一昨日の夜、その日に退去した入居者の隣人から私の携帯に電話があった。
「隣の人、引っ越していったみたいだけど、エアコン点けっ放しみたいだよ。電気のメーターがかなり早く回ってるから」とのこと。
実は、まだ引越しの立会いはしていない。本人からは一昨日の夕方、「今、全部荷物を出しましたけど、どうしましょうか?」と電話があった。元々は今月末の退去予定で、「退去の日時が決まったら早めに連絡ください」と伝えてあったし、急に言われても動けない。それで先方の休みの関係で「立会いは15日の金曜日」、つまり明日にしてもらったのだが、私は当然に鍵の返却を受けてないから消しに行くことはできない。うちは管理会社ではあるが特段の事情が無い限り原則的に合鍵は預からないことにしているし。
合鍵を持っていると、本来自己責任で解決すべき時も、時間帯や私の事情などお構いなしで「あてにされてしまう」し、盗難などの事件でもあれば疑われかねない。かつては真冬に、体調が悪くて早退して早めに休むべく風呂に入っているところに「合鍵を貸してくれ」と電話が入り、会社に取りに行かされたことがある。こちらの事情を話しても、入居者は鍵屋を呼ぼうとはしなかったから。
それ以来、会社に合鍵があっても「合鍵は無い」と言うことにした。ただし当然に「相手によりけり」ではある。遠くても「直ぐ届けますね」と言いたくなる人もいれば、すぐ近くでも「行きたくない」人もいる。金品などの損得ではなくハートの問題である。私にとって「この人に喜んでもらえたら嬉しい、と思える人かどうか」なのだ。私がそう思える人なら、深夜や早朝であっても全くかまわない。
中には、うちの階下のMさんみたいに、「うちの会社で合鍵を持っている」と知っていても「迷惑をかけるから」と鍵屋を呼んだ人もいる。当時は私が病気だったワケでも、とくに深夜でもなかったのだが。
仮に「管理会社が合鍵を持っている」場合であっても、営業時間外に会社まで鍵を取りに行くべきかどうか(そこまで入居者サービスをしなければならないかどうか)、は実に微妙だと思う。そういうところで「入居者が普段どういう態度で管理会社と接していたのか」の差が出てくるものなんだろう。些細なことで高圧的に文句を言ってくる入居者が何人かいるが、当然に「鍵屋さんを呼んでください」になるだろう。本人は「今、不動産屋をやり込められるかどうか」しか頭になくて先のことは考えないものだが。
対入居者だけでなく、うちと家主さんとの人間関係も影響してくる。「この家主さんには迷惑をかけないようにしなければ」と私が思えるかどうか、で、そう思える家主さん・・・、当社では9割、である。
で、一昨日のケースは、本当に当社に合鍵はない。本人も、移転先が近所なら直ぐ戻れるが、横浜に引っ越している。時間的に言っても既に横浜に到着しているだろうから、エアコンを消すだけのために戻って来るのも大変だ。このまま金曜日まで点けっ放しにしておいて、その分の電気代を負担するしかないだろう。鍵屋を呼ぶより遥かに安上がりだし。国民の皆が節電している時に無駄な浪費になるが仕方ない。
それにしても隣人さん、電気のメーターが回っていることによく気付いてくれたものだ。ふだんからアパートの草取りや枝落としなどもしてくださっていて、そういう方が入居していてくれると実に助かる。
稀に「こっちが管理料を支払わないといけないくらい」に思える入居者がいる
こういう場合、手続きが済んでいないと前の使用者に請求が行くケースを良く見かけますけどね。
あとは、契約と契約の間の分は電力会社の負担になったりしますよね。
いちおう電力会社には一昨日メーターのチェックをしてもらったようです。なので、電話して15日まで(一旦は契約を切ってましたが)延長してもらうことにしました。
水道や電気は、入居者がいない間の基本料金は家主さん負担になることにはなっています。でも「請求された」という話はあまり聞きませんね。とくに水道は、リフォーム業者が使っても大した金額ではないので、水道局が次の入居者に(基本料金でなく使用料金を)乗せてたりしてますね。新入居者は、電気も水道も入居時にしっかりメーターをチェックする必要がありそうですね。
スペースシャトルも30年の歴史に幕を閉じようとしています。痛ましい事故もありました。優秀な人材の代わりに、こうした連中がそれに乗ってりゃいいのにって・・
アタシの頭でも、何度‘ろくでなし”を飛ばしたことかいな・・vv
追い出してもねえ、この先が長い道程でして、とにかく不誠実なんですよ。こういう奴、このまま逃げさせませんけどね、必ず「自分がしたこと」を後悔させます。
こちらに法的な落ち度が無いよう万全を期して、と言うか、万難を排して、ですね。
フランスに住んでいた時のアパートは分譲マンションで、
それを持ち主から借りていました。
建物の一階に管理人室があり、管理人夫婦も建物内に住んでいましたが、
勤務時間外は対応してくれません。
というか、どの部屋に住んでいるかは公表されていないし、
個人の連絡先も分かりません。
あちらのアパートは表札を出していない人も多いし、
日本のマンションのように何階の何号室というように、
番号で部屋の位置がわかるということもありません。
集合ポストも名前が入っているところとないところがあり、
郵便物はすべて管理人室に届いて、管理人が配ります。
考えてみるとかなり管理人に対する信頼度が高いと思います。
プライベートと仕事ははっきり分かれていて、
多分、個人的に親しくなれば友人として何か頼めるでしょうけれど、
そうでなければ時間外に物を頼むのは難しいでしょう。
で、そのアパートの鍵のことなんですが、
ホテルのようにドアが閉まると自動的にロックされてしまうのです。
鍵を忘れて出かけてしまった時、夜帰ってきて茫然としたことがありました。
幸い、隣が親切な方で、鍵開け業者を呼んで下さり助かりました。
その時に、管理人に合鍵を預けるといいと言われました。
それで、早速お願いしました。
書類を書いて厳重に鍵のかかった金庫で保管されます。
かなりたってから、またうっかり鍵を忘れてしまったことがありました。
預けておいてよかったと思い管理人室に行くと、いつもと違う人が居ます。
聞くと、昨日からヴァカンスに入ったから代理に派遣されたとのこと。
事情を話して鍵をもらおうとしましたが、
「鍵は管理人として預かっていても、彼らだけしか触れないことになっていて、
残念ながら私には金庫が開けられません」
と言われました。
そう言えば、何日か前、一か月キャンピングカーで出かけるって話したっけ。。。。
結局また鍵開け業者を呼ぶことになりました。(泣)
何ともタイミングが悪い!!
