遥か彼方まで木道が延びる景色
尾瀬の湿原
一般的に、「尾瀬」といえばこんなイメージではないかと思う。湿原に木道が続いていて、花が咲き乱れている高原のイメージではないだろうか。普段着でも行けそうに思っている人も多いだろう。
だが、同じルートを辿ってみて頂けたら、私がどうして膝や脚の付け根を痛めたかよくお解かりになると思う。全行程の半分以上は平らだったように思うが、高低差もけっこうあって、しかも雨降りときたら相当にシンドイものがある。途中の休憩所にようやくの思いで到着した頃には、元気な人(言わば先発隊)のグループは休憩を終えて出発するので、休み時間が充分に取れずに悪循環になるのが辛い。
尾瀬では「歩荷」(ぼっか)と呼ばれる人たちとよく擦れ違った。山小屋や奥の売店に生活用品や食料品を運ぶ人たちで、だいたいが60kg〜100kgの荷物を背負って少し前屈みになって汗びっしょりで黙々と歩いている。私など自分のリュックをお仲間さんに託していたのだから恥ずかしくなる。こっちは手ぶらなのに「痛い、痛い」と騒いでいたのだから、歩荷の人たちの鍛錬たるや物凄い。
歩荷の方が来ると思わず道を譲る
山小屋や売店の商品は値段が割高になっている。平地の倍以上するだろう。だが、歩荷の人たちが汗だくになって黙々と運んでいる様子を見たらそれも当然だと思える。おカネを出せば手に入るだけでも有り難い。
ところで、途中でWさんと広報委員長がご自身用に持ってきていたストックを貸してくれた。それを両手に持って文字通り杖として使わせてもらったのも助かった。お陰で滑らずに済んだし。
皆、いろんなものを準備していたようで、広報委員長が「バンテリン持ってるから塗ってあげるよ」と言うので、一旦、膝ベルトを外して膝の裏側に塗りこんでもらったのだが、「脚の付け根も痛いんですけど」と言ったら「そこはヤダ」(塗らない)と即行で拒絶された。ま、そんな趣味はないだろうし^_^;
続く
へえ、歩荷の経験がおありなんですか、それは凄いですね。山でなくても、房総半島から野菜を担いで電車に乗って売り歩く年配の行商の女性がいますが、あれも私なんかには出来ないものですね。うちに来たなら、少しでも軽くしてあげようと、葉物より「大根」あたりから買っていくでしょう。
歩荷の方、たぶん、途中で休憩を取ることは絶対ないことでしょうね。一度下ろしたなら二度と担げないでしょうから。水分なんかも補充してるのかなあ、と気になりました。
それぞれの仕事に苦労があるものですね。
<<イチローでお馴染みの「CW−X」のコンプレッションタイツ
私は、運動して、とか、鍛錬して、というのは事の外苦手なので、楽して済ませられるなら多少高くても飛びつきますね^_^;
後で検索してみて、合いそうでしたら購入します。有り難うございます。
膝ベルト・・・、「効果があった」、つまり「してなければもっと痛くなったであろう」と思いたいのですが、あそこまで痛くなると「してなくても同じだったのかなあ・・・」と若干の疑いは残りますね。それでも、次もまたしていくでしょうけど。
それより、広報委員長とMさんが同じズボンを穿いていて、完全な防水使用で、泥濘に落っこちても濡れないし汚れも着かなくて、しかも発汗性が高いということで、1本11000円もしますが気になっています。私は、良く似たデザインの(ユニクロの)980円のズボンでしたが、その差は歴然としていました。
次に行く時は、そのズボンと膝ベルトと「CW−X」のコンプレッションタイツの3点セットで完璧ですね。
って、ダメだこりゃ(爆)
こんにちは。
サポート系のタイツは非常に良いらしいですよ。
それに靴下を二重に履いて、登り降りの激しい道が多いなら両手にストックがあれば完璧だと思います。
