていた時期であったが、家主さんから「ご近所から、残していったゴミが分別もされずに山積みになってる、とクレームが入ったから、オタクで片付けて近所に謝っておいてくれ」と言われ、雨の中、うちのとゴミを片付けに行ったりもした。

家主さんに、「滞納家賃もゴミ処分代も家主さんに『出してくれ』とお願いしたらそれは不承知でしょうから、家賃分は当社で弁償しますので、ゴミ処分代は家主さんが負担して頂けませんか?」と、私としてはかなり譲歩してお話ししたつもりだったが、家主さんからは「どうしてですか?、オタクが審査して入れたのだから、オタクの責任ではないのですか?」という返事が返ってきて、かなり落胆したものだった。本来それらは家主さんの責任であることを丁寧に説明してゴミ処分代は出して頂いたが、それを契機に管理は他社に移っている。


で、その時、私からの内容証明にも反応を示さず、「私も生活保護で、娘の子供を二人も養子縁組して育てているからねえ、払いたくても払えないんだよ」と逃げていた母親(連帯保証人)から1年ぶりに電話があった。向こうは真剣に悩んでいるようだが、私からすれば「抱腹絶倒もの」の話であった。

「誰か、民事に強い弁護士さん、知りませんかねえ・・・」、と言う。「どうしたの?」と訊くと、「娘が今になって、私に養子縁組させていた子供2人を返せと言ってきてるんだけど、私は返す気はないから断ったら、娘が裁判を起こすと言うもので・・・」とのこと。

何で、しかも今になって私に相談してくるかねえ、とは思ったが、話だけは聞くことにした。娘は、私が知ってる限り4人の子供を出産している。父親は全て別の男で、さほど色気があるワケでなく、どこが男のスケベ心を誘うのか、男がどこに魅力を感じるのか私からすればサッパリ解からない。その娘は交際相手が代わる度に妊娠出産している。私の知る限り4人、と思っていたら、母親は「子供は6人」と言う。今の男との間に3人、と言うことで、初めて同じ旦那の子供を続けて産んだんだ、と思っていたら、「あん時(夜逃げ同然に退去したその日)に生まれたのが3ツ子だったんだよ」だと!

こう言ってはナンだが、「犬畜生じゃあるまいし」、である。無責任に子供を増産出産して、施設に預けたり母親と養子縁組を重ねていながら、今になって「親権は私にあるから返せ」と主張する。

「お母さんね、娘さん、子供手当て狙いじゃないですか?」と言うと、「そうなんだよ」とのこと。それで実の母親の元に子供が帰っても、その子供が本当に幸せになるんだろうか。母親(子の祖母)もまた子供手当てが念頭にあるものだろうが、この場合、実の親の元に帰るより、まだ祖母の元にいたほうが幸せかも知れない。ちなみに、娘も母親も、生活保護(+母子家庭手当て)受給者である。

本来は、子供は実の親の元で暮らすほうが幸せなものだ。だが今の旦那は実の父親ではない。狙いがカネなら、その子供が幸せになれるハズがない。母親の話がどこまで本当かは解からないが、「娘の今の旦那は麻雀とパチンコが好き」とのこと。子供6人で12万、「子供手当て」は親の遊興費に回される可能性が高いだろう。バラ撒き行政の最たる「子供手当て」の弊害がこんな形で出ている。

実際に、子育てにはもっとカネが掛かるものだが、元から子供の養育のために遣う気がないなら、子供の頭数を増やして子供手当てをもらったほうが得、ということになる。当然に虐待も起こりうる。


焦る母親にこう話した。「お母さんは急ぐ必要はありません。向こうが『裁判を起こす』と言うなら訴状を見てから対応を考えればいいんですよ。裁判にならなければ今の状況は変わりません。ただ、お母さんの部屋の合鍵を娘さんが持っているなら、留守中に子供を連れて行ってしまって「実効支配」している「現実的にも私が親」と主張するかも知れません。子供だけ残して外出しないことですね。もし訴状が届いたらコピーを送ってください。その時一緒に考えましょう」とアドバイスした。鍵を交換すれば良さそうなものだが、弁護士の相談料の1万が払えるかどうかという経済状況らしいので勧めなかった。

