と言っても、最初の記事に登場する税理士は、さっさと当社に見切りをつけて顧問を辞退してしまっているので、全く別の税理士の話である。
私は、教師も医師も政治家も弁護士も税理士も、凡そ世間から「先生」と呼ばれる職業の人間は大嫌いである(なこまゆ先生は別)。これに銀行員、警察官、役人が加わる。偏見といわれようが何と思われようが、子供の頃からこれらの職業の人間と関わってきて、今まで碌なことはなかったから、この思い、価値観、というものは変えようがない。
で、後任の税理士であるが、先日、また衝突してしまった。この男とは2度目である。
その日、社長の長男でもある当社の専務も同席して、決算の打ち合わせをしていた。
社長の長男は、歳は私より一回りほど若いが、社長に負けないくらいの大人物である。度胸も据わっているし、分別も機動力もある。たいてい二代目は先代に比べると格段に落ちるものだが、うちの二代目は違う。というか、先代(現社長=もちろん健在)が善人過ぎて頼りないからそう思えるのかも知れない(爆)
で、この税理士(以下「男」という)からは以前から頼まれていたことがあって、その事務を私がすれば、税理事務所で男の補助をしている若手社員K氏の負担が軽くなるから、是非協力してもらいたい、というのであるが、その頼み方が気に入らなかった。だから、のらりくらりと1年も放置しておいた。
私が賃料管理をしているアパートのそれぞれの入居者の月末の時点での入金状況を、「毎月一覧表にして報告してもらいたい」、と言うのだが、家賃は月末までに振り込んでもらう約束になってはいるが、翌月にまたがって遅れて入金される分が半分近くあって、月初めに家主さんに送金する迄に未入金で、私が立て替える分も毎月40万〜50万くらいある。どのみち回収はしているから帳尻は合っている。ただ、税理士の立場からすれば、「月末で締めて、一時預かり金、未入金分、仮払金、といった区別をして、税務署から説明を求められたらすぐ説明ができるようにしておきたい」、とのことで、よくは分からないが、もっともな話なんだろう。
では、なぜ私が要求に応じないのか、というと、
「税理士さん、それはアンタの仕事でしょ!」、ということである。前任の「役立たずの税理士」からでさえそんなことは頼まれたことは無い。
私は「全通帳のコピー」と、家主さんに対する「家賃の送金状況一覧表」は税理事務所に渡している。それを追いかければ全部分かるハズだから、「後はそっちでやってくれ、僅かではあるが顧問料も払っている」、という考えなのだ。
「税務署から突っ込まれたらどうします?」、と私を脅すので、「その時は私が説明します。よほどの馬鹿でない限り、不正な会計処理をしてないことはすぐ分かるのだから」、と答えると、「どうなっても知りませんからね!」、と言う。男が心配しているのは顧問先のことではない。むしろ税理士としての自分の立場であろう。
男は、「うちのKがその事務をするのに膨大な時間がかかっていて、時給で換算すれば16万にもなる。○○さんがやってくれればKの負担が軽くて済む。Kの人件費16万を○○さんが払ってくれる、というならそれでもいいんですがね」、と来た。
それでは、私のような人間は動かない(爆)
さらに、こんなことも言われた。
「あなたは、この店の利益は皆んな自分のもの、と考えているようだが、逆にもし会社に損害を与えたらどうします?」、と。
「社長から、この店を出す時に、『儲かったら○○君、全部持っていっても構わないけど、儲からなくても助けを求めてこないでくれよ』と言われているから自分で責任取りますよ」、と言うと、「ならば、コレ、責任取ってもらいましょう」、と提示されたのが、数ヶ月前にボーナスとして私が持って帰った75万円であった。「それは仮払金になっているから会社に戻せ」、と言うのである。社長の了解の下に持って帰ったものであるが、男の言い方を聞いていると、まるで私が会社のカネを横領しているかのごとくに聞こえる。その分は一旦会社に戻して、改めて持ち帰ることにした。「お仕事」だとは思うが、こうまでガチガチの石頭だと、「堅実で安心」を通り越して、こっちも疲れる。
あれでも奥さんいるんだよな。夜の生活、どうしてんだろ。
「夫婦生活は週一回、休みの前日、生理日の前の週のみ週2回。体位は正常位のみ、嘗めることも咥えることも予防衛生学の見地から不可。一回のSEXを金額に換算すると、街頭で拾った女とならホテル代込みで一発2万5千円〜3万。これが風俗店だと1万〜1万5千。女房とは結婚20年、減価償却率80%とすると一発が3千円ポッキリ。これにコンドームを必要経費として認めて、給料から逆算すると月5回までなら交際費として税務署に言い訳が立つ」、なんて日々細かな計算してヤッてるんだろう(爆)
この男との最初のトラブルは3年前、やはり決算の打ち合わせの席で起きた。
私が社長に不動産事務所を開いてもらう際、もう一人出資者がいて、その人物に毎月2万ずつの返済をしていたのだが、あと半年で元本が終わる、という時になって、もう一人の出資者の前で、「ああ、これは返済ではなくて役員報酬ですね」、と言い切ってしまった。それにより、元本は全く減ってなくて、依然として丸々借金が残っている形になってしまった。その役員と私とは相性が非常に悪く、私も「早く完済して、『あとは利息』として同じ額をその人が亡くなるまで払い続けていこう」と思っていて、内々に社長とも合意していた。だから、男が唐突に前述の発言をした時には社長も私の顔を見て、「マズイ!」という表情をしていた。その場で、「店を開いた当時、その2万ずつの支払いは返済ということになっていたハズ」、と私も社長も言えなかったのは、もう一人の出資者が「直情直下型」の性格で、話を切り出せば激怒して収拾がつかなくなることが分かっていたからというのと、「今すぐ全額返してもらおう」、と言いだすとマズイからである。
