2011年06月26日

うちの子供たちの従兄弟が難関大学に合格して

先日、うちの長男から電話があって、こんな話が出た。

「そう言えば、IさんちのH君がK大学に合格したんだって・・・」

Iさんち、というのは元義妹(下の妹)の家、Hはその長男。つまり私の長男とは従兄弟の関係。K大学といえば、W大学と並ぶ私立の雄。って、大学名まで伏字にしなくていいようなものだけどわーい(嬉しい顔)

うちの長男の言葉からは、自分が恥ずかしいような申し訳なさそうな、コンプレックスを感じていそうな、そんな空気が漂っていた。

そこで、こう話した。このサイトでも何度か書いているが、

「あのな、一生懸命勉強して一流大学に合格したことは立派なことだけど、人間、それだけで評価が決まるワケじゃなくて、その後が大切なんだ。人間の価値は、いかに苦労をしてそれが身に着いているか、言い換えれば、いかに人の気持ちや立場や事情を解かってあげられるか、自分の職責を通してどれだけ社会に貢献しているか、で決まるものだから、他人からどう比較されようが気にしなくていいと思うよ」、と。

本当はそういうことを祖父母が言ってくれたらいいのだが、そんなことに気が付く人たちではないし、元義妹たちも同様である。

私の子供は3人とも大学に進んでいない。とくに長男はそのことを気にしているようだ。これも、以前に記事にしているが、

長男は、私が「伊勢丹の北海道展で海鮮弁当が出てるから、お昼に会社に届けようか?」と言うと、「僕がこの会社に入った時にお世話になった先輩がいて、その人が会社を辞めて弁当屋さんを始めてて毎日会社の前に売りに来ていて買ってるから、僕が買いに出ないと心配するかも知れないんで、食べたいけどいいよ」と辞退する。

次男は、新聞配達を始めて2年目の夏、私が「夏休みはいつ取れるんだ?」と訊くと、「うちの販売店は全国から新聞奨学生が集まってるから、遠いところから来ている人から決めてもらったほうがいいんで『僕の休みは一番最後に決めてもらっていいよ』と言ってあるからまだ決まってないよ。僕は帰ろうと思えばいつでも帰れるから恵まれてるし」とのこと。ま、一番遠いところから来ている人、ということならタイ人の留学生になるだろうけど(*^^)v

末の娘は、同じ専門学校に通っていた栃木の友だちが、皮膚が弱くてトリマーの道を断念した際、道具一式を(タダで)「使って」と言われたのを、「彼女、生活も楽じゃないし、夢を諦めるのは辛いことだと思うから、せめて買値の半分の5万で買い取りたい」と、私に借金を申し入れてきたりした。その後、栃木まで受け取りに行った際に、どうしてもおカネを受け取らない友だちに、とりあえず3万渡して「この道具が私の手に馴染むようなら、残りの2万を受け取って」と言って一旦帰り、再び栃木を訪れて残金を受け取ってもらっている。「手に馴染むかどうか」は口実で、娘にとっては関係なかったと思う。

その時の貸金5万は娘の「友情」に免じてチャラにしている^_^;

私がとくに「こういう場合はこうしろ」と教えたワケではないが、それぞれに人を気遣うことが出来ているのは嬉しい。負け惜しみではなく、私にとっては一流大学に合格してくれるより・・・・・、いや、してくれたほうがそりゃあ嬉しいけど、ま、いいやたらーっ(汗)

たぶん、私は子供の育て方を間違ってなかったと思う。少なくとも、うちの子供たちは「人を踏み台にする」ことだけはしないと確信している。4年前、私が独立する前のこと、私に解雇通告を突き付け、お客様から預かっている家賃160万の入った通帳とカードを「社長命令」と言い張って没収して、さらにその様子を至近距離からビデオ撮影していた(元の会社の社長)の息子たちに比べれば、天と地ほどの開きがあると思う。社長のことは今でも好きだし尊敬している部分もあるが、社長は「子供の育て方」という点では失敗しているんだろう。と言うより、そういう息子たちに自分の老後を預けて老後が薔薇色なワケがない。もう、どうでもいいけど・・・。