代理管理人もちゃんとした人が派遣されているはずですが、
鍵を預かるということはそう誰にでも任せられるわけではないということですね。
何かにつけていい加減なフランスですが、
防犯や個人のプライバシーを守ることに関しては徹底しています。
フランスの様子、教えてくださって有り難うございます。参考になりますね、これ。
ま、どちらかに徹底するのが良い、ということでしょうか。ドイツなんかでも、店で買い物していて、たまたまシエスタ(昼休み)の時間になると、店員が接客中であるにも拘わらず、と言うか、あと数分で売り上げアップに繋がる、と分かっていてもサッサと奥に引っ込んでしまう場面に出くわしまして、そういうのを客の側も解かっていれば、そのほうがいいかも、と思いました。経営者の理解も必要で、日本では根付かないでしょうけどね。
いずれにしても、安易に人を頼るのは考え物ですね。業者としては、客が自分でミスを犯しているのに「面倒見が悪い」だの「サービスが良くない」だの言われたら堪りません。同じことをしていても、「プライバシーがどうの個人情報がどうの」と非難されることもあれば、「助かりました」と感謝されることもあります。こちらとしては相手によって使い分けるしかありません。
言えるのは、業者(管理会社)とは、仲良くしていたほうがいい、ということでしょうか(*^^)v
私の会社の管理物件に、法人が単身寮として一括借りをしているマンションがありますが、その社員の皆さんよく鍵をなくすなくす(^^;
その数は10件近く。他の物件ではこんなの無いんですがねぇ。
大抵紛失するのは週末や、自宅に到着するであろう夜間で、
「会社に忘れてきた」「都内に(たぶん呑みに)行って無くした」
とかもうね・・・orz
スペアキーがある借主法人は土日休みのため、当然水曜休みで土日営業のウチにかかってくるんですよ(涙)完全に「アテにして」ますね。
本来は法人に貸しているのであって入居者は名前しか知らないため鍵空けはしたくないのですが、当社提携の鍵屋さんもこの鍵開けは嫌がるし、本人は困ってるしで結局出張料5000円を頂いて対応しました。(同然、会社には報告しましたけどね)
「合鍵ありません」と言って突っぱねたいですが、立場上そう言えないのがもどかしい。
あるとき「鍵を遠方の実家に置いてきた」という人に、出張料のことを伝えたら「んじゃちょっと・・・考えてまたかけます」と言ったきり連絡が来なくなりました。(オイ、ナンダッタンダヨと小一時間問い詰めたくなりましたw)
今回、先方の庶務さんには「当方でもう合鍵の対応は一切しない」旨の通知をさせてもらいました。前出のような“怪しい”問合せもあることだし、財布を落としたなんて時は身分証明書が無く確認する術がないと。
正論だと自分では思ってますがこれで管理会社として無責任だとか思われちゃうんですかね。いやはや。
そうですよね、こちらが「鍵を持っている」のを相手が知っていると対応せざるを得ませんよね。対応しなければ、えりっくさんが仰るように「無責任」だの「不親切」だの「面倒見が悪い」だの、挙句に「悪質な管理会社」などと言われかねません。
自分で紛失しておいて人(管理会社)を当てにする奴ほど責任転嫁をするものですし。法人契約の場合なんかは入居者に顔写真の提出をさせる、なんてことも必要でしょうね。管理会社は本人かどうか確認しようがないのだし・・・。有償無償に関係なく、どうせさせられることになるのなら、ですね。
<<あるとき「鍵を遠方の実家に置いてきた」という人に、出張料のことを伝えたら「んじゃちょっと・・・考えてまたかけます」と言ったきり連絡が来なくなりました。
「自分は何も負担しようとせず安易な方法を取る」典型ですね。「鍵を遠方の実家に置いてきた」というのもウソでしょう。比較的近くにいる友人とか彼女に預けているけど、行くのが面倒だから、と管理会社を当てにしたに決まってますもんね。物理的に考えて遠方の親戚まで取りに行ったり届けてもらうワケがないし、鍵屋さんを呼べば1万5千円は掛かります。それで、えりっくさんに払うべき5千円をケチって、友人に連絡して何とかしてもらったんでしょう。
うちにもいます(いました)よ、そういう奴。たぶん、良い友だちも出来ないし、社会人としても使えないでしょうね。ま、そう考えて溜飲を下げることにしましょう、お互いに(*^^)v