男には、「税理士という立場での自分の発言が、どういう効果をもたらすか」、などということは分かっていなかったし、考えるつもりも無かったのだろう。だが、それによって、私の返済という苦労は振り出しに戻されてしまった。「やっと元本分がまず終わる」、と思っていたところに、「いえ、元本は一銭も減っていません」、と言われた人間の落胆は、あの男には到底理解は出来ないだろう。男にとっては、数字や名目が合っているかどうかだけが問題であって、人間関係とか人の心理など眼中にはない。業務上やむを得ないとしても、「気配り」とか「根回し」がない。周りの空気が読めないのだ。
「約束事は書面にしておく」、これは世の中の常識、・・・であった(苦笑)
ところで、先日、モメている最中にお客さんが来店した。2日前に物件を紹介して申し込みを入れてくださった独身男性のお客さんである。5坪弱の狭い事務所でいつまでもモメている訳にもいかず、さりとて税理士の男も、私が「書類を作る」と言うまで今日は帰る気はない、という気魄で私の顔を睨みつけていたので、私は、「どれだけ頼まれようがその書類を作る気はない。お客さんだから帰れ!」、と怒鳴りつけて専務共々追い出してしまった。専務の顔を潰してしまったが、そうするしかなかった。
で、お客さんとは、何事も無かったかのように商談を始めた。幸い、「え?この不動産屋、ヤバそうじゃん!」、とは思わなかったようだ。
10年付き合っても信頼関係が築けない相手もいるが、たった1日で築ける人もいる。
人生は面白い。
【関連する記事】
『数字や名目が合っているかどうかだけが問題であって、人間関係とか人の心理など眼中にはない。業務上やむを得ないとしても、「気配り」とか「根回し」がない。周りの空気が読めない』
のところ、うちの夫のことです(笑)
まぁ、10年来の付き合いだし、知ってたことですが、私がみたところ、それはどうやら親に問題があるようですね‥(爆)夫の仕事振りは見たことがないです。ただ、この4月に転職する前の会社の社長からはきっちりしているので‥かどうかやたら評判がよく惜しまれての退職でした。でも家じゃだらだらですよ。なんの計算もないしいきあたりばったりでいきなり旅行に行こうとかり出されたり(;^_^A 結婚前はきっちりいろいろ几帳面にクソマジメに計算していて融通もきかない石頭だと思っていたので(たぶん外面は今でもそうなんですが)家での顔にはびっくりです。夜もテキトーですよ(爆)
そうそう。先生がお嫌いとのこと。
夫の今年4月からの転職先は高校です。生物を教えています。
poohpapaさんとはさぞかし合わないんでしょうねぇぇぇ。
かく言う私もその昔、5年ほどデザインの専門学校で専任していました(笑)もっとも職員室ではどっちが先生でどっちが生徒だかわかりゃしない!とお局様から毎日怒られるほどはしゃぎまくっていましたが・・・・。
ではでは今日も暑いですが良い一日を。
はっはっは。
わたしは、世の中から「先生」と呼ばれても分不相応な勘違いしないような、まともなコンサルタントや研修講師を養成するお仕事をしておりますです。
コンサルタントならぬ寄生虫やくそたれは多いです。
研修といいながら、あっちこっちのセミナーの受け売りや本から抜き出したものを並べて一日の研修を組み、自己満足で話しつづける人や、グループワークにコメントとつけるだけで研修だと言い張る詐*師も跋扈しております。
わたしは、そういうコンサルタントや研修講師、いわゆる「先生」は、私の手元でぶっ潰すことにしています。
容赦なく、轟沈していただきます。
こっちも傷は負いますがね。へへへ。
毎日楽しみに熟読(?)させて頂いております(笑)。
今回税理士についてのお話でしたので、思い余って書かせていただきました。
私は会計ソフトの会社にいたのですが、その際会計士・税理士とはかなり密接にお付き合いがありましたが、本当にあの人達はなんなんでしょう???
何度頭にきて受話器を投げ捨てたか。
自分達は偉い、お前らはバカという態度が本当にムカツキました。何様なんだといつも思っていました。確かに、全員がそうではありませんでしたが。
私の経験だけで言わせていただけるならば、本当に天下りの人間や、先生と呼ばれる人間は、他の人間を見下している人が多い、と確信しています。
なんだか、ツラツラ書かせていただいてかなりスッキリしてしまいました(笑)。
機会がありましたら、また書かせていただきます。
あ、熟読は毎日しておりますので、ご心配なく(笑)。
では。
「先生」と言われる職業についている者の一人なんですが(苦笑)根本的に勘違いしている先生ってのは
「日々教えているだけでなく教えられている」
という事が解らない輩なんでしょうね。
医療関係でいえば”患者を治す”というのは思い上がりで”治すお手伝い”でしか有得ない訳ですし、教師ともなれば日々子供と向き合う事でベテランとして育っていく訳で。
特に税理士というのは以前は役所で働いていたのが、急に個人事業主になるんでそこら辺の琴線というか社会常識ってのが欠落しているの多そうですね。
でもそういう人の中にも”稔るほど頭を垂れる稲穂かな”の人もたまにいますからねぇ。人ってホント面白いですね 笑
私も銀行員や税理士会計士・税務署の連中は大っ嫌いです。
他人様のお金でごはん食べている事をまったく理解していない種族の代表ですね。
彼らはいつも偉そうな事ばかり仰りますが、自分たちの替えが幾らでもすぐ近くに大勢いる事を思い知らせたいですよ。
私も打ち合わせの終わりごろはいつもイライラしております。
広い心を持たねば持たねば・・・
私は高校教師の(もう退職しましたが)父を持ち、飲食店のまえは介護福祉士として先生と呼ばれ、今現在は税務署近くに飲食店を経営し、税理士の先生にご指導を受けている訳ですが…
私は先生であった父を尊敬し、昔は自分も教師を夢見た時期もあり、福祉士として先生と呼ばれることに不具合もなく、今のお店のランチは時として税務職員の社員食堂と化し、税理士の先生と懇意にさせていただいています。
幸運なことに皆良い方ばかりです。どちらかと言えば私も役人関係は苦手でありましたが…(特に警察官)
その先の方々との出会いは、私に(役人が嫌いな訳は)先入観によるものだと思わせるのに十分な人格者達でした。
確かに嫌な方は沢山いらっしゃりそうだと今も思います。中には良い方もたくさんいらっしゃると付け加えておかせて下さい。
poohpapaさんが仰るように…
だから人生は面白い!
