閉店の30分前に若くて美人の独身女性が来店した。
「今の部屋は手狭なので引っ越したい」とのことだが、詳しく訊くと、希望条件のハードルが高くて簡単には見つかりそうもなかった。
ネットで条件を緩めて検索しても、出てきたのは1件だけ。私が検索している間、客はカウンターの上の物件情報を熱心に見ている。時折、これは、と思える物件があると、「すみません、これ、まだ有るか訊いてもらえませんか?」と声を掛ける。だが、見れば、聞いていた予算から考えられる条件とは懸け離れたものばかり。
客の条件は、
予算は駐車場込み7万まで、ロフト付、台所設備充実、2階以上、広め、で、何より厳しいのが「築浅」である。「2000年以降に建てられたもの」というのだ。ハッキリ言って、その予算ではまず無理だ。
「何か妥協できるものはありますか?」と訊いても、「急いでいるワケではないのであまり妥協したくないです」とのこと。
私に相談するでもなく、一人でいつまでも資料を見ている。
そのうち新築物件情報に目がとまった。「これ、まだ有りますか?」とのことで、業者に確認すると「一部屋申し込みが入ってますが他は有ります」と言う。客に伝えると、夕方だったが「これから見たい」と希望するので、再度業者に電話。
すると、「現在まだ工事中ですから見られません。来月上旬に内覧会を予定してますので、その時に見てください」と、素っ気ない。
「じゃあ、外観だけでも見せてください」と頼まれ、「いいですよ。でもこの物件までの距離ですと徒歩での案内になりますが、宜しいですか?」と訊くと、「ええっ!?歩いて行くのですか?車で乗せていってもらえないのですか?」と不満そうに言う。
お店から駐車場までの距離と、駐車場から物件までの距離は同じくらいで、物件までは徒歩10分。客は若いし、車で行く位置関係ではない。何より「当店では決まらない客」と経験的に分かっている。
すると「車で連れて行ってもらえないなら結構です」と出て行った。
それから30分ほど経った7時ころ、その客が筋向かいの不動産屋に入っていくのを見た。翌日その業者から聞いたところでは、やはりその物件を「今から案内してくれ」と頼まれたそうで、その業者も断ったそうである。向こうは7時に来店されたから私とは状況が違うが、たぶん、私と同じように感じていたんだろう。
何がしかの手数料になったとしても「相手にしたくない客」がある。
不動産屋に「そう思われないような配慮」は客側にも必要だと思う。
これね、うちみたいな不動産屋はいいですけど、床屋さんとか美容院なんかだったら大変ですね。営業時間19時までとかになってて19時に来店されたら、それから1時間以上かかるワケで、そういうことに配慮しない客は実に多いとか。
たいていは「まだいいですか?」と訊くとのことですが、「ダメ」とは言えませんよね。
不動産業者は、陽が落ちたら原則的に案内しない(出来ない)ので、資料を差し上げるのは構いませんが、「今から案内してくれ」は勘弁してもらいたいもの、と、本音では思いますね。
いくらキレイな女性でも、私はアウトです(*^^)v
私もきのう一戸建ての物件を案内してくれって言われて「その物件はまだ大家さんの荷物があるので内見はまだ出来ない」って言っちゃいました(笑)
本当は鍵あるけどw
だって・・・
ペ とか リ とかキムとかってお名前の人っぽかったので(その国である事は経験上間違いない)。
コ○アのお方は出来れば遠慮したい。。。
ね、ね、絶対いますよね、そういう客(*^^)v
向き合っていて、自分のことしか考えてないな、と判るものですから、そういう人の為に時間を費やすのが苦痛に思えてしまうんですね。
もちろん、部屋を探しに来ているのですから、先ず「自分の希望」ありき、であって当然ですが、自分が客の立場であっても、多少は店側(店員側)への配慮が必要だと思います。それが出来ないと、結局は自分が損をする、ということが解かってない人は多いものですね。
ぺさん、リさん、キムさんたちもそういう国民性の人たちですから日本では敬遠されます。それを「自分たちのどこがいけないのか」と反省するのでなく、責任転嫁して大声で文句を言ったりするのですから、もう悪循環でしかありません。
私も、鍵は有っても「鍵が無い」と言うこと、しばしばあります(*^^)v
美女の困ったチャン知ってますよ〜
(^^)v
柴崎コオ激似の…
スナックに勤めてたけど、
『自転車のチェーンにスカートが引っ掛かったから助けて!』と携帯にかかって来て、慌てて助けに行ったら、、、
『通り掛かりの人が助けてくれたから、もぉ大丈夫』って途中で引き返したり、
「お店のママに『こっちの方が似合うから』と無理矢理お姫様カットされた!」って怒りながらTELして来て、
『タダでやってくれたのなら、まぁ良いじゃん?』
ってなだめたんですが、
『何時でも無料でカットしてくれる美容室知ってるけど、モデルとして写真撮られるのが面倒だから行かないんだけど…』なんて反論されまして
(^_^;
美女は我が儘なもんなんですよ(爆)
その内に賞味期限が切れて、皆さん一斉に離れて行きますから(超爆)
パパ様も美女と縁が深い様ですが、贅沢に慣れてしまった相手は可愛くないですよね?
私も《心美女》を探そうっと
(o^-')b
<<パパ様も美女と縁が深い様ですが、贅沢に慣れてしまった相手は可愛くないですよね?
必ずしも「美人は我侭」と限った話ではありませんが、えてしてそんなものですね。常に周りからチヤホヤされてるから感覚が麻痺してるんでしょう。周りの男は堪りません。
今回のケースは、少し違っていて、単に「不動産屋は、頼めば常に車で案内してくれるもの」「徒歩で案内なんて有り得ない」と思い込んでいただけ、なんでしょうけど、私が「歩いて案内」と言った時のテンションの下がり方は面白かったですね。
仮に車で案内したとしても、当社の社用車は軽なので、「え?、ベンツとかBMWじゃないんですか?」などと言われたかも知れませんね。
「車が停めにくい場所」という理由で、もっと遠くまで徒歩で案内した女性のお客さんもいますが、何も不満を仰らずに片道15分、一緒に歩いて頂いて、申込みをしてくださったケースもありますが・・・。
腹の中で、よく、「この人の彼氏は幸せだろうな」とか「彼氏は大変だろうな」と考えたりします。
ま、不動産屋の密かな楽しみですね(*^^)v
そう、いろんな(良くない)神様もいて、商売の首を絞めてくれます。
あ・・・、死神、ってことですね(*^^)v
なんとかの神、って言いますが、実際には皆「人」ですもんね^_^;