当社のネット広告を見て問い合わせしてくれた青年が昨日、遥々岐阜県の飛騨高山から当社を訪れた。
電話でも頗る感じ良かったが、会ってみると稀にみる好青年だった。長旅で疲れてもいただろうが、東京に出てくることなった経緯やらいろんな世間話を1時間ほどしてようやくに本題の部屋探しに入ることに
概略を説明して「今日はこっちで泊まるの?。高山にはいつ帰ることにしているの?」と訊くと、「明日、別の不動産屋さんでもう一件見せてもらうことになっていて、明後日帰ります」とのこと。
それで、「その物件の資料、今持ってる?」と訊くと「紙ではなくスマホに入っています」と言って見せてくれたのだが・・・、正直、写真で見る限りは当社の物件よりキレイで圧倒的に良さそうに思えた。
「今回の上京で決めて帰りたいんだよね。だったら、うちの物件は見なくていいから、こっちの物件で決めちゃいなよ。うちのことは気にしなくていいから」と言うと驚いていた。家主さんから物件をお預かりしていて、管理会社としての責任もあるのだから早く決めたいのはヤマヤマだが、どう考えても他社の物件のほうがいいのに当社の物件をゴリ押しするワケにもいかない。これから長く暮らすことになるのだし、先ずお客さんのことを考えてあげなければ不動産屋としての社会的な責任は果たせない。
と、カッコ良く言っているが・・・、私も食べて行かなければならないから常にそうしているワケではない。この青年に「このお客様の役に立たせて頂こう」と私に思わせるものが備わっていたからに他ならない。それに、この時期、タッチの差で他のお客さんに決められてしまう、ということも無いとは言えない。
当社の物件も礼敷0で家賃も格安だが、同じ条件なら他社の紹介物件のほうが優っているのは明白だった。そうは言っても比較対象になる物件がなくては判断しにくいだろうから車で片道30分かけて当社の物件も見て頂くことにした。もちろん物件の長所と短所は説明させて頂いたが判断するのはお客様である。
なんてことはない、私は「お客さんが他社の紹介物件で決めるようサポートしている」ことになる
帰りは最寄の駅までお送りしたが、とても喜んで帰っていってくれた。「電話で問い合わせた時に感じ良かったんですけど、猫を被ってるだけかも知れないから店に入るまでドキドキでした。でも、本当に親切にして頂いて有り難うございました」と言う。去って行く後姿に「いい社会人になりなさいよ」と声を掛けた。
あ〜あ、昨日も「経費だけ掛けて売り上げはゼロ」である。経営者は私なんだし、ま、いっか
よい家で安いのは、周囲に問題があるかもしれません。
隣の家の犬が、朝からワンワンうるさいのかもしれません。
実は・・・、今日、面白い進展がありました。それは明日の記事で(*^^)v
それにしても、周りのアパートの賃料の値崩れが凄いですね。この物件がこんなに安いの??、って感じで。青年が今日見た物件は昭和記念公園の直ぐ近くで、環境も素晴らしいんですよね。
いやあ、ほんと驚きです^_^;