ので、
>「約束事は書面にしておく」
だけではなく、会議の議事録もしっかり取らせてもらった上に、署名or捺印させています。
すっとぼける奴は容赦しません。
結果として、一行目につながるようえです。(爆)
ダメじゃん・・・
今日のコラムは、suraimuyaさんのご主人をイメージして書かせて頂きました(嘘)
ご主人、堅物一辺倒でなくて良かったじゃないですか。家でも几帳面にやられたら奥様はたまったものではありません。何より、思い立ったように旅に誘ってくれるなんて最高です。うちなんか、コツコツコツコツ貯めて、前々から計画して申し込んで、テンション高めて、キャンセルですよ、ドイツ(爆)
私は、大らかで素敵だと思いますね。
ご主人は、おそらく勤め先でも、気が付いてても黙って気付かない振りが出来る方ですよ。今晩にでも伺ってみてください。きっとそうです。誰かが内密の相談を持ちかけた時、「前から分かっていたよ」、と言うタイプだと思いますね。
ご主人は転職して高校の先生、というのも面白いですね。私もA型の几帳面さとO型の大らかさ(ずぼら、とも言う)の二面性を併せ持っていますので、ご主人とはウマが合うのかも知れませんよ。あ、はい、それでも先生は嫌いですが(爆)
いつもコメント、有り難うございます。
講演会の講師とかコンサルタントと言っても、本当にピンキリですよね。結構名前の通った人の講演を聴いていても、この程度の話でカネとるの?っていうの多いです。
稀に、自分の講演(を聞いてくれる人たち)のために、しっかりとした調査と準備をなさっている講師の方もいらっしゃって、そういうのはすぐ分かるし、聴き終えた後、とても幸せな気分になれますね。
それにしても、講師の研修をする仕事とは凄いですね。
コメント、どうも有り難うございます。
いつもお読み頂き有り難うございます。
私は、21歳の時、うちの(まだこの呼び方になります)が勤めていた会計事務所の会計士と大喧嘩したことがあって、それからダメですね。
会計事務所でありながら滅茶苦茶な給与体系と労働条件で、ボーナスの査定も根拠なく、ほとんどその時の気分次第、って感じで、うちの(だけではなかったでしょうが)は、それでも我慢していましたが、辞める覚悟ができたので私が事務所まで乗り込んで談判しました。退職金をしっかり払わせましたけど、まあ後味は悪かったですね。私はそのあたりから道を踏み外し・・・(爆)
これからもどうぞよろしくお願いします。
それ、言えてますね。私が尊敬する恩師も、「俺はこいつら(生徒)と一緒に成長させてもらっとるがや。俺が教えてもらっとるだが」(名古屋弁)と仰っています。その実、当然のことながら、ずいぶんといろんなことを教えて頂きました。その反面、教師然として高圧的な人からは、あまり学ぶべきものは無かったように思います。
決算の時期になると、最初の税理士の口癖の「それじゃあ税務署は納得しませんよ」という言葉が常に頭にこびり付いていて離れません。困ったもんだ(苦笑)
どんな業界でも、1対8対1の比率ですかね。もちろん、8割が「普通」です。
いつもコメント、有り難うございます。
あからさまに威張っている人の方がまだマシでしょうね。
私は、本当は心の中で馬鹿にしているくせに丁寧で礼儀正しい振りをしている銀行員みたいなのが一番嫌ですね、個人的には。
し??さんが仰るように、「自分のカネ、貸してる訳じゃないだろが!」と、いつも思っています、彼らに対しては。
広い心・・・、相手によりけりです(*^^)v
コメント、有り難うございます。
大先生方には立場もおありでしょうし、プライドもチョモランマ並に高いものをお持ちでしょうから、百万歩下がって理解してあげたいのですけど、私もそんなにできた人間ではないので、思いっきりしらけちゃいます。
でもね、数字のプロだったら、せめてプロらしくして欲しいですね。コンサルタント気取りで、経営体質改善のアドバイスする税理士・会計士って多くないですか?まぁ、出てくるアドバイスって、ほとんど銀行が言うのと同じ内容なんですよねぇ。数字しか見ない奴って大体同じ答えしか出せません。プロでもない人にアドバイス求めるクライアントもクライアントですが、所詮は税理士・会計士、経営建て直しのプロじゃないんだから、いらねー改善のアドバイスなんてしないほうが身のためだと思うんだけどなぁ。
私の周りでは良い「先生」、少なかったですね。先入観ではなく、体験からくる後入観(こんな言葉はありませんが)なんですよ。そんな中で、何人かの良い先生と巡り合ってもいますが、いずれも、大激突した先生ばかりです。良くない先生とはぶつかることもありませんでした。
私は、生徒の側から先生を見て批判していますが、先生の側から見れば、「じょ??だんじゃない!」、と言いたいものだとは思いますね(^_-)-☆
la-primaveraさんは「結果オーライ」なんですよ。幸せだと思います。ふつうはそんなに良い人ばかりには当たりませんから、ホント。私は「死んでも許さない」教師さえいます。というか、かなり怖い話ですが、もし絶対に罪には問わない、との確約が頂けるなら、高校時代の新聞室の顧問だった教諭を・・・・・。
「先生」と呼ばれる職業は、良くも悪くも注目を浴びているということなんでしょう。
コメント、有り難うございます。
で、土曜日の夜、「先生」のおこぼれに与るべく伺います(爆)
そっか、約束事だけでなく、議事録にもサインが必要なんですね(*^^)v
そういえば、私も教師からは凄く嫌われていましたね。というか、8割くらいの教師は私に対して苦手意識を持っていたようです。そのことは私の誇りでもありますが(*^^)v
コメント、どうも有り難うございます。
今話題の「監査法人」なんかも、そういうところがありそうですね。
うちの税理士は、アドバイスはしないですね。本当は節税のための適切なアドバイスなんか欲しいのですが、そんな気の利いたことは言ってくれません。脱税の手助けを頼んでる訳じゃないのですが、帳尻を合わすことしか考えてなくて、もし税務署の査察を受けた時に、不備が無い、起こさせない税理士が有能である、とでも思っているのでしょう。
私には「プロの仕事」、とは思えません。
コメント、有り難うございます。
二、三日前、ひょんなことからこのブログのことを知り、今日、貴サイトを読みふけっておりました。
まだ一部しか読んでいないのですが、実際にあったことをとても上手に文章にされていて、
感動しながら、賛同しながら、歓喜しながら、読みました。
特に義父母との同居と破綻の一連の話は涙なくしては読めません。
いろいろと読んでいるうちに、この「役立たずの税理士」1、2にたどり着きました。
私も「先生」と呼ばれる職業の人、そして銀行員、警察官、役人が大嫌いな一人です。
ひとつだけpoohpapaさんと違うのは、私自身が会計士・税理士である点です。
でも、やっぱり同業のほとんどの人は好きになれないですね。
会計士は数字の背後にある経営の根幹を把握できない人が多いですし、
OB税理士(税務署OBのこと、私は「ムショあがり」と読んでます)には
仕事なんてしないのに高い顧問料ばかりとる人が多いです。
さて、
貴稿に登場する税理士二名、読んだところから察する限りはどうしようもない連中ですね。
>「月末で締めて、一時預かり金、未入金分、仮払金、といった区別をして、
>税務署から説明を求められたらすぐ説明ができるようにしておきたい」
ふざけんなですよね。そんなの自分でやればいいでしょって感じです。
毎月計算するのが大変なら三ヶ月に一回計算するとか、
仕事の負担を軽くする方法ならいくらでもあるでしょうに。
だいたい、税務署だって忙しいんだから、そんなに頻繁に説明求めになんか来ませんよ
(源泉所得税の担当は結構細かいけど・・・)。
>「税務署から突っ込まれたらどうします?」
これ、税理士のセリフですかね?