で、元妻の家族からすれば私は、ただ「女を作って出て行った憎むべき男」であって、私の子供たちは「その血」を半分受け継いでいることになるから、私が家を出た後は子供たちを見る目つきも変わってきたようだ。きっと、向こうから距離を置かれているんだろう。なので、子供たちは母親(元妻)と祖父母のいる実家には用が無い限り帰らない。それは、私がそう言い聞かせているからではない。むしろ私は「たまには実家にも顔を出しなよ」と言っているくらいだし。それでも、子供たちが実家に顔を出さないのは私に原因があるワケで、それは申し訳なく思う。

だから、というワケではないだろうが、子供たちはうちのを避けるようなことはしないし、娘なんかは実の母親によりよく懐いている。


一流大学を出て一流企業に入社して、それで将来が安泰とは限らない。それより、良い友だちや仲間を大勢つくること。つまり「良き人脈」を築くこと、そのほうが遥かに将来の展望が開けるもの。

とりあえず長男の心の重荷を一つ下ろしてやることは出来たが・・・、子供たちにはまだまだ伝えたいことがいっぱいある。



posted by poohpapa at 06:52| Comment(10) | プライベート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
参入業者で日本企業の社員達が、自分達が国立一期校の卒業だからと、私の出身校を指して「自分の姓名をひらがなで書けたら誰でも卒業できる低脳大学」とか、機会ある毎に露骨に馬鹿にするもので、購買部のドイツ人同僚に、「日本からの裏情報では、あそこはどうも危ないらしい」と大法螺の入れ知恵をして、関西では有名な部品メーカーの契約更新に待ったをかけました。

ここ10年間ほど毎年ほぼ自動的に更新されていたにも関わらず、結局は契約更新にはならず、その日本企業は大口取引を失い、ドイツ支社を撤退させました。

有名私立大学を含む一流大学卒業者で、何故かドイツでは、学歴をひけらかさない、育ちの良い者は一度も見たことがありません。学歴だけが取り柄の下卑た連中がごまんと駐在しております。
Posted by 幸運豚豚 at 2011年06月26日 08:37
私も高専を出てそのまま就職してしまっているので、大卒ですらありません。若いころはどこかの大学に編入したほうが良いか、いろいろ考えたりもしました・・・ずいぶん悔しい思いもしましたしね。

その私がいくら学歴は関係ないと言っても、ただのやっかみにしか聞こえないのですが、何の脈絡もなく何かと自分の大学名(一流大学)をいう人で、この人凄いという人は少ないような気がします。何十年も前に卒業した学校の名前で、一生食べていけるわけないだろと思いながら聞いていますが・・・


学歴というのは、「学校歴」のことでは無く「学習歴」という話しを以前聞きました。その人も中卒で学歴はないのですが、それを言っても誰も異を唱えることが無いくらい成功している方です。それを聞いて少し気が楽になったのと同時に、ずっと勉強していかないといけないと改めて感じました。
Posted by けろけろ at 2011年06月26日 12:52
(自分の出身校への愛着からの)学閥というのは一応あるので、一部上場大企業では卒業生の多い大学出身者は、いろいろ有利かもしれませんね。
意外なところで同じ学校出身者であることがわかったりしたら、意外と盛り上がれるし、ちょっと嬉しかったりしませんか。(学歴とは関係ないけど。)

今はあまり経済的に大学に進学できない人は少ないので、個人的には、ひけらかせるほどの学歴であれば、ひけらかさせてあげてもいいと思っています。
よほどの秀才でなければ、それなりに犠牲にしたものもあるでしょうし。
まぁ人間性は学歴と相関はないでしょうが、学歴よりも人間性が大事なことは間違いないですね。

私は外国語にコンプレックスがあるので、しゃべれる人とか留学経験者に憧れます。
Posted by ハリケーン at 2011年06月26日 22:57
‘味のある人生”が大切!
こちらには魅力にあふれる方達が沢山登場しますね^^
嫌な客・・のコーナーを除く・・・(ぷっ)
Posted by だっちゃん・みかんの母 at 2011年06月27日 02:39
幸運豚豚さん、おはようございます

<<有名私立大学を含む一流大学卒業者で、何故かドイツでは、学歴をひけらかさない、育ちの良い者は一度も見たことがありません。

ドイツは、たしか私立大学が無かったと記憶していますので、それって「日本から行っている社員」の話なんでしょうね。合理的に物事を考えるドイツの人たちが「出身大学で評価する」とは考えられませんし・・・。異郷の地(外国)に行くと、自分のことを知らない人に対して、学歴だけが評価を得られる基準になる、と勘違いしているのでしょうか。

