2011年08月06日

尾瀬ハイキング 5

三平峠を過ぎ、かなりのアップダウンを経て、途中何度か休憩を取りながらも初日からけっこうな距離を歩いて、4時ごろ長蔵小屋に到着。荷物を預けて全員で少し先までニッコウキスゲなどの花を観に行く。長蔵小屋からも近くて平坦な木道だったので、それまで歩いてきた道程を考えれば楽なお散歩。


宿泊は10人全員で一部屋。2段ベッドが4基あって、2人は床で寝ることになる。私は上の段で寝た。

DSC01601.JPG
長蔵小屋本館の外観


小屋、と言っても、なかなか風情のある大きな建物で、私的には昨年の上高地の宿より好きかも。ただし、夕食は第一部が5時から、二部が6時からの二交代制。風呂は6時半まで、消灯は9時、というルール。入ったことはないが刑務所より厳しいかも知れない。我々の食事は第一部で、食事の前に入浴は済ませていた。

DSC01641.JPG
なかなか行き届いた夕食メニュー

ご飯などの給仕は女性参加者のTさんとMさんがしてくれたが、かいがいしく働いてくれたのはMさんのほう。今年が初めての参加ということでMさんに気を遣わせてしまったかも知れない。

そのMさん、なかなかの美人だし、何より非常に頭がいい。話していて「この人は使えるな」と思った。会話のセンス、的確な判断力、どれをとっても非の打ちどころがない。久しぶりに完成度の高い女性に会ったように思う。あ、ただし、慣れてくると相当に口が悪い、という一面もあったのだがご愛嬌(ぷっ)

そうそう、Mさんはフランス語に堪能でいらっしゃって、私なんかからすると「英語が話せる」だけでも尊敬してしまうのに、フランス語が話せるなんて、まるで神様みたいに思える。滝川クリステルみたい揺れるハート


さて、宿泊料は翌日の昼の弁当代込みで払っていたが、翌朝の出発が5時なので小屋で朝食はとれないから、前日の夜に朝食用のおにぎりを用意してもらう。朝も昼もおにぎりでは辛いので、お昼の分はキャンセルし、その分は夕食の際のビール代に充当したのだが、私以外は全員が飲兵衛、1杯で足りるワケがない。時間が限られているのに追加ジョッキは一人3杯くらいになっていたと思う。そして、その追加分を気前良く奢ってくれたのが、先日高尾山に一緒に行ったWさん。なんとも太っ腹・・・、景気よさそう(*^^)v


夕食の際、女性広報委員のTさんが「女風呂に面白い掲示があったよ」と教えてくれたのが下の写真。私が撮りに行くワケにいかないのでTさんにカメラを渡し、撮ってきてもらったもの。女子高生の着替えシーンでも混ざってないかと期待していたが貼紙の写真のみ。何と言うか、全く気が利かないったらないパンチわーい(嬉しい顔)

DSC01674.JPG

お風呂の浴槽は小さく、3人くらい入るのがやっとで、シャワーも1個のみ。シャワーの後ろには順番待ちの列が出来る。環境保護の為、シャンプーも石鹸も使えない。お湯の温度は(回転を良くする為に)長湯されないよう熱めの設定。ふだんヌルイ湯に慣れている私は浴槽には入らずシャワーのみで汗を流す。


夕食を終えて部屋に戻り、消灯時間の9時まで宴会の続き。と言っても、けっこう真面目な議論に発展。地デジ対応の問題点やら更新料判決などを話し合う。それまで寡黙だったHさんも積極的に参加。昨年の上高地でも、食事の際や部屋に帰っての宴会では「業界の問題点」などを熱心に議論していたっけ。元々は親睦を深めるのが目的のハイキングだが、お互いの本音や考え方を聞くことができて、とても有意義な時間を共有できた。もちろん、皆「思いは同じ」だから喧嘩にはならない。

その模様をデジカメで取り始めたらMさんが「(風呂上りで)スッピンだから、この先は撮影なしね」と言う。「大丈夫ですよ、俺たちも全員スッピンだから」という言葉をグッと飲み込む^_^;