税務署から突っ込まれたとき代弁して納得させるのが税理士でしょう?
(もちろん、その前提としての税務アドバイスは必要ですが)
税理士は、税理士法で「中立の立場を守るべし」とされているのですが、
役所とお客のどっちの味方すべきか迫られたら、やっぱりお客の味方しなきゃでしょ。
>数ヶ月前にボーナスとして私が持って帰った75万円であった。
>「それは仮払金になっているから会社に戻せ」
これは明らかにただの嫌がらせですね。むかつく。
だって、
「(賞与)750,000 (仮払金)750,000」
という振替伝票一枚書くだけで済む話でしょうに。
poohpapaさんが、会社経営上役員の立場にあれば、
役員賞与になって、税務上経費(損金)にできないおカネにはなってしまいますが、
それも含めて社長が了解しているならなんの問題もないはずです。
最後の
>「ああ、これは返済ではなくて役員報酬ですね」
は、むかつくを通り越して呆れてものを言えません。
この税理士はどういう立場から、そんなことを言い切れるのでしょうか?
そのおカネの背後にある事情とか人間関係とか把握した上で言っているのでしょうか?
彼がなぜそう言い切ったのか、彼の釈明もぜひ聞きたいところですね。
少なくとも私には、なにがなんだかよくわかりません。
借金の返済だろうが、役員報酬だろうが、会社の経費(税務上の損金)にはならないから
法人税額は変わらないんですけどね。
私が、poohpapaさんの立場だったら、勝てるかどうか微妙ですけど
(書面が残っていないなどの弱点もあるので)、
損害賠償請求の訴えを起こしたいところです。
「役立たずの税理士」1、2を拝読して、
腹の立つこともありますが、安心した面もあります。
「少なくともこの二人よりかは、私の方がマシ」だと。
というのも、私は36歳にして、税理士なりたてでして、
自分の仕事になかなか自信が持てずにいたのです。
そんな中で、一番ありがたいのはお客さんです。
お客さんに質問をいただいてそれに答えるというプロセスが本当に勉強になります。
未熟なので、即答できないことがほとんどです。わからないながらに調べます。
その時調べたことってホントに真剣だから結構身につくんです。
そうやって少しずつ前進してきて、最近ようやく全体の一部がわかりかけてきたところなんです。
そして気づいたら、上記の二人には(少なくとも)勝っていた(笑)
いま私が目指していることは、
「お客さんの税金を1円でも安くする」
ということです。
当面はこれに命賭けようと思っています。
もちろん不正(仮装、隠蔽)はおすすめしません。
あくまで法に触れない範囲で、です。
なぜこんなことにこだわるかというと、
役人は受け取った税金を必ず無駄遣いするからです。
だから、調査で「おみやげ」(税務調査を早く切り上げさせるために
わざと指摘させる些細な誤謬をつくっておくこと)持たせるのにも反対です。
税務署に払う税金は1円でも安い方がいいに決まっているのです。
(ちなみに、「査察」は億単位の不正(脱税、つまり犯罪)がないと来ません。
ふつうの税務調査は話せばわかる面もあります。世の中白黒はっきりしない
ことの方が多くて、もめるところはだいたいそういうところですから。
査察(強制)と任意の税務調査とでは法的根拠も違いますし、まったくの別物です。)
「君もコンサルティングをやったらいい」
と言われることがあり、なるほどとも思うのですが、
いまはまだできません。
とりあえず税法についての知識を増やさないと。
土台がしっかりしていないと、その上には登れませんから、ね。
すいません、長くなって。
なんだか久しぶりにいい文章に接することができて、
あと、私にコメントできそうなことに出会ったものですから。
時期もだいぶズレてますし、ご迷惑とは思いながら長々と書いてしまいました。
ところで、poohpapaさんは、なぜ「悪徳」不動産屋なんでしょう。
私が拝読する限り、とても「良心的」な不動産屋さんに見えますが。
私の言いたかったことを、税理士さん、公認会計士さんの立場から分かりやすくご説明頂きましてとても感激しています。
頂いたコメントに対しまして私の返信が短くなってしまいますことをどうかご了承ください。
お陰さまで、毎日のコラムにたくさんのコメントを頂戴しておりますが、該当するご職業に就いておられる方からのコメントはとくに有り難く、また怖くもあります。「アンタ、素人だから勝手なこと言ってるけど、こういう事情もあるんだよ」、というお叱りやご指摘を受けることも覚悟して書いておりますので、何よりまずホッといたしました^_^;
一つ一つのご説明を受け、やっぱり私の考えていたことは間違いではなかったんだ、と、安心できましたし、具体的な考え方や対処方法までご教示頂いたことは今後の対税理士とのやり取りに大いに参考になります。
実は、このコラムの税理士は、私が現在「店への出入り」を禁止しています。うちの社長の学生時代からの知り合いということで、顧問契約を切ることは出来ないとの話ですが、正直なところ、顔を見ただけで勤労意欲が減退してしまうので、「迷惑だから二度とうちの敷居を跨ぐな!」と申し渡しました。したがって、店には会計事務所の見習いの職員さんが来ます。その人はとてもいい人なんですよ。こちらが説明したことを理解しようとしてくれます。その「理解しようとしてくれる」、ということこそが大切なことなんですけど。それにしても、顧問契約を切らずに出入り禁止にする顧客も珍しいとは思いますが(爆)
