契約時には「犬または猫、いずれか1匹」という条件でペット飼育を認めていたが、話が「猫」で盛り上がると、こんなことを言う。
「うちは今、ソマリとロシアンブルーを飼っているんですよ」
言ってしまってから「2匹はダメ」という契約内容を思い出したのか「しまった!」という表情。「そうでしたね、2匹はダメって言われてたんですよね・・・、どうしましょうか?」って、それはこっちが訊きたい。
「どうしたら、と言われても、処分もできないでしょう。うちも猫を飼っているから気持ちは解かりますけどね」、と言うと、「どんな猫ですか?」と訊く。後ろの写真がそうだと言うと、「ああ、ノルウェージャン・フォレスト・キャットですね」、だと。
「へえ、よく知ってるね、スパッと当てた人、初めてですよ」と喜ぶと、「そりゃあ、猫が好きで、買う時に調べましたモン。可愛いですよね、うちもさんざん迷ったんですよ」と言う。
それで決まった!
「今さら出て行けとも言えないから、とにかく退去する時に約定どおり責任を取ってください。それと、2匹で止めてくださいね」、ということで不問に付すことにした。まあ適当、いい加減なものである(汗)
で、昨日も更新契約に「猫を飼っている入居者」が来た。
そちらはもっと凄まじかった。1匹の約束で5匹飼っていたのだ。
もっとも、3匹はすぐ実家に引き取らせて、そのまま今も2匹が残っている。やはり同じような話の成り行きになって、入居者が「あ、ノルウェージャン・フォレスト・キャットでしょ?」と言う。
はい、こちらもOKね(^^ゞ
犬で約定を違えられることは無いが、猫は危ない。必ず、と言っていいくらい数が増える。それは認めるワケにはいかない。
のだが・・・、許されてしまう例外はある。
ノルンの写真(自作カレンダー)を見て、
「ノルウェージャン・フォレスト・キャットですね、可愛い〜!」
と言ってくれたなら、何匹飼っても目をつぶっちゃう・・・かも^_^;
ただし、もちろんそれは当社だけ、他社では通じない

家主さん、ごめん・・・。