「12月20日まで待ってもらえないでしょうか?」(標準語に変換しているけど)とのこと。
私は、「はい、それで結構ですよ。数日なら遅れても大丈夫ですから」と即答した。いつ支払ってもらえるかが分かっていれば後は待っていればいいだけのこと。家主さんもそれで文句を言う人ではないし。
電話してきたのは連帯保証人のお姉さんだった。連帯保証人(弟)から直接の電話はない。たぶん、忙しくて掛けられない、のでなく、「なんで俺が払わなきゃいけないんだ。どうして俺が不動産屋から叱られなきゃならないんだ」と納得がいかなくて腹を立てているんだろう。気持ちは解からないではない。
昨日の私の電話の内容を親族間で話したようだ。お姉さんの話では、昨年、連帯保証人と一緒に上京してくれた(入居者本人の)伯父さんが、「去年私も会ってるけど不動産屋さんはいい人だったよ」と言ってくれて、それが「支払わなければならないか・・・」と思う決め手になったらしい。つまり、私にキツク叱られて「支払わされることに納得いかなくなっていた」んだけど伯父さんの助言で「あの人が言うんだから間違ってないんだろう」という流れになったのではないか。それでも判断の分かれ目は際どかったことだろう。
人を叱るのは難しい。下手をすると相手が態度を硬化させる可能性もある。人によっては、「こっちは払おうと思っていたんだけど、アンタがそんなうるさいこと言うからもう払う気にならなくなった」などと責任転嫁してくる輩もいる。そういう奴は「払わなくてよい」屁理屈などいくらでも見つけるものだし。
今回はそこまでいっていないが、どんなに厳しく叱っていても、相手に「この人は裏切れない。これ以上迷惑を掛けられない」と思ってもらえるかどうかが鍵であって、理屈で捻じ伏せるのでなく心に訴えかけるのがミソ。ただし相手に最低限の資質やハートが無ければ単なる口喧嘩で終わってしまうもの。さらに拗れるだけ、泥沼になる。一昨日の記事の老婆たちがまさにそういうレベル。
やはり、田舎の人たちなんだな、と思う。都会の人なら「知らねえよ、本人に言えよ」になる可能性が高い。
12月20日まで、というのは、年金とかが16日に入ってくるのと、これから親族から掻き集めるためだとか。実の子の不始末でも全く責任を取ろうとしない親もいる中で、凄く有り難く、また申し訳なく思う。
この件は、間違いなく年内に落着することと思う。よしんば年を越しても、その時は「本当に払いたくても払えない事情があった」と充分に解かるのだから、おカネの準備が整うまで待っていれば良いだけのこと。
自分でも、正直、ちょっとキツク言いすぎたかな、と反省している。なんとも因果な商売である。
なので、この記事のカテゴリーは昨日の「嫌な客」から「お客さん」に変わることになる。もっとも、「嫌な客」というのはあくまで「家賃を踏み倒して行方不明になっている入居者本人」について、なんだけど
入居者本人以外に請求するってのは本当に嫌ですよね。【連帯保証人】という言葉の意味すらわかっていない人もいる中請求するわけですから、こっちが不当に恨まれるような状況にもなりかねませんし・・・。
でもやっぱり、お金がないならないなりに相談をしてくれるとかなんとか、誠意を見せて欲しいですよね。
毎月家賃が少なくしか入らない人がいるんですが、その人は必ず自分から電話をしてきて「今月これだけで申し訳ありません」って言ってお金を持ってきます。
足りないのはわかっているけど先方から連絡をよこすこと、毎月きちんと入金をしているということでついついコチラも甘くなってしまいますが、毎月1万ずつでも足りないと後で苦労するのは本人ですからね、今後の対応を考えなければと思っています。
私も例の件で、来週裁判です。簡易裁判所を一瞬で通り越して、
地裁に行ってます。早く終わらせたい・・・
で、最近知り合った工務店が、例の物件の施工をした工務店。
先日弊社に来られて、別件で打ち合わせをしたときに、ちらりと
その物件の話をしたら、来られた方が現場監督で建てられたとの事・・・
世の中狭いですよね。設計料未払いで、その場は得したつもりかも
知れませんが、替わりに大きな何かを失っていく・・・
ざまぁみろ!!!!
私は、何度も何度も言っているんですよ。「どうしても払えない時は必ず事前に連絡ください。その時は相談に乗りますから」と。ところが、ほとんどの滞納者は何の連絡もくれないんです。それでキツイ督促をしたり契約解除の通告書を送ったりすると開き直るんですね。「事前に連絡する」ことの重要性が解かっていないのです。
「家賃が払えない」→「言いにくくて連絡しない」→「だから連絡できないでいたと解かってくれて当たり前」→「それでうるさく言ってくるのは悪徳業者」→「自分は悪くない」という思考回路になっているようで・・・。
「あなたが大家さんや管理会社の立場になって考えてご覧なさい。あなたみたいな入居者がいても『ああ、結構ですよ』と言えるものかどうか」と言ってやるんですけど、たいていは「無い袖は振れないんだからしょうがない」になりますね。
無くて払えない人は「まあ仕方ない」ところもありますが、有っても払わない奴はタチが悪いです。
でね、毎月1万ずつ・・・、それは実は怖いものがあります。裁判にでもなれば「少しずつでも払おうとしているのだから悪質滞納者とは言えない」ということになってしまいますから。裁判まで行くことになるなら、全く払ってくれないほうがいいことになります。
少しでも払ってくれたほうが有り難いのですが、まるで払わないのも少しずつ払うのもあまり変わりない、いえ、時に最悪の滞納者になることもありますので、はなくろさん、どうぞお気をつけて。
そうですか・・・、簡易裁判所を一瞬で通り越して地裁ですか・・・、でも、けろけろさん、日程的に、
12月04日 横浜マラソン(ハーフ)
01月22日 千葉マリン(ハーフ)
このあたりで地裁、でしょうかね・・・。
02月26日 東京マラソン(フル)
03月11日 京都マラソン(フル)
05月13日 仙台国際(ハーフ)
07月27日 富士登山競争(富士山) 申し込み予定
08月26日 北海道マラソン(フル)
etc・・・
キツイものがありますね・・・。無理しないでくださいね。裁判じゃなくマラソンですけど(*^^)v
設計料未払いの相手、世間を自分で狭くしていってるんですね。同じような業界であれば横の繋がりがあるワケだし、すぐに知ってる人にぶつかります。悪い噂はとくに広がるのが早いですし。一時的に踏み倒して得をしても、そんな会社が長続きするハズもありません。信用こそが最高の資本、と解からないようでは経営者の資質に著しく欠けますよね。
いい判決が出たら(こっちまで来て)奢ってくださいね(爆)