社長は私に対して、「僕の知人に対して何てことを言うんだ!」、などとは言わず、「いやあ、○○君と○○君じゃ、そりゃあ合わないだろうなあ」、と笑っています。有り難いことです。
私は正しいことだけして生きてきた訳ではなく、人並みに汚いことも間違ったこともしております。不動産の仕事上も例外ではありません。自分の信条には忠実に生きていますが、コラムの内容も、私を良くご存知の方からすれば「オイオイ」くらいの話でしょう。ただ、人間皆んなそんなもの、と都合よく認識しています。ではありますが、やはり私は「悪徳」ということでいいんだと思っています(苦笑)
温かく有益なコメント、本当に有り難うございました。
これからもどうぞ宜しくお願いします。
ふたたび、ひろともです。
私の未明のコメントにつきましてご丁寧なお返事いただきありがとうございます。
筆者の思いの深さと文章の長短は必ずしも比例しません。
私もできれば短くまとめたかったのですが、力量の乏しいあまり長くなってしまったのです。
さて、二度もここに訪れたのは理由があります。
先の私のコメントに誤りがあったのです。以下のようにお詫びして訂正いたします。
>借金の返済だろうが、役員報酬だろうが、会社の経費(税務上の損金)にはならないから
>法人税額は変わらないんですけどね。
と書きましたが、これは誤りで、
本当に役員報酬として認められれば損金になり税額は安くなります。
注意力散漫なために基本的な間違いをしてしまい、お恥ずかしい限りです。
上記「役員報酬」が「役員賞与」である場合は、損金にならず税額は変わりません。
もし、彼の税理士が「役員報酬にすれば税金が安くなりますよ」という意味で言ったなら、
その言い分も理解できないわけではありません。もちろん、タイミングは最悪ですが。
事実関係がいまひとつつかみきれないので、正確さを欠きますが、
もう一人の出資者の「出資金」が貸付でなく商法等のいう出資としたなら、
そもそも返済なんて不要という話もできますね。
それにしても、「顧問契約を切らずに出入り禁止」とは痛快ですね。
経験豊富のpoohpapaさんならではのアイデアではないかと思います。
会社によってはセカンドオピニオンとして複数の税理士の意見をきくところもあるようです。
顧問税理士の意見に疑問がある場合は、他の税理士にもきいてみるというのも方法です。
ちなみに私のメールアドレスは、ひろとものページの掲示板から探し出すことができます。
(結局、セールスかい!?(笑))
もし時間に余裕があるばあいには、こちらにもお立ち寄りいただければ幸いです。
(本当に時間があるときでいいんです、ハイ)
特に必要がある場合を除き、このコメントへのお返事はいただかなくても結構です。
ただでさえお忙しいでしょうに、さらにpoohpapaさんの
お時間を奪うようなことをしてしまっては申し訳が立ちません。
最後まで読んでいただいて、どうもありがとうございました。
とても行き届いたご配慮を頂きまして心より感謝いたしております。
ひろともさんが分かりやすく解説してくださったコメントを印刷しておいて、何かあったらうちの税理士に「どうだ!」、と就き付けてやりたいくらいの話です(*^^)v
過去には私との対立で(最初の)顧問税理士が顧問を下りている訳なんで、私から「切ってくれ」とは社長に言えなくて、2ヶ月に一度くらい顔を合わせるのでさえ大変な苦痛でした。でも、向こうは「どうしてそうなっているのか」全く理解していなくて、理屈と数字で押さえ込もうとするんですね。まるで母親が「勉強しないと良い大学に行けないわよ!いい会社にも就職できないわよ!」、と説教しているようなもので、「こちらはそんなことは望んでない」、ということを分かろうともしないんで、ただただ疲れました。
でも、先方からすれば、「あんな嫌な最低の顧客はいない」、と思っているでしょう(笑)
きっと、「アンタの為を思って言ってやってるんだ!」、という感覚なんでしょうね。
で、ふと思ったのですが、税理士さんにも「営業能力」は必要だな、と(爆)
ひろともさんと同じご職業の方をコキ下ろしているのに、親身になって丁寧に説明してくださったこと、本当に嬉しく思っております。不愉快なこともお有りかと存じますが、これからもどうぞよろしくお願いします。
そして、どうぞ良い年をお迎えください。
税理士側にしてみれば顧問契約でひとたび決まった金をもらえばえば1年間は安泰という仕組みがこの業界の競争性を著しく損ねて、もちろんその他にもいろいろ要因はありますが、井の中の蛙となっている人が多いと思います。ひろともさんの「お客さんの税金を1円でも安くする」というのももっともですが、そんなつまらないことよりも、競争して質の高いサービスを1円でも安く提供するのが今、もっとも税理士に求められていることだと思います。税金1円安くするのに1万円税理士に高く払っていたのではまったく意味無いのですよ。私は公務員の不祥事よりも現在の税理士のあり方の方にはるかに疑問を抱いているので、税金を100万円安くするのに税理士に100万円払うのでしたら、税金の方を100万円追加して払いたいです。
最後に、私が出会う税理士は不幸にも論理的な思考や言語能力に著しい欠陥を持った人が多くて大変困ってます。足し算引き算ばかりしてないで、国語や論理学を学ぶべきですね。税理士試験にはそういうの無いんですか?
