2004年12月17日

経費で落とすのは難しい

今年の9月、当社の専務(社長の長男)と相談して、私の固定給は必要最低限の額に抑えて、あとは経費で落とすことになった。これは、固定給を低く抑えることで翌年の年金や保険料、住民税の額を少しでも低くすることが目的で、それによれば毎月経費で落とす分は10万以上になる。

とりあえず、近所のスーパー2軒の商品券を3万ずつ買って、ふだんの食料品や雑貨は商品券で購入することにしたのだが、まだ5万は落とさなくてはならない。
で、仕方がないので3日と空けずさとひろと外食をして、それを経費で落とすことにしたのだが、問題が2つ発生する。一つは、それでは消費するだけで現金として残らない、ということ。つまり貯金が出来ないのである。今までは毎月3万ずつ積み立てて貯まると旅行に行っていたが、それができなくなるし、商品券は使い道が限られてしまう。
その間、自分たちだけで食べても予定額まで消化できないので、外食の度に誰かを誘っていて、何の為の減給なのか分からなくなってしまった。

そしてもう一つは、2人して太ってしまった、ということである。

たったの10万でも、無理に消化してしまおうと思うと大変なことだと分かった。一番良いのはパソコンなどの消耗品の名目で消化することだが、月に何万も使うことはない。

それで翌月、改めて専務に、「女房にパート代として(非課税枠を考えて)月8万を支払う形にすることが可能かどうか」を問い合わせると、二つ返事でOKとのこと。それでもまだ数万は経費で落とすことになるが、残りの分くらいならスーパーの商品券で消費できる。

それでやっと落ち着くもの、と思っていたら、今度は税理士から、「いつも同じ金額で商品券を買わないように」という指摘があった。大した額ではないが、節税するのも骨が折れる。国民が何の抵抗も無く税金を納めることが出来るよう、徴収も分配も公平で(役人や政治家の)不正の無い社会が実現するまで、庶民の抵抗は続く(*^^)v
posted by poohpapa at 06:00| Comment(13) | TrackBack(0) | うちの会社、社長、同僚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
鉄道系のプリペイドカードを交通費として購入して、即チケット屋に転売というのは如何でしょうか?(いいのか?)
Posted by なぎさっち at 2004年12月17日 09:04
なぎさっちさん、こんにちは

私も商品券やカードに変えて換金する方法も考えましたが、そうすると額面割れしてしまうので、それならばマトモに申告した方が良いのかと・・・(笑)

コメント、有り難うございます。
Posted by poohpapa at 2004年12月17日 12:59
いつも楽しく拝見しています。

私の読んだ本では、月給とボーナスの配分をかえると社会保険関係が安くなるとありました。

年収600万円を仮定すると
月給40万円、ボーナス年2回で計120万円
のパターンよりも

月給10万円 ボーナス年1回480万円
のパターンのほうが、保険料が半額になると書かれています。通常のサラリーマンはこのような交渉が出来ないと思いますが、悪徳さんのところでは可能なのかなあ?

ちなみに情報は 森永卓郎著「続 年収300万円時代を生き抜く経済学」です。

でわ
Posted by やまだ家の亭主 at 2004年12月18日 11:13
やまだ家の亭主さん、こんにちは

順番が前後してしまいまして相すみません。

以前は、ボーナスと給料を同額にして、給料を月20万、ボーナスは半年に一度120万、と言う具合に分けてました。ボーナスが給料の額を超える(年収の半分以上がボーナス)のはマズかったと思いますよ。

たしか、昨年からでしたでしょうか、ボーナスからも保険や年金を徴収するようになって分ける意味を成さなくなりましたので、今は別の方法をとっています。まあ、それでも、自営業みたいなものですから、サラリーマン諸氏より融通は利きます。