どっちも私に不義理をした人間ではあるが、相談があれば無碍にも出来ない。この場合、子供に責任は無いのだし、子供の将来の幸せを先ず考えないといけないものだろうから。ま、本音では、「真に愛情から親権を争う」のでなく「子供手当て狙いで頭数を確保しようとする」この母娘に対して、笑っちゃう、と言うより、非常に腹が立っているのだが・・・。

母親が私に相談したと知れば、そのうち、娘からも相談の電話が入るだろう。私に迷惑をかけたことなどすっかり忘れて・・・。私が甘い顔をしたなら、下手すれば双方から「ちょっと当座のカネを貸してもらえないか」と言ってくる可能性もある。

何より、過去の経験上、どんな解決を見たとしても、私が「どちらか」から、或いは「双方」から逆恨みされるような気がする。

相談には乗るが「深入り」はしないのが賢明だろう。それが私の最大の欠点だと最近やっと気が付いたことだし(オイオイ^_^;)



posted by poohpapa at 06:12| Comment(6) | お客さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは♪
『貧すれば鈍す』で、お金が無い惨めさは、本来持っていたかも知れない長期的な展望も想像力も、
自分にとって掛け替えの無い存在への愛情さえも剥ぎ取って行く様に思います。

子供手当ては、少し前に韓国籍の方が日本国外で何百人の養子縁組をしたとして、(まんま受理されたなら)一千万円を超える額の子供手当てを申請してニュースになりましたが、
生活保護で働かずに安穏と暮らす一部の人間には
『パチンコ代(遊興費)として』
『酒代として』

贅沢をする小遣いとして魅力的に映るのでしょうね…

流行り言葉にまでなった『働いたら負けだと思ってる』が、私には理解不能だったのですが、
某巨大掲示板で叩かれていた生保受給者の経済的環境と金銭感覚が、必死に働く《ワーキングプア》と呼ばれる低所得世帯と余りにもかけ離れている事実に唖然とし、

(ナルホド、こりゃ『働いたら負け』と云ふわな…|||(-_-;)||||||)と、妙に納得もしました(←するなよォイ!)

件の母娘、どちらに育てられても、この子供たちの幸せは薄い様に思います。

でも義父が居ない方が虐待は受けないで済む確率は遥かに低いでしょうから、いくらかマシ…でしょうね。

いっそパパ様が引き取(ry
Posted by 街のクマ at 2010年11月20日 12:18
こんにちは。

こういう人の話を聞くとつくづく思いますが、
子供手当が単なるバラまきでなく、
「社会で子供を育てる」という政策に基くものだというのなら、
少なくとも教材、給食だけでなく、遠足や修学旅行に至るまで、
学校生活に一円もお金がかからないようにするなど、
子供に直接渡る形から始めるのが当然でしょう。

今のは「子供手当」ではなく、「親手当」ですね。

因みに最近読んだ文章にこういうのがありました。
「動物は産んだ時から親だが、人間は育てることで親になる」

そうすると、今の手当ては「親手当」でもなくて「子供を産んだ大人手当」に近いものかもしれません。
Posted by hortensia at 2010年11月20日 12:24
街のクマさん、hortensiaさんの仰る事にまったく同感、です。

子供手当てをどうしても渡すのなら、せめて自治体?か学校に直接渡せ、と思ってました。
学校以外にかかる経費(子供の生活費?)もある、という事から親に渡す事にしたんでしょうけど、テレビで「塾の費用にする」と言ってた親もいました。
親の遊興費にしないだけマシなのかも知れませんけど、給食費も払え(わ)ない家庭の子供にとっては、学力や能力(習い事)の差となってその子の可能性や人生を変えてしまう要素を拡大するだけに・・・

やっぱり国民皆平等!にするなら、公立校全般を無料にするとか、子供にかかる病院代は無料にするとかしかないんじゃないんですかね。
こういう意図で税金を上げる、というなら、私は納得します。