税理士試験にも宅建主任試験にも教員採用試験にも、そして運転免許にも、論理や倫理を問う適性検査というものは全く無いですよね、本当に不合理だと思います。
ここに書き込みをしてくださっている税理士のひろともさんは、極めてまともな価値観と使命感、倫理観をお持ちの方で、そういう方は残念ながら稀有であると言えるでしょう。それは、税理士さんに限らず、不動産業界も同じです。
自分の職務を通じて、いかに社会に貢献し、お客さんに喜んで頂けるか、それを先に考えていれば利益は自ずと後からついてきます。自分の立場など後回しで良いものなんでしょうにね。
コメント、有り難うございます。
わたしも「あたしンち」大好き、ひろともです。
本来なら私が返信しなければならないような内容ですのに、
poohpapaさんに代弁していただいてとてもうれしかったのと、
あと別コラムへのコメントとすべき内容ですがご報告申し上げたいことが一点でてきまして、
ご迷惑を承知でコメントさせていただきます。ちょっと長くなります(^_^;)
まず、2323さんのコメントとpoohpapaさんのお返事について。
少々誤解が生じてしまったようです。
私の以前のコメントは、「税理士報酬が同じ・変わらない」という前提があって、
そうであるならば「お客さんの税金を1円でも安くする」方がいいという意味でした。
でもその「前提」というのは、私自身にとっては当たり前のことでも、
読み手にとっては当たり前でなかったのですね。
私の書き方が舌足らずであったと思っています・・・反省。
もちろん、2323さんのおっしゃることは理にかなっていることで、
税金を安くするために、社内外での事務手続きが煩雑になり、
かえって人件費などコストがかさんでしまうようでは元も子もありません。
やはり全体のバランス感覚がたいせつなのだと思います。
ただ、競争して報酬を安くすべきかと言われれば、必ずしもそうとは思いません。
製造メーカーのような原価低減はなかなか難しいですし、
のど切り競争までやってしまうと手抜き工事じゃないですが質が低下しかねません。
長期的な観点でみればどっちにとっても不利益になるかと思われます。
やはり、自分の仕事は正当に評価していただきたいですし。
これはぼったくってボロ儲けするという意味ではありませんヨ。
たしかに以前私は「お客さんの税金を1円でも安くする」ことが目標だと言いましたが、
最近は少し変わってきて、「お客さんを幸せにする」という目標を追加することにしました
(poohpapaさんのおっしゃる「いかに社会に貢献し、お客さんに喜んで頂けるか」
と同じことだと思います)。
お客さんの税金をなるべく安くして、お客さんの利益が増えるようなアドバイスをして、
税理士報酬もぼったくらずそこそこに抑えて・・・
トータルで考えてお客さんに幸せになっていただければ、それでいいのかなと。
それで最後に自分が幸せになれれば、もう言うことはない・・・(^_^)
「極めてまともな価値観と使命感、倫理観をお持ちの方」・・・
poohpapaさん、それは過大評価しすぎです(笑)。まだまだそんな。
でも、そうでありたいと思っています。
やや話はそれますが、本当は別のコラムにありました
相続税増税のお話(2004.10.19付「国の借金と景気向上の秘策」)にも
コメントしたいと考えていたのですが、なにぶん私は発展途上でありまして、
まだまだ専門家として意見を堂々と披露できる域に達しておりません。
このことをついにお話しできなかったのが私としてはちょっぴり心残りです。
でも、いつかどこかでお伝えできるよう、勉強は続けていきます。
さて、次に、ご報告です(ホントに長くてすみません)。
先日、私ら夫婦の住むアパートの更新があったんです。
状況としては隣地に11階建てのマンションが建設中で、
うちのアパート上下階の家賃が前より若干下がっていたような感じでした。
それで、家賃現状維持の更新通知が来たので、
うちの奥さんが「私が行く」と言って不動産屋さんに赴き、
次のように言いました。
「いつもお世話になっております。お陰さまで毎日快適に暮らしております。家主さんもよくしてくださるし、他の入居者の方たちも皆さん良い方ばかりで、とても感謝しています。できることならいつまでも置いて頂きたいと思っていますが、不況で会社の経営状態も思わしくなく、給料も減ってしまって、今のお家賃のままですと引っ越さなければなりません。たいへん申し上げにくいことですが、少しでも値下げをして頂けたならこのままお世話になっていられるのですが・・・」
本当にこの通り言ったそうです(笑)
「アンタ、『悪徳』さんのブログ、見たでしょ」
と言われることはなく、
「じゃあ、家主さんにきいてみます」
とのお答えをいただいたそうです。
そして結果は・・・
月3,000円の値下げ成功\(^o^)/バンザイ\(^o^)/バンザイ\(^o^)/
家賃のみ10万円が、管理費込みで10万円になりましたぁ。
いやー、「悪徳不動産屋の独り言」は本当に良いブログです!
※上記口上は2004.02.27付「家賃はこう値切れ」より
でも冗談ではなく、実用面でこのようにお世話になりましたし、
また私は出会いの大切さ、ハートの大切さ、
人間にとってなにが大事なことか・・・などなど
実に多くのことをこのブログから学びました。
poohpapaさん、ホントにほんとに本当にありがとうございました。
私のコメントはこんなに長くなってしまいましたが、
もしお返事をいただけるとしたら、できるだけ短くでいいですから。
そして、まずは「『ココログブックスコンテスト』悪徳流総括」へのお返事を優先させてください。
それが一段落したら、いや、気が向いたら、で十分です。
最後まで読んでいただいてどうもありがとうございます。
それでは、失礼します!
では、お言葉に甘えて短めに^_^;
私のコラムがお役に立ったようで凄く嬉しいです。
「奥様の演技力に乾杯!」ですね(爆)
それと、私のコラムを丁寧にお読み頂いているのが何より嬉しいです。本当に有り難うございます。
「国の借金と景気向上の秘策」に対する専門家としてのひろともさんのご意見も是非伺いたいと思いますので、ご意見がまとまりましたらコメントなさってください。楽しみにしております。
お心遣い、有り難うございました。
九州に縁者はいないのですが地震のことが心配な、ひろともです。
早速のお返事どうもありがとうございました。
たしかに演技力は重要です(笑)
あの長いセリフは棒読みでは意味がありませんからネ(^_-)v
それで、またもご報告事項が!(笑)
きょう、近所のスーパーで大家さんの奥様にばったりお会いしました。
家賃を値下げしていただいたのでお礼を言わなければなりません
(きょうここで会わなければ家賃支払い時(手渡し)にお礼を言うつもりでした)。
うちの奥さんと二人で早速お礼を伝えたのですが、どうもいまいち会話がかみ合いません。
私たちはお礼を言い、大家さんの奥様は私たちに謝っているのです。
「ごめんなさいね、不愉快な思いをさせてしまって。私ね(不動産屋さんには)
最初に(家賃を)下げてくださいって言ったんですよ。そのままの値段で
通知が行ったみたいで、不愉快な思いさせてしまって申し訳ありませんでした」
とりあえず奥様にはお礼を言ってわかれたのですが、心の中で思いました。
(あの不動産屋め・・・) (爆)
いや、奥様のリップサービスなのか・・・どっちの言うことが本当なのか・・・?
うーん、ひょっとして私たちは不動産屋さんに嫌われていたんでしょうか?(笑)
でも、いいや、とにかく家賃下げていただいたんだから(^_^)
ところで「国の借金と景気向上の秘策」について、
有り難いお言葉をいただきましてありがとうございます。
「いつか」「そのうち」などと言っていると、結局うやむやのままになってしまうので、
これをいい機会と思い、本腰を入れて研究してみることにしました。
付け焼き刃で半分以上素人のような意見になってしまいそうですが、
五月の連休前ぐらいにはコメントアップできるようにがんばってみます。
場所はこの「悪徳・・・」の「国の借金と景気向上の秘策」コメント欄でよろしいのでしょうか?
