当日の、ある客と、東国原氏のエピソードを、
先ず、私と広報委員長は、記録係として客席の最前列のやや左に数席確保すべく荷物を置いていたのだが、開演の直前、私が会場の様子を撮るために、ちょっと席を外していた間の出来事から。
当初はカメラバッグやダウンのコートを二つの席に置いていたが、一方の席に荷物を集め片方に私が座り、「そろそろ半分くらい席が埋まってきたので会場の様子を何枚か撮っておこう」とそのまま席を立ち、荷物は片方の席に山積みしていた。一回りして戻ると、髪の長い若い男が座っていた。フリーターというより、ニートという感じで何を考えているのか解からないボーっとした男だった。
私が「すみませんが、そこは広報で使う席ですので・・・」と言うと、「ああ、ダメなんですか」と言いながらも席を立とうとしない。前方から半分の席はだいたい埋まっていたし、よくまあピンポイントで空席らしき席を見つけるもの。普通は最前列まで出てこないものだろう。しかも隣の席に荷物が山積み状態なら「誰か来るのかも」と考えて遠慮しそうなものだ
まあ、油断した私も悪いのだが、「ああ、この男は道で大金の入った財布を拾っても交番には届けないだろうな・・・」と思えた。
今までいろんなお客さんを相手にしてきた私が「この男とは話していたくない」と思ったくらいで、それ以上何か言ったとしても会話は成り立たなかっただろう。支部主催の講演会だからそんなことで客と揉めるのも憚られるし、この男より早くから来てくださっていた他のお客さんに申し訳ないが「じゃあけっこうですよ」と言って、私が広報委員長の隣に席を移した。「そうでしたか、すみませんでした」なんて言葉もなく、そのまま無表情で黙って座り続けているから「周りのことには無関心」だと解かる。通路を挟んで隣の席にいるだけで気分が悪くなる、というより気色悪かった。
こういう感じの男が店に部屋探しで入ってきても適当にあしらって帰ってもらうようになると思う。入居させたら他の住人とトラブルを起こしそうだし、家賃が遅れる時も連絡などくれないだろうし。
で、講演内容は、というと、テレビで東国原氏が何度も話していた内容とほとんど同じだった。それでも、古典落語を聴くようなもので、何度聴いても面白いものは面白い。サービス精神も旺盛で、だんだん熱が入ってくると上着も脱いで、大変な熱演だった。
講演が終わった後、東国原氏は楽屋で新聞社の取材を受け、それから聴衆のいなくなった会場に戻り、舞台の上で支部の役員さんたちとの記念撮影に快く応じてくれた。そのあたりは5年前の蕎麦屋さん(ぷっ)とは大違いである。集合写真を撮り終えて、私が東国原氏と支部長との2ショットを撮ろうとして楽屋に行くと、東国原氏はもう帰り支度をしていたが、サッとコートを脱いで、ここでも快く撮影に応じてくれた・・・、が、私が大失敗をしてしまった。少し暗い廊下で、コンデジで撮れば良かったものを一眼レフで撮ったもので、撮った写真がピンボケになってしまい、撮り終えると東国原氏は直ぐ帰ってしまったので撮り直しも利かず、支部長にお詫びすることに。
支部長は「気を遣ってもらっただけで嬉しいから気にしないで」と労ってくださったが、何とも申し訳ないことをしてしまった。まさかに、東国原氏(の額)にフラッシュは焚けなかったし・・・
カメラの性能を過信するあまり自分の腕の悪さを忘れて(その場での)確認を怠ったのだから完全に私のミスであった。
ところで、東国原氏、驚いたことに立川まで電車で来たようだ。ま、そのほうが宣伝にはなる。何の、は言わないが。しかも今回、支部の担当者から講師を打診された際、支部から申し出た(?)ギャラに対し、東国原氏の事務所は「そんなに要りません」と言い、3分の一の額で受けてくれたようだ。それは東国原氏クラスの講師料としては破格の安さとのこと。蕎麦屋さんと比べても3割程度だ。
そういうことを知らなくても、今回の聴衆は東国原氏に一票を投じることになるだろう。何の、も言わないが
反省点も少なからずあったが、支部は今後も開かれた宅建業協会を標榜し、社会にとって公益性のある事業の継続の為にこういった講演会を定期的に開くであろう。今回はいい講演会だったと思うし、次はもっと多くの市民の方にご来場頂けたらと願う・・・とまあ、我ながら「何て優等生的な発言」と思わないでもないが・・・
ウチの支部にはお金がないので20万円くらいで講師を探していましたが、そんなもんでは全然ムリ?
え〜っとですね、東国原氏の今回のギャラは・・・、
片手とちょっと、だったそうです。通常は、東国原氏クラスはその3倍。蕎麦屋さんは、私の年収のちょうど半分くらい、になります(オイオイ)
昔、ピンクの電話の太ったほう(みやちゃん、だったかな)の出身高校が、文化祭の講演会の講師として「母校出身の有名人」ということで来てもらおうと問い合わせたら、「私の講演のギャラは50万だけど、払えるの?」と言われて断念したと聞きます。母校からのオファーなんだからタダでもいいものでしょう。謙虚さがなければいけませんよね。
それでも、安く上げるなら母校の出身者を当たるのがいいかも知れませんね。中には「いくらでもOK」という人、いると思いますね。
ところが、一緒に来た林家○ぶ平は最悪でした。とっとと終わらせて早く帰りたいというのがミエミエで、すごく嫌な感じでした。最初はわくわくしながら話しを聞いていた学生も、最後のほうは「帰れ!」ってヤジを飛ばしている人も・・・
ヤジを飛ばすのもどうかと思いますが、○平の態度を見ていて不愉快になったのは事実です。まっこちらも裏の顔を見たわけでないので、何とも言えませんがね。
でも、あれから20年くらい経ちますが今でもテレビで見ると不愉快になります。ホントもったいないですね。
それ、よく分かりますね。ペーさんはファンサービス旺盛、というか、必死なんだと思います。だから、ファン(でなく、単にミーハーで近寄ってくるだけの人)に対しても丁寧に接するんでしょう。パー子さん、ギャラ不足でなく、きっと体調不良だったのでは、と思いますね。いつもペーさんに寄り添ってますモン。
で、◎平、そちらもよく分かります。大した芸も無いクセに、親の七光りだけで芸能界で生きてきてますから。ま、元々、あちらの一族は好きでないもので、手厳しく書いてしまいます^_^;