情報とコメント、有り難うございます。
Posted by poohpapa at 2004年12月18日 14:58
poohpapaさん、こんばんは。

そういうからくりだったんですか。なんか、外食多くて海外旅行も行けて裕福だな??と思っていたので。

うちの会社(父、母、私のちっちゃな会社ですが)も、社長である父と経理担当の母が知恵を絞って節税していますね。役職についていない私は、口出ししないようにしています。本当はそういうことも知っていた方がいいのかもしれませんが、知っていれば口を出したくなるので必要になるちょっと前に覚えればいいかなって。
Posted by ま2 at 2004年12月19日 21:34
ま2さん、こんばんは

ちょっと信じられないことかも知れませんが、私の年収は同世代の全国平均の半分くらいのものですよ。将来の為に蓄えよう、などという気はさらさら無く、来月の分が確保できてればいいか、くらいの感覚です。私の蓄えは「友人」です。私がいよいよ困ったら、必ず助けてくれる人が現れるでしょう。もちろん、当てにしている訳ではありませんが、カネなんかより遥かに固い蓄えです(笑)

真似できる人、そうはいないと思いますね(*^^)v
Posted by poohpapa at 2004年12月19日 22:08
poohpapaさん、こんにちは。

昨年末おじゃました会計士兼税理士兼コピーライターのひろともです。
一月も下旬になってしまいましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末年始、成人式の三連休と過去ログを読破いたしました。
読み進めるうち、以前の私のコメントは
いかに過去ログを読んでないかを証明する内容だったりして、
赤面しながら読んでおりました。

こちらのコラムも失礼ながら昨年は読んでおりませんでしたが、
これは久々に私でもコメントできそうな内容。
タイミングを外していることは重々承知しておりますし、
また、一部不動産屋さんには釈迦に説法のものもあるかと思いますが、
恥を覚悟でコメントいたします。

かなり長〜くなってしまいますので、
以下、お読みになるのはお時間に余裕のあるときにどうぞ。
またお返事を求めるものではありませんので、お気遣いなく。
もしいただけるとしても、いつでもよく、
ただ一言「読んだ」とだけいただければ十分です(^_^)


これから書くコメントは、

「固定給を低く抑えることで翌年の年金や保険料、住民税の額を少しでも低くする」

ための方法を示すものです。
ただし、社会保険料はいまのところ専門外でして、
具体的な額を算定できなかったこと予めお詫びいたします。

さて、
名目的な固定給を減らして所得税や住民税の額を抑える場合、
よく考えられる方法として、
現在のお住まいを「借り上げ社宅」とする方法があります(この方法を(B)とします)。
これはお住まいが借家である場合に限られますが、
月々の賃料の85%程度を会社負担(残り15%は本人負担)とし、
その分の給与を減らすことによって税金を安くすることができます。
(賃料の15%以上を本人負担とすれば税務上問題ないとされています)

では、
お住まいが持ち家の場合はどうするか?
(スミマセン、過去ログ読んだはずなのに借家か持ち家かはわかりませんでした。
 間取りはわかっているのですが・・・(^_^;)
この場合、やや裏ワザ的な方法になりますが、給与として受け取るのではなく、
請負による報酬として受け取るという方法があります。
つまり会社をいったん退職し、改めて会社と「不動産業の請負」の契約を結び、
従来の給与と同等額を報酬として受け取るという方法です(この方法を(C)とします)。
会社から見ると社員ではなく、外注先ということになります。
この場合、受け取ったお金は事業収入となり、必要経費、
奥様への専従者給与(青色申告の場合)を収入から差し引くことができます。
(事業の目的を不動産業、文筆業の兼業とすれば、
 旅費の一部は取材費とすることもできるかと思われます)
ただ、労働法などの保護からはずれるので、外注契約を途中解除されたり
(poohpapaさんの会社なら心配ないと思われますが)、
また実質的には給与であるとされて
追加の税額を取られる可能性も無いわけではありません。
※「不動産業の請負」の場合、会社にもメリットがあり、
 poohpapaさんへの支払いが外注費となれば
 支払額の105分の5だけ会社の消費税額が安くなります。


