2/3付けのmsn.ニュースから、こんな悲しいニュースを。いちおうリンクは貼るが、しばらくして消えてしまうと思うので原文も引用。
バンクーバー五輪観光のそり犬100匹、銃とナイフで殺害
2011.2.3 08:00
昨年2月のカナダ・バンクーバー冬季五輪期間中に観光客を乗せた犬ぞりを引っ張っていたハスキー犬100匹が五輪閉幕後、一斉に処分されていたことが分かり、動物愛護団体が調査に乗り出した。1日、AFP通信が伝えた。
昨年4月、観光客向けに犬ぞりを提供していた観光会社の経営が悪化。犬が不要になり、引き取り手もなかったため、男性作業員1人が2日かけてショットガンとナイフで犬を殺害したという。
(SANKEI EXPRESS)
日本でも、犬や猫が毎年数十万匹も保健所で処分(扼殺)されているので他国の非難ばかりも出来ないし、心ならずも担当者が一人で責任を負って泣きながら(詫びながら)殺していたのかも知れないのだが、なんとかならなかったものだろうか・・・。
当然に動物愛護団体は調査に乗り出したようだが、もし逆に、事前に愛護団体に相談していたなら少しは助けられたのだろうか。
それにしても、先のことも考えずに犬を仕入れ、祭りの後は「引き取り手がいないから処分する」というのでは身勝手すぎるように思う。
ナイフでなら即死とは思えないし、ショットガンで、ということだから一匹ずつ確実に一発で急所を射止めたワケでもなさそうだ。せめて、苦しませず死なせてやってくれていたならまだしも・・・。先に散弾銃で撃っておいて、ナイフで止めを刺したものか・・・。
夏は遊ばせていても冬が来ればまた犬ぞりで観光客を楽しませることも出来て収益が上げられたであろう。冬まで待てなかったか。
どんな窮地に追い込まれても知恵を出してこそ人間なんだし、犬は人間と信頼関係が築ける数少ない動物の一種である。
こんな裏切りは悲しい。
2011年02月06日
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