横田めぐみさんの母、早紀江さんが訪米して議会の公聴会で証言し、ブッシュ大統領とも会い、大統領は解決の為の協力を約束した。
アメリカの大統領が、である。
大統領は、「国家が拉致を許すなど信じられない」と言っているが、私には「自国民が拉致されているのに積極的な救出努力もせずに、それどころか犯罪国に援助までしている」というのが信じられない。
「盗人に追い銭」というのは、まさにこのことである。それにしても、なぜ、このような問題をアメリカに頼らなければならないんだろう。
以前には一部の心無い人が、「僅かな被害者の為に税金を使うのは無駄である。被害者の家族は国益を考えて諦めるべきだ」などと発言していたのも聴いたことがある。怒りを通り越して呆れる。そんな発言こそが国益を損なうもの、と私は考える。そして、国益を阻害していた最大要因が中韓北寄りの政治家たちである。
日本の政治家や外務省は何をしていたのか!
かつては、救出の為に陳情に来た被害者家族を罵倒した元総理もいたという。その人物は自殺した大使館員同様、中国人女性と関係を持ち、中国政府に弱みを握られていて、引退後の最近も日中関係改善(?)の為に訪中している。
訪朝して女を抱かされ、金の延べ棒を土産にもらって莫大な援助を約束してきた元副総理や旧社会党の書記長もいた。
まさに売国奴である。恥ずかしくはないのか!(あ、故人か^_^;)
日本政府や政治家、外務省が無能で不誠実であったが為に、気が遠くなるほどの苦悩を被害者や家族に与えながら放置していたことこそが問題であって、責められるべきは被害者家族ではない。
これでアメリカの協力によって解決するようなことになれば、たしかに日本は別の出費や負担を強いられることにもなる。だが、例えどのような負担を負うことになったとしても、不法に拉致された自国民は国家として必ず取り返す、という毅然とした態度で臨むことこそが真に国益に適っている、と、どうして考えられないのだろう。
日本の政治家の中には、北朝鮮の手先ではないか、と思われるような輩も多く、それら売国奴は今回のブッシュ大統領の言葉をどう聴いたであろうか。
早紀江さんの訪米で「めぐみさんの奪還」に一歩近付いたとは思うが、「これで拉致問題は解決した」として幕引きを図ろうとする政治家はいないか、国民は両目を開いてよくよく監視する必要がある。
日本政府は、北との国交正常化など最後の一人が帰るまで進める必要はない。状況をちゃんと理解している日本国民は北との国交回復など望んでいない。望んでいるのは在日と利権に群がる政治家だけなのだから。
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