尾瀬シリーズ良いですね。
読んでいると、毎回また行きたいなと思います。
時期的にはもう厳しいですが、尾瀬でなくとも何処かにトレッキングに行ければ。
暑いのが苦手なので、尾瀬では小屋脇の清水も含めて1日で2リットル以上は水分補給をしていたような。
そのせいでトイレ代も随分払った記憶があります(笑
次に行くときは、poohpapa さんご一行のようにもう少しゆっくり味わいたいですね。
前回は1日で鳩山峠〜尾瀬ヶ原1周〜尾瀬沼〜大清水と一気に歩きすぎてしまったので…。
それにしても、女子高生たちの写真が無いのが残念!(爆
尾瀬シリーズ、愉しんで頂けて嬉しいです。全部私の主観で書いているものなので、ほとんど自己満足で終わってますが^_^;
あと2回+1回(尾瀬の花編)で終わります。もう少しお付き合いくださいね。
<<サポート系のタイツは非常に良いらしいですよ。
ほお・・・、複数の方から勧められる、ってことはイイのかも知れませんね。ググッと購入に傾いております。ですが、この上から膝ベルトは難しいかも知れないので、そこが悩むところですね。膝ベルトは、TV−CMの「お年寄りが階段を昇ってる姿」が連想されて、なんか年寄り臭くて抵抗があるのも事実でして、タイツのほうがスマートなので、カッコから入る私にはイイかな、と思えます(^^ゞ
尾瀬は空気がキレイでしたね。他の人は「ゆったり」でしたけど、私にとっては「いっぱいいっぱい」でした。それでも、帰ってきたばかりですがまた行きたくなっています。そうそう、組合の次のハイキングの企画は1月の御嶽山とのことで、なんか、高尾山よりキツそう・・・。
普通の旅行もそうですけど、仲間に恵まれるのが一番ですね。ま、それも、私から見て、の話でしかありませんが、うちの支部のハイキング参加者は毎年いいメンバーが集まります。
女子高生の写真、ほんと申し訳ありません。期待だけさせちゃって・・・(爆)
尾瀬ハイキングですか いいですね 高校生から登山を初めてはや35年になりますが、まだ一度も尾瀬に行ったことが無いんです。学生時代は何度かチャンスはあったんですが行けず終いです。一度行ってみたいところです。
歩荷と言えば学生時代の倶楽部では、資金稼ぎと訓練を兼ねてやっていた人もいました。私は、小屋の歩荷はやりませんでしたが、NHKの番組「NHK特集」(今ならNHKスペシャル)の番組制作で荷揚げと取材同行で南アルプスに二週間ほど入った事があります。
昔の事ですが。・・
尾瀬、15年ぶりでしたが、何も変わってなくて良かったです。「変わらない」状態を維持する、ということは大変なことで、多くの方のご苦労あってのことでしょうね。
尾瀬、機会を見つけて是非行かれてください。冬はダメですけど春も秋も楽しめると思います。長蔵小屋の方が仰るには、冬は、長蔵小屋も雪に埋もれるそうです。自然は厳しいですね。
で、私も、宅建支部の広報委員をしてなければハイキング部長(広報委員長)からハイキングに誘われることもなかったワケで、新しい良きお仲間さんと出会えることもなかったことになります。そういう意味でも有意義でした。また「10人という人数」が絶妙でしたね。委員長が言うように、多くても少なくてもダメかも知れません。ほんと、楽しかったです。
それでも、来年は、一昨年参加していて今年は不参加の人が加わるでしょうから、もう少し人数が増えそうです。それはそれで楽しみです。
南アルプスに2週間・・・、それは羨ましい体験ですね。いい想い出になっていることでしょう(*^^)v
私は、死ぬ前に一度行っておきたい所・・・、奥入瀬ですね。紅葉のシーズンに行ったなら、さぞかしキレイでしょうね・・・。ハイキング部では行かないだろな、遠すぎて^_^;