では、以下に具体的な税額の計算例を示します。
ここでは仮に年収を6,596,000円として計算しました。
(全額を給与として受け取る方法を(A)とします)
※数字が並んでいる部分、多少ケタがずれるかもしれませんがご了承ください。


(A)全額を給与で受け取った場合の所得税・住民税額

 <仮定する条件>・控除対象配偶者あり・扶養親族なし
         ・社会保険料30万円(概算)
         ・生命保険損害保険3,000円(概算)

 給与総支給額                 6,596,000円
 給与所得金額                 4,736,800円(a)
 所得控除額                  1,063,000円(b)
 (内訳)
  社会保険料   300,000円
  損害保険     3,000円
  配偶者控除   380,000円
  基礎控除    380,000円
                     -----------------------
 課税総所得金額                3,673,000円(=a-b)

 →所得税額                  323,600円(定率減税控除後)
 →住民税額                  239,700円(定率減税控除後)
  ★税額合計                 563,300円
                       ============



(B)一部給与・一部借上げ社宅とした場合の所得税・住民税額

 <仮定する条件>・社宅賃貸料を月額8万円とし、そのうち
          68,000円(85%)を会社負担
          12,000円(15%)を本人負担とする
         ・控除対象配偶者あり・扶養親族なし
         ・社会保険料30万円(概算)
         ・生命保険損害保険3,000円(概算)

 給与総支給額                 5,780,000円
                    (社宅の会社負担分、年額816,000円を差し引いた額)
 給与所得金額                 4,084,000円(a)
 所得控除額                  1,063,000円(b)
 (内訳)(A)と同じ
                     -----------------------
 課税総所得金額                3,021,000円(=a-b)

 →所得税額                  241,600円(定率減税控除後)
 →住民税額                  184,400円(定率減税控除後)
  ★税額合計                 426,000円 ※(A)より137,300円有利
                       ============



(C)事業収入として受け取った場合の所得税・住民税額

 <仮定する条件>・配偶者に対し、専従者給与を月85,000円支給(年1,020,000円)
         ・事業に関する諸経費を月84,000円計上(年1,008,000円)*
         ・控除対象配偶者あり・扶養親族なし
         ・社会保険料30万円(概算)
         ・生命保険損害保険3,000円(概算)

 事業収入                   6,596,000円(a)
 必要経費                   2,028,000円(b)
 (内訳)
  諸経費   1,008,000円
  専従者給与 1,020,000円 
 青色申告特別控除                550,000円(c)
                     -----------------------
 事業所得金額                 4,018,000円(d=a-b-c)
 所得控除額                  1,063,000円(e)
 (内訳)(A)と同じ
                     -----------------------
 課税総所得金額                2,955,000円(=d-e)

 →所得税額                  236,400円(定率減税控除後)
 →住民税額                  178,700円(定率減税控除後)
  ★税額合計                 415,100円 ※(A)より148,200円有利
                       ============
  *諸経費が多いほど税額は安くなります。


最後に。
私は一応会計士・税理士なのでここまでお金(特に税金)の計算ばかりしてきましたが、
実際問題の判断基準はお金だけではありませんよね。
人間ひとりひとりの価値観とか、何をたいせつと思うかとか、
そういうことの方が重要な意味を持つんだと思います。
事業収入にすればお金の面では得でも、身分保障がなくなってしまうので、
やはり給料で受け取りたいという人だって多いのです。
なので、上に示したことはあくまで参考にとどめておいてください。
どうぞよろしくお願いいたします。
Posted by ひろとも at 2005年01月21日 16:51
ひろともさん、こんばんは

実は、まだ読んでおりません。ですが、プリントアウトして、必ず精読いたします。

本来ならば、プロの方にここまでして頂いたなら当然に有料となる内容のもので、大変恐縮です。本当に有り難うございました。

ひろともさんのお言葉、

「人間ひとりひとりの価値観とか、何をたいせつと思うかとか、そういうことの方が重要な意味を持つ」、というのは、全くその通りだと思います。大事なのはハートですよね。

大変なお手間を取らせまして申し訳ありませんでした。心から御礼申し上げます。
Posted by poohpapa at 2005年01月21日 19:47
poohpapaさん、こんにちは。

