最近、入居申込書や更新契約書を記入してもらっている途中で筆が止まる人が増えた。気が変わった、とか、申し込みを迷っている、ということではない。
自分に関係した部分はスイスイと書くが、連帯保証人が地方に在住していたりすると、連帯保証人の欄で面白いように筆が止まる。もちろん、そこまできて「誰を連帯保証人に立てるか」悩み始めるワケではない。
では、ここで問題です(*^^)v
何故、筆が止まって悩み始めるのでしょう?
郷里を離れている間に実施された市町村合併により、新住所名などがよく判らなくなってしまったから。
たいていは田舎に電話したりして直ぐ判明するが、(比較的ご高齢の場合には)ご両親でさえちゃんと答えられないケースもある。
実は、そういう遣り取りをしているうちに入居申し込みが消えてしまったこともある。必要があって部屋探しをしていたハズなのに、「申込書を持ち帰って夜にでも全部記入して明日改めて持ってきます」と言っておきながら、遂に二度と来なかった、なんてコトがあるのだ。
部屋探しそのものを取り止めたのか、何か別の問題に飛び火して親子間でトラブったのか、詳しく分からないが、その後は当社にも連絡頂けなかった。そういう場合、私も追客しない。無駄だから(*^^)v
合併が為されれば、新しい地図の再購入や契約関係書類の書き直しも必要になってくるし、不動産業者にとっては「市町村合併」など、「銀行の経営統合」と同じく、迷惑なだけである。