2012年11月05日

歯医者さんで大ボケかましてしまった話

いつもお世話になっている近所のY歯科医院(同じ商店街で、うちの店から70mくらい)での話。

歯石除去の予約をしていたのだが、歯石除去はけっこう痛いので、その日は朝からとても憂鬱だった。

それでも時間どおり伺って診察台に座り、メガネが無いことに気付いた。看護師さんに「メガネ、待合室に置いてきちゃったみたいで・・・」と言うと探しに行ってくれたが、「ありませんでしたよ」とのこと。

そんなハズはないんだけど・・・、と思ったが今はそれどころではない。歯科衛生士さんに直ぐに作業に入ってもらうことにした。診療が終わって待合室に戻って自分でも探してみたが、たしかに無い。

おかしいなあ、と思いつつ店に戻ると、机の引き出しの中にしっかり入っていた。別にスタッフの方を疑っていたワケではない。いつも「メガネはこちらに置いてください」と言われているのだが、今日はそう言われても「置くメガネ」が無かったから気持ち悪かったのだ。

私は中くらいの近視なので、ふだん家や店にいる時はメガネを掛けない。そのほうが目が楽(ピントを合わせるために水晶体の厚みを調節する毛様体と言われる筋肉が常に休んでいる状態)だから、である。

で、メガネを掛け忘れて歯医者さんに行ってしまったようだ。要は、それくらい「歯医者さんに行くのが憂鬱だった」ということであろう。ちなみに、私の「歯医者さん嫌い」はスタッフの皆さんに知れ渡っているたらーっ(汗)

後でお昼に外で先生とバッタリ会った際、私がメガネを掛けているのを見た先生から「メガネ、店にあったんですね」と言われてしまった。目がしっかり笑っている(クソッ!わーい(嬉しい顔)

とんだ赤っ恥をかいたが、そのY歯科医院で、こんなこともあった。

前回の診療時、初めて見る歯科衛生士さんから、歯石除去を始める前にこう挨拶された。

「歯科衛生士のKと申します。歯のお掃除をさせて頂きます。どうぞ宜しくお願いします」、と。

うちのと同年配の女性の方で、私も久しぶりに伺って、「あ、歯科衛生士さん替わったんだ・・・」と思ったが、まさかそんな丁寧な挨拶をされるとは思いもしなかった。最初は下の歯で二度目は上の歯、ということで、二度目に伺った際、私はその新しい歯科衛生士のKさんにこう言った。

「Kさんはとても腕がいい衛生士さんですね。この歳まで多くの衛生士さんのお世話になりましたが一番だと思います。謙虚なお人柄が作業ぶりからもよく伝わってきます。なので安心してお任せすることが出来ました。もちろん、今までの衛生士さんが皆ダメだった、ということではありませんよ。事情が許す限りなるだけ長くY先生のところにいてくださいね」、と。

すると、隣りの診察台で他の患者さんを治療中の先生も嬉しそうに頭を下げてくださり、Kさんも「そんなふうに仰って頂けると涙が出ます」と喜んでくださった。私はべつにKさんに喜んでもらおうと思って言ったワケではない。お世辞などでなく、本心からそう思ったから言ったまでのことである。

人様を褒める時には大事な要素がある。当然に、親切を受けたり感動した時にその場で直ぐに心から褒める、ということ。言葉の調子(話し方)や、言葉を選ぶ必要もある。そして、なるだけ具体的な説明をしたほうがいい。そうすればお世辞でないことも伝わるし相手も勉強になる。あと、他の人を引き合いに出して貶したりしない、ということ。それをしてしまうと、せっかく褒められても不快さが残るもの。特殊なケースで、自分が好意を寄せる女性を口説こうと思った時は彼女がライバルだと意識している相手の前で褒めるのが効果的。そういうのは男と女では違いがあるので、その件に関しては、いつか記事にしたい。

叱るのも褒めるのも、実はとても難しい。叱り方一つで相手の人生を狂わせてしまうこともある。褒められてもちっとも嬉しくないこともある。「叱る」のと「褒める」のを、どちらも上手にこなせる人はきっと良い親や経営者になれる、と思う。少なくとも、皆から慕われる中間管理職くらいにはなれるだろう。

と、偉そうに言っているが、今回はKさんにとってタイミングがまずかったみたい。これから作業に掛かろうか、という場面だったので、余計なプレッシャーを与えてしまったようで、それは申し訳なかった^_^;

だが、歯の浮くようなお世辞は論外だとしても、本心から出た言葉で誰かが喜んでくれるなら、心の中にしまっておかずに口に出したほうがいいものだろう。それで喜んでもらえたならこちらも幸せになれるし。


さて、今日はうちのがKさんにお世話になる。きっと「先日、ご主人様からお褒めの言葉を頂きました」と言われるだろう。ついでにメガネ騒動の話もされるだろうけどふらふら
posted by poohpapa at 06:35| Comment(2) | 笑い話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
歯医者では、歯の浮いたようなことを話してはいけません!
バシッと抜かれてしまいますよ!
Posted by Occhan at 2012年11月06日 08:01
Occhanさん、おはようございます

いえいえ、本当にそう思ったことを素直に口に出しただけなんですよ〜。なので、Kさんも先生も、きっとそのまま受け止めてくださってると思いますね。

これを言ったらお仕舞いかも知れませんが・・・、私も仕事でいろんなトラブルを抱えていますので、私みたいな高評価をする人間ばかりでなくお叱りを受けることもあるでしょうけど、その時に私の言葉を思い出して励みにしてくれたら嬉しいな、と思っています。誰かを褒める時、ずいぶん先まで見てたりしますね。
Posted by poohpapa at 2012年11月06日 08:46
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