次世代の国民がいなければ、国としてなりたたないです。
大学まで無料で、18歳前後?まで医療費が無料になるなら、今からでも私は誰かに催眠術をかけて子供を作りますヨ!(ぉぃ
私の体が機能するかどうかは知らないですが。
って、はしたない事を言いました^^;
Posted by 葉山猫 at 2010年11月20日 14:42
クマさん、おはようございます

これね、話を聞いて、直ぐ「子供手当て狙いだな」とピーンときました。自分の経済力も立場も考えず、無節操に子供を産んで、新しい男が出来ると先に産まれた子供を施設に預け、次は難しいとなると自分の母親に養子縁組をしてもらって親子になってもらい、政権が代わって子供手当てが支給されるとなると、「親権は私にある」と主張して「返せ」と要求する。子供のことなどちっとも考えてないのが分かります。

クマさんが仰るように、どちらに引き取られても、その子供たちは幸せではありませんが、これは、義父がいない分、祖母と暮らしていたほうが安全、ですね。

発展途上国へのODAと同じで、出すことは出しても「後は知らない」ですから、子供手当てが日本の将来の為に役立つなんてことはありません。日本は「カネを出したことだけで目的を達成している」のであって、カネがどう役立てられたかはどうでもいいから検証すらしないんですね。今までにどれだけの血税が垂れ流されたことやら。もちろん、自民党時代のツケ、責任は重いですね。

不謹慎な発言ですが、これでもし「子供手当ては廃止」てことになったら、実の親は何と言ってくるか非常に興味があります。

ま、答えは解かりきっていますが(*^^)v
Posted by poohpapa at 2010年11月21日 08:00
hortensiaさん、おはようございます

まさに、hortensiaさんの仰るとおりかと存じます。

こういう教育や福祉の政策に関してはドイツや北欧のケースがとても参考になるものでしょうが、政治家は勉強してないのかなあ・・・。

<<「動物は産んだ時から親だが、人間は育てることで親になる」

重い言葉ですね。それから言うと、この母親、子供を産み落とした時から「どこに預けるか」を考えていたくらいで、6人も産んでいながら未だに親になってないことになります。

もし、この母親がうちの店に相談に来たなら「この大馬鹿野郎!」と怒鳴りつけてやるつもりですが、今の旦那は麻雀とパチンコ好きとのことですからヤクザみたいなものかも知れないので、顔を見たら「あ、いらっしゃいませ」と萎れてしまうかも^_^;

とことん福祉や親を当てにして、自分で責任を負おうとしない親の子供が将来どんな大人になるか、だいたい想像がつきますね。

生きていて何も社会に貢献することもなく逆に足を引っ張るだけの大人なら、世の中にいてくれないほうが良い、と私は思ってしまいます。
Posted by poohpapa at 2010年11月21日 08:15
葉山猫さん、おはようございます

<<大学まで無料で、18歳前後?まで医療費が無料になるなら、今からでも私は誰かに催眠術をかけて子供を作りますヨ!(ぉぃ

ならば催眠術などかけられなくても私が立候補いたしますですよ(爆)

冗談は置いといて、国の体制の完成度は低くても、ただ人口が多いだけで国力となるのは中国が証明していて、食料の自給率との関係や問題もありますが、出生率が低くなることは国力の低下に繋がるのは明白なので、どうやって低下の一途を辿る出生率を高めるか、・・・で、出てきた政策が「子供手当て」・・・。

アホか、ですね。なぜ今の若者が子供を産まない、あるいは産むことを躊躇しているのか、根本的な理由を読み間違えたら「ただ溝にカネを捨てている」ことになります。こんな馬鹿な、というか「勘違い母親」が次々に現れることになります。

以前、子供連れの母親にテレビ局が街頭インタビューしていて、その母親が「民主党政権でなくなって子供手当が廃止されたら困ります」と答えていましたが、自分のことしか考えないんですね。そういう短絡的な国民が日本の政治や国力を退廃させていくんだと思います。

「税金をどう使うか」でなく、「いくら取られるか」「なんぼ支給してくれるか」しか頭にないのですから。

私は葉山猫さんのご意見に大賛成ですので、来る総選挙には「葉山2区」から是非とも立候補して頂きたく存じます(*^^)v
Posted by poohpapa at 2010年11月21日 08:30
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