2004年12月18日

最終ノミネート選考に思う

「ココログブックスコンテスト」において、「悪徳」が最終ノミネート作品に残ることになったのは正直ホッとしているが、納得いってはいない。

結果論でモノを言うのはフェアではないし、私も少なからずダメージを受けることになるかも知れないが、それでも、言うなら今しかない、と考えて記事にさせて頂く。

最終ノミネート14作品の内容を見て、「こんなのは『ココログブックスコンテスト』ではない!」、と痛感している。実際のところ、参加1081作品を、ご多忙な審査員の先生が過去ログに及ぶまで全て目を通して篩いに掛けたとは考えにくい。あらまし、niftyの担当者が絞り込んでおいて、「この中から決めてください」、ということなのだろう。

私が納得していないのは、「大賞作品を本にすることが目的」、としていながら、ノミネート作品には明らかに「本には不向き」(内容はともかく、コストが合わない、出しても売れない)というものもあって、印象としては、「多くのジャンル、いろんなスタイルのblogの中から満遍なく平等にピックアップしただけ」、というものだ。「平等」と「公平」は違う。ブックスコンテストと言うなら、なぜ、コンテストの趣旨に照らして本当に「本になりそうなものだけ」をノミネートしなかったのか。ノミネートされた管理人を表彰式の会場に招いておいて、「やっぱりこうなるんだ・・・」、という出来レースを披露するなら、そんな失礼な話はない。

これは「ココログブックスコンテスト」なんだから、「デザインコンテスト」、「アイデアコンテスト」など改めて開催すれば良いし、こんな審査経過は茶番でしかない。

分かりやすく言えば、シャンソンのコンクールを開催しているのに、ボサノバもカンツォーネも、ジャズもロックも演歌も本選に残して、結局、シャンソンを歌った数人の中から大賞を決めて帳尻を合わせるようなものだ。niftyの担当者の能力と見識を疑ってしまう。

もっと言うなら、niftyの担当者に、本当に良いものを見抜く目が有ったのかも甚だ疑問である。「中畑がイチローにバッティング理論など教えられない」ものだろう。

多くのbloggerさんが、この最終ノミネート結果をご覧になって、「何かおかしいよ」、とお感じになっていらっしゃることだろうと思うし、この件でのnniさんのご意見(関連部分)に全く同感である。これではblogが栄えるどころか衰退していくのではないか、と心配になる。

niftyから、最終ノミネートされたことで表彰式に招かれてもいるが、ハッキリ言って気が進まない。「来ないなら選考の対象外にするよ」、と言うならそれでも良い。私自身、仮に入賞しても後味が悪い。元々、人から褒めてもらおうと思って始めたblogではないし、ピッチャーから、「ど真ん中にストレート投げます」、と予告されて喜ぶ人間でもない。

まだコンテストが終わった訳ではないが、niftyには「よくよく熟考して頂きたい」と思う。
posted by poohpapa at 09:54| Comment(10) | TrackBack(0) | ウェブログ・ココログ関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ご無沙汰しています。
いつもコラムは読んでいますが、コメントは久しくしていませんでした。

私も何だか違和感があったのですが、poohpapaさんがすっぱりと批評されるのを読んで、すっきりしました。

だって、あの中からホントにこれをココログとして本にしても良いの?という内容があったりすると、うーん何を根拠にして選んでいるのだろうか?と疑問に思ってしまうのですから。
何となく釈然としない部分がありますね。
Posted by こに at 2004年12月18日 12:23
こにさん、こんにちは

私は今、選考される立場なので、コンテストの運営の仕方についてコメントや批判をするのは不適切なんでしょうが、自分がノミネートされたからいい、という問題ではないように思うのです。「さあ、殺せ!」、という心境です(爆)

自分としては、他の参加者のお気持ちを代弁したつもりでいます。これは、「ノミネートされたからこそ言えること」ではないか、と思っています。

生来の「お節介」は直せませんね。

批判も覚悟していますので、賛同して頂いてホッとしています。
どうも有り難うございました。
Posted by poohpapa at 2004年12月18日 15:08
私もご無沙汰してました。
こにさんと同様、コラムは読ませて頂いているのですけれど・・。
それが何やら今日すごい勢いでnniさんのところからいらっしゃる方が増えていて、「???」と思いながらここを覗いたら理由がしっかり分かりました(笑)