それにしても、幸運豚豚さんの報復、愉快ですね。私自身もそういうの時々やりますから、そういう成果(?)を聞くと嬉しくなります。

いや、笑い事でなく、私がやった報復が本人にバレたら殺されかねないくらいのものもありますが。要は「絶対に相手にバレない」ように、しかも「合法的にやる」のが重要なんですね。

幸運豚豚さんの相手となった日本企業もその社員も、「社員の不出来」「自らの至らなさ」が原因だったとは夢にも思ってないことでしょう。

陰湿になったらマズイですが、後になって「あの野郎・・・」と相手が苦笑いするようなものなら、どんどんやるべきですね(*^^)v
Posted by poohpapa at 2011年06月27日 07:31
けろけろさん、おはようございます

「三ちゃん企業」にもならない個人商店の私からすれば、けろけろさんは様々な資格を取って、何人もの社員を抱える企業にまで成長させているのですから、物凄く立派だと思いますよ、本当に。

<<学歴というのは、「学校歴」のことでは無く「学習歴」

大切なのは、どこの大学を出たか、いえ、大卒かどうかでなく「何を学んできたか」そしてそれを「どう生かしているか」ですね。って、私みたいなのが言っても、それこそ負け惜しみにしかなりませんが・・・^_^;

でもね、世の中、成功した者勝ちだと思いますね。立派な大学を出た者が中卒の経営者に使われる、なんてこともあるワケで、学歴だけで食っていけるほど世の中は甘くありませんもんね。

いかんなあ・・・、僻み根性むき出しになってるワ・・・(爆)

Posted by poohpapa at 2011年06月27日 07:52
ハリケーンさん、おはようございます

超一流大学を出ていらっしゃるハリケーンさんとは面識もありますが、今までただの一度もハリケーンさんが学歴をひけらかせたことは無いので、そのハリケーンさんが仰ると説得力がありますね(*^^)v

学歴って、先に示すものでなく、「彼は仕事が出来るし人柄もなかなかいいね」という話が出て、その後に一流大学出身ということが判って、「ああ、それで」と思ってもらえるのが理想ですね。

中には「お前、出身校の話、しないほうがいいよ。母校に恥をかかせるだけじゃん」と言いたくなるような大卒もいますし(*^^)v

で、一流大学に合格するためには本人は大変な努力をしていることでしょうから、それは正当に評価すべきだと思いますね。私も長男に「そんなの関係ない」とは言ってなくて、「それはそれ」と思っていますが、実のところ、私も若い頃は、自分の判断で行かなかったくせに、大学に進んだ同級生を羨ましく思ったり、コンプレックスを抱いたりしてました。それが無くなったのは最近ですね。長男の気持ち、解かります。

今はやっと、今年定年を迎えるであろう同級生を横目に見て「俺はこれで良かったんだ」と思えるようになりました。

そうそう、学閥・・・、う〜ん、必要悪、ってところでしょうかね。私には縁の無い話ですが(爆)
Posted by poohpapa at 2011年06月27日 08:10
だっちゃん・みかんの母さん、おはようございます

そうでしょ!?、個性的な人がいっぱい集まるサイトなんですよね。ま、だっちゃん・みかんの母さんも、その個性的なお一人ですが(爆)
Posted by poohpapa at 2011年06月27日 08:24
御想像のとおり、学歴をひけらかすのは、日本から出向して来ている日本人駐在員のみで、部署が違うから影響力などないだろうと高をくくって、納品先の社員をなじるなど言語道断ですね。褒めようと思えば、いくらでも褒められるものを。
Posted by 幸運豚豚 at 2011年06月28日 16:26
幸運豚豚さん、再び、おはようございます

やはり、そうなんですね。私がいつも書いていますが、「自分が母国を代表している」「母校を代表している」「会社を代表している」という認識を持たない人、実に多いものですね。

大口取引先を失ってドイツを離れた社員たち、本当の理由を知らず、きっと帰国しても言い訳と責任転嫁に終始していることでしょうね。

痛快ですね、その・・・、私も学歴コンプレックス持ってるので(*^^)v

Posted by poohpapa at 2011年06月29日 08:37
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