2007年03月17日

知らずに済めばそれに越したことはない話

JR「新小岩」駅構内の立ち食いそば店「あじさい茶屋」で、カレー鍋に鼠の死骸が入っていた事件のニュースをご覧になった方も多いと思う。カレーを使った料理を食べた人は18人いるらしい。

「13日の午前6時15分から同8時半までの間に当店でカレーを食べた人、代金をお返しいたします」、とのことだが、代金を返して済む問題ではないだろうパンチ爆弾

そういうのって、今現在「腹痛」とか「下痢」の症状が出てなくて何ともないのなら、当事者は「絶対に聞きたくない話」に違いない。

お店は速やかに保健所に通報し、保健所は体調不良を訴える事例が無いかどうかを待って、一人でも疑わしき症例が出れば公表し、とくに何事も無ければ公表を控えたほうがいいように思う。

賞味期限切れの材料を使用していた不二家や、牛肉産地偽装の雪印食品の事件などが教訓になっていたとしても、伝染性は無いだろうから、「何でも公表すれば良い」ものではないだろう。頭が硬い!


その昔、そう、今から40年ほど前、東京の老舗の和菓子屋さんで私の知人が饅頭を一箱購入し、夜になって食べようとして饅頭を二つに割ったら、餡の中から子ネズミの死骸が出てきた、とか。直ぐに店に電話すると、責任者が飛んできて言うには・・・、

「最近解雇を通告した従業員が、店を辞める直前に腹いせで混入させたものと判っております。ご迷惑をお掛けして申し訳ありません」と、菓子折り持参でお詫びに来たとか。店側は事後に把握していながら公表せず連絡を待っていたようだ。今なら「通らない」話かも知れない。ちなみに、頂いたお菓子は食べられずに処分したという(^^ゞ

もう少し近くなってからは、小指ラーメンとか手首ラーメン、なんて事件もあったっけ。発覚後、常連客がインタビューに答えて、「いやあ、なかなかいい出汁だしてたよ」、と答えていたのが笑えた(爆)

世の中には「知らずに済めば知らないほうが幸せ」「知り得ても知りたくない話」「黙っていて欲しかった話」があるものだろう。


私も、「透かしっ屁」をした時には、うちのが「臭い臭い」と騒ぎ始めない限り、あえてこちらからは申告しないようにしているわーい(嬉しい顔)

posted by poohpapa at 06:30| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする