引越しの立会いで調布まで行き、物件の近くにお住まいの家主さんのお宅に伺って報告していると、門のところで話している私と奥様から離れて、ご主人は玄関辺りで空を見上げていらっしゃる。
これからお出掛けになるご予定でもあって、天気を気にしていらっしゃるのかな、と思っていたのだが、いつもならご主人も門のところまでいらっしゃるし、天気予報によれば傘マークは無かったハズで、何があったんだろ・・・、と思っていたら、
ご主人が玄関から私に、
「あの電柱の上にカラスがいるでしょう。あのカラス、危ないから気をつけて」と仰る。私が見上げると、たしかに一羽のカラスがこちらの様子を伺っているように見えた。なんか、ネコ科の動物が狩をしているかの如くタイミングを計っているようにも思えた。
奥様のお話だと、(私もカラスが気になっていたのでうろ覚えだが)先日、ゴミの集積所で袋をつついていたカラスをご主人が追い払ったことがあって、以来、ご主人が家から出ると執拗に監視して、時に頭上に舞い降りて攻撃を仕掛けてくるんだとか。
ご主人は「近くに巣でもあって、子供がいるのかも知れないな」と仰っていて、その可能性はありそうだ。ご主人が家の中に入ると、いつの間にかカラスの姿は消えていて、まるでパパラッチやストーカーみたいで、あんなのに付け狙われたらオチオチ外出もできない。
それにしても、カラスは賢い。犬や猿や、イルカ以上かも知れない。
ところで、私が若い頃、ある眼鏡屋さん(当時の勤務先のお得意さん)が教えてくれた替歌で面白いのがあって、今でもよく憶えている。替歌というのは元歌の歌詞を生かしていなければならないもので、そういうことで言えば、下ネタだが「傑作」だったと思う。
「七つの子」ならぬ「七ヶ月の子」というもので、頭の中でメロディをつけて歌ってみて頂きたい。替歌の詞が実に上手くハマっている。
彼女なぜ泣くの 彼女は腹に 可愛い七ヶ月の子があるからよ
堕ろせ 堕ろせと彼氏は言うの いやよ いやよと泣くんだよ
(以下省略^_^;)
その眼鏡屋さんにはずいぶん可愛がって頂いた。ご存命であれば90歳はゆうに過ぎていらっしゃると思う。私は今も、カラスを見る度に思い出している。もちろん、替歌を、でなく眼鏡屋さんを、である。
『鳥』というのはその姿を表した象形文字なんですが、上部の『白』に見える部分の中の横棒は本来黒丸で、顔の中の目を意味しているもの。
ところがカラスは真っ黒で、どこに目があるかわからなかったのでそれを省略してしまい『烏』という字にされたんです。
そんな仕打ちを受けた鳥が他のどこにいる。
なんか、たなぼたさんが伊集院のイメージとダブりますね(爆)
言われてみれば、たしかに「鳥」の「白」の中の横棒は目ですもんね、なるほど・・・、だからカラスは「烏」なんですね。
私は、世間でとかく悪者にされるカラス・・・、ホントは好きなんですよ。不動産屋と境遇を重ねるからかなあ・・・。悪そうにみえて本当はいい奴だったりするんだけどなあ・・・。
カラスはカラスで自分を護るのに必死なんでしょう、よく解かります。
>たなぼたさんが伊集院のイメージとダブりますね(爆)
僕は……
デブじゃないもん。
まぁ7ヶ月じゃもうおろせませんよねー(苦笑)
最近事務所の前に鳥の餌を撒いてすずめを集めて楽しんでます(笑)
そういえば香港かどこかで(仕掛け無しで)小鳥が札を引く占いがありましたね。鳥は人間が思っているよりずっと知能も能力も高いのかも知れませんね。
たなぼたさん、伊集院みたいじゃないとすると・・・・・、けっこう頭のいいアンガールズの山根とか空手家の矢部と似てたりして(*^^)v
<<まぁ7ヶ月じゃもうおろせませんよねー(苦笑)
そうですね、22週までですもんね、
・・・って、どうして私が知ってんだろ(爆)
すずめ、と言えば、すずめは年々劇的に減少しているとか・・・。すずめのいない景色、考えただけでも怖いものがありますね。