2012年07月30日

同業者にお客様を紹介

同業者、と言っても、向かいのDホーム、である。

昼前、出かけようと思ったところに若いカップルが来店。「テラスハウスを探している」と言う。既に他の業者でそこそこの物件を紹介してもらい、申し込みをして審査を待ってもらっている状態。

要は、「この物件だけしか見てないから、他にもっと良いものが無いか」と迷っているのだ。物件そのものは凄くいいものだが、二人には「背伸び」して借りることになる物件。共稼ぎだから払えても、何かあってどちらかの収入が無くなったり削られたら維持は出来ない。それで「基本的に部屋はご主人の収入だけで借りられるものを選んだほうがいいですよ。毎月決まって支払うものだから、先々生活を圧迫することにもなりかねませんから」とアドバイスしたが、彼女のほうが音に対して神経質で、アパートやマンションではダメでテラスハウスが希望、ということで、どうしても高めになってしまっているようだ。

北口で東大和寄りの地域が希望で、南口やマンションで良ければ当社も凄くいい物件があるのだが、聞いている条件だと厳しい。逆に、話していくうちに条件が散漫にもなってくる。とても人柄の良いカップルではあったが、不動産屋としては「条件が絞り切られていないお客さん」を相手するのは疲れる。なので、それらも含めて「部屋探しの為のアドバイス」をいろいろさせてもらい、向かいのDホームに連れて行った。

賃貸担当者はお昼の休憩で不在だったが、社長にあらましの条件を伝え、後のことをお願いした。当たり前の話だが「決まったら仲介料を半分くれ」は無い。うちでは出来ないから他を紹介しただけだから。

なぜ当社で出来ないかと言うと、「他で既に申し込みをしている」のだから、それを潰してまで当社の手数料にしよう、というのは不本意だから、である。私が同じことをされても嫌だから、ということで、申し込みが入って審査も通り、契約書まで作ってあったのに「他で見つかったから」とドタキャンされることほど腹立たしく辛いものはない。このお客さんが申し込んでいたのが分不相応な物件だったから「やめたほうがいい」とはアドバイスしたが、それで「当社で探します」という話に持っていくつもりはない。

それに、そのお客さんの部屋探しは時間が掛かるのが解かっていた。今申し込んでいる部屋で決めるのか断るのか今日中に決断しなければならないのだが、代わりの物件を探すためにはどうにも時間が足りない。閉店時間まで掛ければ何とかなるかも知れないが、夕方近くには一昨日のお客さんを八王子まで案内する予定が入っていたので、最初から希望条件の組立て直しをするのではとても無理というもの。うちが自分の利益に拘れば納得のいく部屋探しが出来なくなる。だいいち、私にとっては元々が不本意な部屋探しである。だが、私は嫌だけど、それは私のポリシーであってDホームとは関係ない。他社に紹介するのは私自身は抵抗がない。要は、お客さんにとって最良の部屋が見つかればいいのだから。

で、お客さんに「私はこの後予定が入っているので、信頼できる業者さんをご紹介します。親身に相談に乗ってくれると思いますから安心ですよ」と言って、Dホームに連れて行った次第。たとえ決まっても手数料の分け前は要求しないが、社長には後で「決まったら、うちのと二人、鰻にご招待ね」と言っておいた。

夕方の案内はもちろん一発で決まり。昨日の収益はその6万だけ、当社はそれで充分に有り難いわーい(嬉しい顔)
posted by poohpapa at 07:35| Comment(0) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]