いや、まずは研究の方を先に進めることにします。
あまり過大な期待はなさらぬよう・・・忘れた振りして気長にお待ちください(*^_^*)
どうぞよろしくお願いいたします。
ご様子からして、それは家主さんの仰っていることが真実だと思います。
おそらく、その管理業者は家主さんからの「値下げしても良い」という連絡を受けたにも係わらず、「職業からして、据え置きでも払っていける入居者」、という判断を独断でしたものと思われます。「もし何か言ってきたら下げれば良い、家主さんも元々はその意向なんだから」、ということなんでしょう。
ひろともさんご夫妻が家主さんに嫌われていた、ということではないハズです。実は、私も「たまにやっている」のです^_^;
先日も、(後述の事情で)「他の入居者より通算で45万も得をしていた」入居者がいて、いくらなんでも不均衡なので2回の更新に分けて(一気に、ではなく)段階的に値上げをすることにしました。それは、2年前に通告してあったのですが、いよいよ他の方たちと公平になる、という今回の更新に際して、「建物が老朽化しているのに家賃が上がるのはおかしい。何社もの不動産屋に行ったが、どこでもそう言われた」、などと言ってきたので、一銭も下げませんでした。最後は「家賃の振り込み料を引いてくれ」、とまで要求してきましたけど(ふ??)
家主さんに、「前回の更新時に、家賃を他の入居者と揃える、とは言ってありましたが、もう1ステップ踏みましょうか?」と進言すれば聞いてくれたと思いますけど。
その入居者は、以前管理していた不動産業者が、家主さんに無断で、本来73000円の部屋を6万に値下げして契約してしまったのです。次の更新時に一気に値上げ、というのでは「6万だから借りたのに」、と入居者は納得しないものでしょうから、2度に分けて半分ずつ値上げすることを家主さんと入居者にそれぞれ説明して納得はしてもらっていたのですが、「その時」が来ると「あーだ、こーだ」言い出すものですね。自分が受けていた利益や家主さんの被害に関しては何も言いませんでした。家主さんや、(いちおう気配りしていたつもりの)私に対しての感謝の気持を少しでも表してくれていたら、3千円は違っていたでしょう。
ハイ、私は「偏屈」です(懺悔)
それにしても、そんなふうにバレてしまったのではその不動産業者も格好付きませんよね。「万引きしただろう!」と警備員に事務所に連れて行かれて、「私がそんな人間に見えるか!失敬じゃないか!」と大見得を切った後に鞄の中から商品が幾つも出てきたような恥ずかしさですね、きっと(爆)
奥様が思い切って不動産業者に行かれて大正解でした(*^^)v
ひろともさん流「国の借金と景気向上の秘策」、期待しています。該当記事のコメント欄でかまいません。よろしくお願いします。
もう一回だけこの話題でのコメントお許しください、ひろともです。
>実は、私も「たまにやっている」のです^_^;
アハハハハハハハハハハ!
やっぱり「悪徳」だあ!(爆)
いえいえ、それは冗談ですが(暴言、失礼いたしました (^_^;A)
うちの不動産屋さんは、ふだんの仕事ぶりから見て決して悪い方ではないので、
実情がわかったからといって不動産屋を責めるつもりはありません。
もちろん家主さんご夫婦もとてもいい方で、アパートも清潔で住みやすいので、
「家賃はこう値切れ」のあのなが〜いセリフは演技半分、本心半分なのです。
むしろ悪いのは私たちのほうかもしれません。
実は私、職替えしたこと家主さんと不動産屋に連絡していないのです。
それこそ失業したとか、家族が増えたとか、そう言う場合は伝えるつもりですが。
だから、ご両者とも私は最初の契約時のまんま、
つまり会社員(コピーライター)だと思っているはずです。
でも会社員時代と比べてたいして給料増えていませんので(T_T)
今回の値下げはとてもうれしいんです、ありがたいんです。
poohpapaさんありがとう!家主さんありがとう!月3000円はデカイっす!
ところで、お返事の中でうかがったお話ですが、
「家主さんに無断で、本来73000円の部屋を6万に値下げ」
というのも、ずいぶん乱暴な話ですね。
ここでのpoohpapaさんは偏屈といっても、嘘がないというか正直というか、
正義感みたいなのが伝わってきて、むしろ爽快な気分になります。
ただこのケースのような場合、理由はどうあれ、後で値上げするの難しいですよね。
値上げされる側から考えると、理屈ではわかっても感情では「えー?」って思うのでしょう。
人間、どちらかというと理屈より感情で動くし、
他人の都合より自分の都合を優先させてしまいますからね
(それでも感謝の気持ちぐらいないのか!とは思いますけど・・・)。
だから、結果はまったく同じとしても、最初安くて後で高くするより、
最初高くて後で安くする方が気分的にはいいものなのかもしれません。
・・・その意味では、現状維持の更新通知は、やはり正解かと!(爆)
実は、先日のそのお客さんの場合は、入居しているアパートが「空室補償契約」になっていました。つまり、「空室補償」をする会社が、6世帯全部を「総額いくら」で借り上げるシステムです。家主さんは一般的な相場で貸すのですが、補償料として賃料額の15??20%を差し引かれることになります。例えば、空室補償でなく貸していれば50万の家賃収入になるハズのものが42万5千円??40万になってしまうのです。その代わり、空室が何室、何ヶ月発生しても決まった額が入ってくることになります。ただし、後述しますが、「一括借上契約した時点での金額が2年間保証される」ということではなく、その月の賃料総額に対して一括借上額が変動します。
で、アパートを建てる際に、ミ○ワホームの営業マンから、「うちの子会社のミ○ワバンの空室補償を使えばローンの心配はしなくて済みます」、と勧められて契約をしたものです。この会社はアパートの入退去等の管理はしません。息のかかった地元の不動産会社と提携していて、その不動産会社が管理をしていました。
その空室補償契約の期間は2年で、2年毎に家主さんとミ○ワバンとで話し合いの上、契約を更新することになっていましたが、更新の半年前に空室が出て、更新間際まで決まらなかったので、家賃を保証しているミ○ワバンが、「このままでは今の賃料を基準に一括借入額が決まってしまうし、空いている部屋の家賃を負担し続けることになる。空いたままにしておくより、安くしてでも入居させて、それを基準に一括借入額を設定させよう」、と、家主さんに無断で値下げして滑り込みで更新前に契約してしまったのです。
空室補償契約書上は、「賃料の決定権はミ○ワバンにあって、その時点での賃料で一括借入額が変動することになっていた」ので、6万に下げておいて、それでもそこから補償料を差し引いて家主さんに支払ってきました。もし更新までに入居者が決まっていなければ、募集している賃料が基準になる訳ですから、管理をしている不動産会社と連携して決めてしまったのです。
