うちの社長の「人と成り」については以前にもふれたが、15年もお付き合いしていて未だに分からない部分がある。
かつて自民党の少数派閥の長である某代議士の秘書官を20年も務め、故田中角栄元総理から、目の前に1千万円を積まれて田中派入りを強く勧められたが、「信義に悖(もと)る」と、断ったこともあると聞く。
社長はその昔、知人から「借金の連帯保証人になって欲しい」と頼まれて引き受け、その知人に逃げられたことがある。それが為に、今も毎月、その借金の肩代わりで返済を続けている。
ま、ここまでなら「よくある話」である。
その逃げた知人から、時々、「お金を貸してもらえないか」と連絡がくるそうだ。踏み倒して逃げていながら、である。
私が社長に、「もちろん貸さないですよネ?」と聞くと、
「いやア、貸してやったよ、大した額じゃないし」と言う。
で、「向こうは社長が肩代わりして今も返済していることを知っているんですか?」と、さらに聞くと、
「いや、特には話してないよ。分かっているだろうとは思うけど」とのこと。
「それで、よく、また貸して欲しい、などと連絡してきますね」と呆れると、
「彼だって、逃げたくて逃げてる訳じゃないさ。よっぽど困ってるんだろう。だから、(本来はもう頼めない)僕のところに言ってくるんだろうよ」と、苦笑いしている。
「また頼まれたら、次も貸すんですか?」と、追い討ちをかけると、
事も無げに、「ま、貸すだろうね」と言う。
なんという心の広さだろう。
私は心に誓った。「一生この社長について行こう」・・・・・というのではない。
「おカネを借りるなら、絶対社長から借りよう」、と(爆)
いつも大変お世話になっておりますたこぼんです。
それにしても、私のこの前の「蛙の‥‥」発言が何回もリフレインされるとは、、、。やはりこのような人気blogの真ん中で発言するという事は、天に向かって小便をするようなものなのですね。それと「コメント、有りが・・・・・。」は最高でした。暫く笑い転げていました。出来れば今後も拙文の評価という意味で「有りが・・」の字句の切れ具合で星いくつの評価をしていただければと思います。あれですね、悪徳様はジャズプレイヤーになっていても一流になられていたのでしょうね。羨ましい限りです。
そんなすごい悪徳様が感心する社長様は更にすごいお人ですね。その人から借金を重ねて返さないなんて許せません。そこで提案があるのですが、今投資していただくと1年で3倍になるといういい話があります。今までは誰にも話しませんでしたがその社長様だけには是非儲けて頂きたく、悪徳様より御紹介して頂きたくお願い申し上げます。これで私も悪徳様に恩返しが出来そうです。
古い過去ログを引っ張り出してくださって有り難うございます。
社長は最近、その踏み倒してばかりいる人物の招待で京都旅行に行っています。分からないものです。何か良いところがあるから付き合っているのでしょうけど。
それでは、まだ早いのですが、おやすみなさい。