なぜかCanon派のひろともです。
(だってF3高かったんだもん←いつの話じゃ・・・)

東北冬の旅、無事戻られたようでよかったです。

さて、先日のコメントにお返事いただき、ありがとうございました。
その後気づいたことが二点ありましたので簡単に書くことにします。

(1)報酬について
この点についてはご心配なく。私は押し売りではありませんので(^_^;)
正式に依頼されて具体的な資料もいただいた上での計算ではなく、
あくまで仮定の一般的なケースについての試算ですので、むしろ報酬はいただけません。
また、今回下調べした中で私自身初めて知ったことも多く、とても勉強になりました。
興味深い課題を与えてくださったpoohpapaさんに私がお礼を言いたいくらいです。

(2)個人事業主として報酬を受け取ることについて
前回のコメントのなかに会社を退職して外注先(個人事業主)になる
という方法((C)の方法)を書かせていただきましたが、
いつだったかのpoohpapaさんのコラムに不動産業を営むには社員のうちの
何割かは宅建取得者でなければならないというようなことがあったのを思い出しました。
もし、poohpapaさんが退職してしまって、会社が不動産業を営むことが
できなくなったら本末転倒ですね。間違ったことを書いてしまったようです。

うーーん、やっぱり報酬はいただけませんネ(^_^;A


ちなみに、私の愛機はA-1です。さいきんほとんど使ってませんが。
Posted by ひろとも at 2005年01月29日 11:41
ひろともさん、こんにちは

いつもいつも有益な情報を有り難うございます。
是非、参考にさせて頂きます。

不動産の取引主任者の社員数に対する割合の規定は、今は5人に一人ですが、ゆくゆくは3人とか2人に一人、となっていくようです。年々厳しくなっていきますね。試験の難易度も高まっていきますし。

ところで、F3、ホント高かったですよね、給料の3ヶ月分・・・、婚約指輪と同じくらいでしたね(爆)
でも、キヤノンのA1もけっこうしてたと思います。いずれも名機ですね。もったいないから、是非お使いください。私はOM??1を白黒各一台完動品で持っていますので、そのうち使ってみようかな、とも考えています。道具は使ってナンボですもんね。

お心遣い、本当に感謝しております。どうも有り難うございました。
Posted by poohpapa at 2005年01月29日 12:48
ひろともさん、おはようございます

ぜ〜んぜん、大丈夫ですよ(*^^)v
それより、昨日、新年会の帰りに家の階段で躓いて、両足から血が滴り落ちる怪我を負いました。50肩の左肩もぶつけてしまい、踏んだり蹴ったりです^_^;

歳はとりたくないものですね(爆)
Posted by poohpapa at 2006年01月07日 05:50
poohpapaさん、おはようございます。

ひろともです。

大変!だ、だいじょぶですか?お怪我は。
お歳……というより、その段は元気のいい宅配便の
お兄さんもコケてしまうようなところかもしれません(^_^;A
や、やっぱり心配です。どうかお大事に。
Posted by ひろとも at 2006年01月08日 01:23
ひろともさん、おはようございます

いえね、昨日も、階下の住人にお土産を届けに行って、何でもない平らなところで勢いよく転倒してコンクリートの壁に頭と左肩(50肩になってる方)をぶつけてしまいました。

階下の住人が「ゴツンと音がしましたね、大丈夫ですか?」と手を貸してくれましたが、痛いのナンの。何か脳の中で異常があるのかも知れませんね。

丁度、市の健康診断の通知が来ているので、近いうちに行ってこようと思っています。生命保険の解約、早かったかなあ^_^;

ご心配をお掛けしてすみません。
Posted by poohpapa at 2006年01月08日 04:09
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