送られてきた管理報告書を家主さんが見て、驚いて私に相談してきたものです。この家主さんは同じ時期に2棟のアパートを建てていて、一方を当社で通常管理しておりました。
家主さんの要請で、ミ○ワバンとの話し合いの席に同席しまして、担当者が「当社は何も契約に違反している訳ではない」と突っぱねるので、「法律上はそれで問題ないかも知れないが、家賃を一般通念以上の幅で値下げするなら、事前に家主さんに説明があって然りではないのか。そんな大切な問題を無断でやってしまうことが間違い」と言うと、「貴方と話をしに来た訳ではない」と言うので、「ならば、この場で家主さんから委任状を貰いましょうか?それなら私の話を聞けますよね」、と凄むと黙ってしまいました。
半年も空いていたのは管理会社の責任も大きかったと思います。私は、同じ敷地内のアパートですから、もし業者広告が入っていたなら必ず気が付きますが、その間、全く目にしておりません。おそらく、「キレイな物件だし自分の店は駅前で立地も良いので、広告を打たなくても自社に来店するお客さんで直ぐ決まるもの」、と呑気に構えていたんだと思います。ミ○ワバンから「まだ決まらないのか」と催促を受けることになって、両者で談合して決めたのでしょう。
家主さんも入居者も被害者です。契約内容を良く理解していなかったとして家主さんを責めることは出来ません。あの様子では、ミ○ワバンはまともに説明をしていないと思いますね。入居者も、「6万にしてくれると言うから借りたのに」という思いはあるでしょうが、だからといって、格差があるまま据え置くことも出来ません。苦しいのはどの入居者も同じですから。
冷たい言い方ですが、半分値上げした前回の更新の前に既に私が事情を説明しているのですから、自分の収入に合った部屋を探す選択肢も有ったのです。私の価値観では、どちらが気の毒か、と言えば家主さんです。契約内容を確認しなかったという落ち度が有ったとしても、入居者は相場より大幅に値下げした賃料で契約したことで利益も得ていますから。
世の中、「自分さえ得できれば他の人のことは知らない」という人間が多すぎます。
ココログのコンテストで私が怒っていることの一つの理由でもあります(*^^)v
これで最後、コメントの号外!(笑)、ひろともです。
私の理解不足からか、詳細にわたるお返事いただいてしまい恐縮いたしております。
前回のお返事のアップが7時19分なのに、今回は8時42分なのがちょっと心配(^_^;)
多大な時間と労力をかけさせてしまって、申し訳ありませんでした。
お仕事に差し障りありませんでしたか?なければいいのですが・・・。
(ホント、短く・後回しで良いのですよ・・・)
もちろん入居者の方から不満に思われても、「正当な」金額への是正は
したほうがよいと思いますし、実際、poohpapaさんはもうそうされてるのですよね。
空室保証契約は話には聞いてましたが、
>「このままでは今の賃料を基準に一括借入額が決まってしまうし、空いている
>部屋の家賃を負担し続けることになる。空いたままにしておくより、安くしてでも
>入居させて、それを基準に一括借入額を設定させよう」
こういうことするなら「空室保証」の意味ないじゃん、って思うのは私だけ??
補償料15〜20%(部屋数によっては常に一部屋ほど空いてる状態ですよね)も
とっておきながら、「保証」も避けようってことなのでしょうか?
本来ハイリスク・ハイリターンをローリスク・ローリターンにする制度なのでしょうが、
業者次第ではローリスク・ノーリターンですね。また一つ知識が増えました(*^_^*)
自分さえよければ良いという人が多いのは腹立たしいですし、
特に最近はモラル低下の傾向にあり、そういう方が増えているのは悲しいことです。
>ココログのコンテストで私が怒っていることの一つの理由でもあります(*^^)v
私が感じている問題点は二つあって(大雑把でスミマセン(^_^;)
一つはIT企業の顧客満足に対する姿勢です。
そもそものインターネットのなりたちや、いままでの自分の経験から考えて
私はIT企業にまともなサービス業の応対を求めても無駄だと思っていました。
「ファストフードに三つ星レストランのサービスを求めてもなぁ」という感じです。
それでもハンバーガーからもしゴキブリが出てきたとき、
「こんどからゴキブリの入ってないハンバーガーつくりますから」だけでいいのか!?
いいわけないです。私だって怒ります。激昂は治まっても後味の悪さは残ります。
もう一つは受賞者の反応です。「無邪気」というか、「いけしゃあしゃあ」というか。
少なくとも私のか細い(?)神経から想像できる範囲を超えています。
みんな、なんて身勝手なんだ・・・。
現在相続税、税制、財政、経済、人口問題などの調査をはじめているのですが、
最後はそのあたりの話へと流れていきそうな気配ですので、
つづきはその時にまとめて書いてみたいと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします(ペコリ)
コメント回数も量も全く気にして頂かなくて平気ですよ(*^^)v
この件は、ひろともさんの仰る通りです。通常より高い料率のマージン(通常の賃料管理では5%が相場)を取っていながら、空室の補償をするのを回避するために家主に無断で極端に値下げしてしまうのが問題であって、「適法かどうか」ではなく、「商道徳に適っているかどうか」の問題ですよね。
それにしても、今頃niftyは「やっと沈静化したか・・・」、と安堵しているでしょうね。食品業界でないから良かったようなものの、「雪印食品」のようにならない、という保証はどこにも無いのですから、真摯に反省して欲しいと思っています。
ひろともさんからの「続き」、本当に期待しています。
よろしくお願いしますね(*^^)v
私も会社を経営していますので、税理士にお願いしている立場です。
読んで思ったことは、実は反対の意見です。
何故なら、書類を作成して提出する義務があるのは会社の役員である貴方本人だからです。
税務署も税理士も関係ありません。
会社の役員である本人が書類ひとつまともに提出できないのであれば、問題はそこにあるからです。
社内的に整備していない書類をよそに頼むのであれば、これには税理士顧問料と別に料金が発生すると言われても仕方のないことなのでは?
つまり、税理士が言いたかったことは、書類を整備しなくてはならないのは貴方のほうであるということ。
見れば分かるから、作らなくても良いという問題ではないということです。
この場面では社長業としての職務(書類を整備する)を果たすのが本筋だと思います。
次に、役員報酬の話しについて。
これについてもやはり役員報酬の規定を総会議事録をもって作成しなかった会社側の責任です。
税理士の気配りの問題なのか?
それとも根本の原因は会社側にあったのか?
役員報酬は年棒制、年次の総会で決めるもの。
役員が揃ってそこで誰も異議をとなえなかったのも会社側の問題。
感情論では税理士のせいにしたくても、職務の権限は誰にあるのでしょう?
会社の代表役員では?