先ず、「引越しの立会い」でのこと。
前々から退去の日にちだけが決まっていて、時間は未定だったので「荷物が出る時間が分かったら、事前に連絡してください」と頼んであったのだが、当初の予定の一日前に、「今、だいたい荷物が出ましたので来てください」と、いきなり電話があった。
当初の退去予定日は念のため他の予定を入れないようにして一日空けてあったのだが、一日前だし、「直ぐ来てくれ」はないものだ。だいいち、現地までは車で30分くらい掛かるし、電話を受けた時には私は(車で、ではなく)外出先にいた。退去者は県外に引っ越すから改めて出直してもらうのも難しい。「少しくらいなら待っている」とのことだったが、その日(当初の立会い予定の前日)の予定は既に埋まっている。例え可能であっても行く気は無いが。
だからあれほど言ってあったのに・・・、である。結局、1週間後に立会いをすることになったのだが、今度は前日になって「今日これからでもいいんですけど・・・」と電話が入る。「それはアンタの都合であって私の都合ではない」と言いそうになったが飲み込んで、「予定通り明日にしてください」と断った。
私みたいに一人で営業している店でなく大手の不動産業者であっても、(隣町で30分は掛かるアパートに)事前の連絡なしに、いきなり「もう荷物が出たから来てくれ」と言われたら対応しないだろう。これが、「上から水漏れしてて大変なことになっている」との事故の連絡であったなら話は別であるが、なんとも自己チューである。
そして、同じ日に、もう一件。以前も記事にしているが・・・、
「今オタクの店の前に来てて、こないだ電話しといたんだけど・・・」という電話。相手は、家主さんとトラブって、互いに「訴えてやる!」と、これから裁判になる入居者(退去済み)の女性。
たしかに「弁護士が『契約書のコピーを欲しい』と言ってるからもらえますか?」との依頼は受けていたが、「いつ取りに行く」とは聞いていない。契約書の原本は渡してあるのだから自分でコンビニにでも行ってコピーを取ればいいようなものだが、「引越しのドサクサで行方不明になってる」と言う。
何分くらいで帰れるか訊かれたので長めに「30分くらい」と答えておいて、早めに帰れそうだったが遠回りしてゆっくり帰った。相手は「これから弁護士のところに行くから急いでいる」と言っていたが、この場合「お待たせしたら申し訳ない」「少しでも早く帰ってあげよう」とは思わない。店の前に駐車してその中で待っていたようだから風邪を引くこともなかったろう。
この人物と家主さんが裁判に至った経緯に関しては、後で記事にするが、私も大変な迷惑を被っている。双方から証言を求められても「どちらかのために証言する」気は無い。どちらも異常だから。
両方のケースとも、自分の都合ばかりでなく相手の都合も考えて電話一本入れていればスムーズに事が運んでいたのは間違いない。とくに、相手が私だったからよけいに、である(*^^)v
それにしても、poohpapaさんのお店の前に車を停めて待っているのも凄いですね。
T字路ですが、交差点でしたよね。
意地だと思いますね。横の駐車場でも使うかな、と思ってましたが、弁護士を待たせていたんじゃないでしょうか。なので、コピーを受け取ったら直ぐ出るつもりだったんでしょう。弁護士には「不動産屋と約束してたのに店にいなかったから遅れた」とでも言っているんでしょう。
そんなに急ぎなら、なおのこと前もって電話すればいいのに、と思います。「契約書の原本はお渡ししてますよね」と言っても、「弁護士が必要なものだから」とのことで、後で聞けば「依頼人が余計な文章を付け足していないか」の確認に必要だったようで、普通は原本さえ持って行けばそんな確認はしないものでしょう。だとするなら依頼人は弁護士から信用されていないことになります。
当社のコピーを持って行ったとしても、私が直接渡したものでない限り、それが加工されていない保証はありません。自分で何かを書き足した覚えが無いなら、私にコピーを取らせなくても自分のところにある原本をコピーして「不動産屋にコピーしてもらった」と言えば済みます。見つからない、とのことですが、ちゃんと探したとも思えません。
もう、こういう人たちのために時間を潰されるのは嫌ですね。どう転んでも後味は悪いに決まっています。