で、ハイキング部長のSさんが、カセットコンロと鍋、味噌汁の素とコーヒーの粉末と紙コップを家から持参していて全員に振舞ってくれた。その後、Sさんは酔いが回っていたのと疲れていたのとで早々にダウンして話には不参加。朝も全員にコーヒーを出してくれたが、Sさんは大変な負担だったと思う。

ところで、真面目な話の流れの中で、Kさん(組織委員長のKさんとは別の人)から、こんな話も出た。

「男がいつまでも若くあるためには、キレイな女性を見て欲望を感じることが必要」というもの。それについては激しく同意、である。だが、なんでそんな話になったかは全く覚えていないあせあせ(飛び散る汗)


今回のメンバー10人の中で最も健脚なのが、実は最長老76歳のSさん。そうは言っても、昼間、私のリュックを背負ってもらっていたのでSさんのマッサージをさせてもらうことに。体を当たって驚いた。Sさんの筋肉は年寄りのものではなかった。贅肉が無く引き締まっていて、私なんかが敵わないワケだ。


寝る前に、歯磨きしようと洗面所に行ったら「歯磨き粉は使えません」とあって、仕方ないので水だけで磨いたが、なんか気持ち悪かった。石鹸とシャンプーは不可、とは聞いていたが、歯磨き粉もダメだったか・・・。山小屋では油モノの食器なんかはどうやって洗っているんだろうか。

9時には皆がベッドに入り爆睡。朝になって分かったが、夜中に誰かが「痛え!」と叫んだらしい。広報委員のTさんは「寝言を言うクセがある」ということで期待していたが、残念ながら聞けなかった。


そうそう、別館に泊まっている女子高生グループの写真、出さないと怒り狂う読み手さんがいそうなので、

DSC01608.JPG
本館の風呂に入りに来た女子高生4人組の後ろ姿

「チェっ!、後ろ姿だけかよ!?」と言うなかれ。

監視の先生がいて、写真撮影はおろか話しかけることも出来ず。着ていたTシャツには「陸上部」とプリントされていたので陸上部の合宿のようだった。で、この4人の中の一人が抜群に可愛かった。正面から撮れなくて返す返すも残念だが、ま、私は顔を見てるし、久しぶりに若い女性の湯上り姿が見られて大満足。

後で思えば、先生に「どちらからおみえですか?」と訊けば良かったか・・・、失敗した。


翌早朝4時過ぎ、長老のSさんの「起きろ!」の号令で全員目覚める、が・・・、物凄く眠かったたらーっ(汗)

一晩中、雷と豪雨に見舞われたものの、雨は朝にはどうにか上がっていた。長蔵小屋の洗面所の蛇口の上には「この水は美味しい天然水です」との表示があったので、皆が出発前にペットボトルに入れていた。それは実に有り難かった。本当に喉が渇いたなら、一番美味しいのは何より真水だから。


 
                            続く
posted by poohpapa at 06:54| Comment(4) | 宅建組合の行事と活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ちっ
女子高生の写真は後ろ姿だけ、女風呂の写真は貼り紙だけ。
まったく気が利かないったらありゃしない。

>入ったことはないが刑務所より厳しいかも知れない。

フン、刑務所のほうが断然厳しいよっ。
入ったことはないが。
Posted by ピーちゃんの身元引受人 at 2011年08月06日 07:32
たなぼたさん、あれ?、「興味はないけど、けろけろさんのために我慢して見てやってもいいか」って言ってませんでしたっけ??

ま、いいや(*^^)v

女子高生さん、濡れた髪をバスタオルで拭きながら出てきたんですが、まあスッピンの素肌の美しいこと。頬も紅潮していて妙な色気があるんですね。ムラムラ・・・、とは来ませんでしたが、若いって素晴らしいことだな、と思いましたね、ホント。
Posted by poohpapa at 2011年08月06日 08:16
>女子高生さん、濡れた髪をバスタオルで拭きながら出てきたんですが

そうそう
そういう記述を期待していたのだ。

誰が、「尾瀬国立公園での野グソ」なんて……
Posted by ピーちゃんの身元引受人 at 2011年08月06日 08:27
たなぼたさん、ごめん、ごめん(*^^)v
Posted by poohpapa at 2011年08月06日 08:45
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]