私の様子を見ていたWさんから「コンドロイチンは効くよ」と勧められる。通販で売っているアレである。マジで考えようかな、と思う。けっこう高いけど、この痛みから逃れられるなら、と考えてしまう。
長蔵小屋を出たのが早朝5時5分。当初の予定は5時半出発であったが、長老のSさんが「山では予定を早め早めに前倒しして組んだほうが良い」と提案したことによる。それは大正解であった。現に、私が足を引っ張っていたし。
次第に遅れをとるが、ずっと付いて激励してくれたのが組織委員長のKさん。「リュックを持つよ」と何度も声を掛けてくれたが、なるだけ自分の力で、と思い辞退。だが、それも限界に近付いていた。
すると、長老のSさんが「リュックかしな。持ってやるよ。荷物がなくなるだけで随分と違うよ」と声を掛けてくださった。だが相手はこの業界の重鎮である。「ああ、そうですか、では今日もよろしく」とは言えない。それでKさんに「Kさ〜ん、ほら〜、Sさんが『リュック持つ』って言ってるよ」と言ってやった。つまり「アンタが持たないから長老に気を遣わせてるじゃないか」と言ってるワケで、Kさんはさっきから何度も「リュック持つよ」と言ってくれていたのにそんな言い方をしたんだから、冗談だと解かっていてもカチーンと来るものだろうが、Kさんは「はいはい、持ちますよ」と笑って受け取ってくれた。それ以降、鳩待峠に着くまで、(長老と広報委員長と交代しながら)ほとんどKさんが私のリュックを持ってくれていた。とにかく、うちらの仲間はどんな場面でも笑顔が絶えない。もしかすると腹の中では「野郎、いつか殺してやる!」と思っていたかも知れないが

以前も書いたが、Kさんは私のリュックを胸の前で負っていたので足元がよく見えず二度も尻餅をついている。木道や岩場が雨で濡れて滑るのだ。私も、荷物がなくても何度か滑りそうになったくらいだから、人の荷物まで持っていたなら尚のこと危険である。それは本当に申し訳ないことをした。来年のハイキングまでにはもう少し鍛えて、お仲間さんに迷惑をかけないようにしなければ。そして来年は、脚の様子を見て、ではなく「Kさんが参加する」のを確認してから申し込むことにしたい

ちなみに、2日目は長老のSさんもハイキング部長(広報委員長)も足を滑らせて尻餅をついている。
そして、極め付けがこちら、
Mさんが木道で足を滑らせ転落してしまい、長老のSさんが助け起こす様子
これ、私はすぐ前を歩いていて、悲鳴を聞いた時にはMさんは木道の下の泥濘に横たわっていた。その様子が可愛かったので、直ぐに写真を、と思ったが止めた。撮っていれば今年のピューリッツァー賞モノの一枚になっただろうが、人の不幸を喜ぶようで、Mさんのみならず皆から非難が集中することだろうし(*^^)v
冗談抜きで、報道カメラマンが決定的瞬間に出くわした時、カメラを向けることに(瞬間的に)躊躇する気持ちが解かるような気がする。後で思えば、撮っていたとしても何ら揉め事は起きなかったのだが・・・。
でも、こうやってアップしているのだから本音では「人の不幸を喜んでいる」と判る^_^;
順番が前後するが、下の写真は長蔵小屋を出発して直ぐのもの。
朝靄がかかっていて、ちょっぴり幻想的
花の写真は後でまとめてアップするつもりだが、7月末ともなると種類も数も少なくて寂しかった。
続く
私の場合は、足の筋肉にハリが出て筋を変に引張って
膝が痛むという感じなのでちょっと原因は違いますが・・・
膝にヒアルロン酸を注射するのが一番効果的だと思いますよ。
パパさんの場合は、体重を減らすのも効果的かと思います。
ヒアルロン酸の注射ですか・・・、痛そうですね^_^;
最近は、以前なら見向きもしなかった通販番組が気になってまして・・・(*^^)v
ま、そういう健康補助食品的なものより、何より体重を落とすのが一番でしょうね。と言っても、揚げ物が大好きで、真夏でも食欲が落ちることがなく「油ギラギラ」のおかずが食べられてしまうので、それがマズイですね。ま、少しずつ落としていきます。
お互い、頑張りましょう!