で、ノミネートの件ですが、これはおそらくniftyが変に皆の気持ちを煽ってしまって、bloggerが期待したことと実際の選考との間にずれが起きたことが問題なのだと思います。「なーんだ、やっぱり有名なのが条件か。期待して損した!」というような。そうとられないためにも、niftyは選考過程を逐次公表すべきだったと思うんですよね。

ただ、このblogが選ばれたのは順当であったということに誰も疑いを持っていないでしょう。強いて言うなら、「ココログブックス」でくくられてしまうのがもったいない気がしますけど。
Posted by Kako at 2004年12月18日 18:02
Kakoさん、こんばんは

こちらこそご無沙汰してましてすみません。でも、私も拝読はしております^_^;

これは仰る通りですね。「一次選考、二次選考を通って最終ノミネート作品に・・・」、といきなり言われても、ピンと来ません。選考過程を透明化することで皆がより納得しやすくなると私も思います。

大変失礼ながら、最終ノミネート発表前に、さとひろに「自分のが残ったとしても、Kakoさんが残っていたらヤバくなるから嫌だなア」って話してました。冗談でなく本音ですよ。

ところで、今、kakoさんという読み手さんがよく訪問してくださってますが、出だしが小文字なんでKakoさんとはちゃんと識別できておりますので念のため(*^^)v

Kakoさんから頂いたコメントを読んで慌てて記事の中のスペルを訂正しました。不勉強が露見してます(汗)

コメント、有り難うございます、救われます。
Posted by poohpapa at 2004年12月18日 19:53
PoohPaPaさん、こんばんは。
詳しいことは解りませんがpoohpapaさんが理不尽と感じることに対する心意気良し。応援しています。
Posted by 天安門 at 2004年12月18日 20:09
天安門さん、こんばんは

この件の応援有り難うございます。

誰が入選するとしても、主催者側はより多くの方が納得できる選考になるよう配慮する必要があると思います。せっかくの受賞にケチが付かないよう細心の注意を払うべきですね。それが出来てない、ということは、「賞をやるよ」という姿勢なんですね。

コメント、本当に有り難うございます。
Posted by poohpapa at 2004年12月18日 20:25
ぬお^^;またびっくり。

最近busyで元々の巡回先すらまわりきれていないので、ノミネートされた他のblogはまったく見ていないのですが、こういう見方があったんですねぇ。
確かにノミネートされているからこそ言えること、でもありますがそれにしても(それだからこそ)悪徳節が光りますね:)。

blog→本はどういうものが合うのかなぁと漠然と思ってはいました。
(このエントリのさばきを含め)niftyのお手並み拝見といったところでしょうか。
Posted by nni at 2004年12月19日 01:19
poohpapaさん、再びおはようございます。

そういうことだったんですか・・・
でも、こちらも素直に納得できないのですよ。
だって、「おめでとう」と言った相手が喜んでいないと思うと、「なんだかな??」という気分になるじゃないですか。素直に喜べよ!ってわけじゃないですが・・・
以上、ちっちゃな男の言い分、言い訳、言い繕い?でした。これを読んで気分を悪くした方、すみませんです。

p.s. この記事を読んだ後、ココログブックスニュースを読んだのですが、どうも選考の仕方はpoohpapaさんの言ったとおりかも知れません。
Posted by ま2 at 2004年12月19日 09:43
nniさん、こんにちは

言っちゃったア、て感じです(笑)
たぶん、niftyは何もアクションを起こさないでしょう。私一人が騒いでいる分には「静観」を決め込むと思いますよ。自分としては、(次回があるとしたら)次に生かしてもらえればいいかな、と思っています。

ご心配をお掛けしてすみません。
コメント有り難うございます。
Posted by poohpapa at 2004年12月19日 15:54
ま2さん、こんにちは

こういうのって、陸上競技なんかと違って主観で優劣が決められるものでしょ?
主観ならまだ良くて、主催者の思惑が左右していたなら著しく公正さに欠けることになるものですよね。そうすると、主催者より賞を受けた人にケチが付いてしまうものなんです。私も「自分の都合では仕事しない」ように心がけているつもりですから、niftyの配慮の無さに呆れているんですよ。

度々のコメント、有り難うございます。
ご祝福は素直に嬉しいですよ、本当に。
Posted by poohpapa at 2004年12月19日 16:17
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/2669330

この記事へのトラックバック