2013年05月11日

こんな人物に部屋を貸さなくて良かったかも

一月ほど前の出来事、当社の貼紙広告を会社帰りに見た、という中年の女から問い合わせが入った。

「部屋を見たい」ということで、翌日の3時で約束していたのだが、4時まで待っても姿を見せない。それでこちらから携帯に電話をすると、「今、仕事で江東区にいるので今日は無理」とのこと。

当社の管理物件ではないので、管理会社に電話して私の名刺をFAXして現地対応になっている鍵の手配を済ませて待っていたのだが・・・、こちらから電話しなければ何の連絡もなかったものと思われる。

いちおう「すみません」とは言ってもらえたものの、「では明日の10時に」ということで再び予定して待っていたのだが、またしても何の連絡もないし店に現れることもなかった。実は一ヶ月前は私の自律神経失調症の症状がピークの頃で、本当は休みたかったのだが、案内の予定が入ったならそんなことは言っていられないもの。体調の悪い中、店に出て、11時半まで待っても来ないし、電話しても今度は出ない。無駄だとは分かっていたがちおう留守電にメッセージを入れておいたが、案の定、折り返してもこない。

こんな奴は自社の管理物件に入れたら苦労することになるし、他社の物件に入れたら信用問題になる。

不動産屋の業務にドタキャンやすっぽかしは付き物で、そんなことをいちいち気にしていたら不動産業などできないもの。だが、体調の良い時なら何てことはないが、悪い時にはキツイものがある。向こうは何とも感じてないだろうけど、自分の無責任で軽率な行為で誰か(相手)に迷惑を掛けていることはよくあるもの。

約束して相手が予定して待っているのだから、「来られなくなったなら電話くらい入れろよ!」であるちっ(怒った顔)

そういう内容では電話しにくいものだろうけど、電話一本で用が足りるし、相手に迷惑をかけなくて済む。そんなのは誰に言われるまでもなく大人としての最低限のマナーで、子供でも解かることではないか。

どんな仕事をしているか知らないが、私には社会人として世の中の役に立っているとはとても思えない。



posted by poohpapa at 07:21| Comment(8) | 嫌な客 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こういう人って、間違いなく家賃の支払いもすっぽかしますね。
性格がルーズなんでしょうし、他人の迷惑などかんがえないのでしょう。
絶対、貸してはいけませんね。苦労するのは見えてます。
私なら、1回で、即アウトにします。。。

Posted by たか at 2013年05月11日 17:29
たかさん、こんばんは

う〜ん、ほんとは一回でアウトなんでしょうけど、このご時勢、もう一回だけ様子を見てみよう、と思ってしまうんですね。この後(2度目のスッポカシの後)、2度ほどCメールで連絡くれるよう依頼しましたが何も言ってきませんでした。他で決まったならそれでもかまわないので連絡は欲しいですね。いちおう、店から出ないで待っているのですから。

たぶん、家賃も滞納するんだろうな、と思います。どこかの不動産業者が苦労するかも知れませんね。
Posted by poohpapa at 2013年05月11日 18:26
これこそ「信用情報」かと思いますが、どうでしょうか?

今のアパートは気に入れば明日来て決めますとだけ伝えて他の不動産屋さんに断りの連絡をしなかったので、良くなかったかな?と思います。

悪い客はブラックリスト化して共有すれば、助かるかもしれませんね。
Posted by 通りすがりの無職 at 2013年05月11日 22:13
通りすがりの無職さん、おはようございます

そうなんですよ、「もう絶対に訪問しない」と思ってるから「そういうこと」をするんでしょうけど、立派な信用問題なんです。ただ、こんなのをいちいち信用情報にしていたらファイルは直ぐに満杯になってしまいます。我々が信用情報として登録するなら、家賃滞納の実態、例えば「何ヶ月滞納して、どのように不誠実な対応をしていたか」とか、「夜逃げした」とか、「音やゴミ出しのトラブルを引き起こしている」とか、そういう内容になりますね。もちろん、連帯保証人も登録されることになるでしょう。

契約や入居前の段階での内容を登録するのは難しいかも知れません。よほど悪質なら話は別ですが。

私はずっと以前からブラックリストの必要性を説いてますが、個人情報だのナンだのと、業界は腰が引けています。馬鹿げてますね、勇気がない、とも言えます。

ブラックリストは業界として未だありませんが、時折り、仲良くしている同業者さんに「そっちにこういう客が行ったら気をつけてね。こういう無責任なことをする人だから」とか連絡することはあります。お仲間さんが私と同じ苦労や不愉快な思いをしないように、ということですね。もちろん、私がそういうことをする対象になるのは、本当に酷いケース(客)だけなんですけど・・・。

Posted by poohpapa at 2013年05月12日 05:01
こんばんは。初めまして、私も賃貸の営業しております。私の経験も何かアドバイス頂けたらと思いまして、コメントさせて頂きます。お客様が来店する予定でスッポカシは私も何回も経験住みです。まだ来店のすっぽかしでしたら、私も腹が立ちませんが、現地案内の時にすっぽかしされた事に対して、頭にきてしまいます。前日に約束の時間を決めたのに関わらず、私が何か変更あれば、早めにご連絡下さい。とも伝えたのに、案の定約束の時間になっても現れない。何回電話しても、只お掛けになった電話はお繋ぎできません。ってなってるので、わざわざ、会社から物件の反対方向の家主さんのとこに行って鍵をお借りして、また返却しないといけない。往復2時間位かかりました。そんな事は客は知るよしもないと思いますが。頭にきて、事務所に戻ってから電話したら、電話にでて、悪いそぶりもなく、客→あー、仕事が伸びて行けなかったわ。私頭の線が一本切れてしまい、私→あの、来れないのでしたら何で電話の一本もしてこないのですか?こっちは遊び半分で仕事してる訳じゃないんですけど、って言いましたら、客が逆切れ。言い合いしました。客がお前、客に向かってなんていう言い方やねんと。私も頭に血が登って、お前なんか客ちゃうわ!って、お互い発狂してしまい。後あじ悪い感じで終わりましたが。
このような場合、悪徳不動産様でしたらどのように、対応されるのか、参考に教え頂ければ、有り難たいです。ちなみにこちら関西です。
私が女の営業マンなんでよくナメられます。
一生懸命やってるのでその分、すごくマナーも守れない人が腹立ちます。
案内1件につき、ガソリン代500円ほしい位です。そうゆう制度が出来て欲しいです。
Posted by 某賃貸不動産仲介業 at 2015年06月06日 22:32
某賃貸不動産仲介業さん、おはようございます

ほんと、けっこうありますね、そういうの。本当に困ったものですが・・・。女性だから舐められてる、ということはないでしょうね、そういうの。こっちが男でも女でも関係ないと思います。たぶんに人間性によるものなので、相手は「自分の事しか考えない」だけのことですから。

私の場合も、現地で待ち合わせしていてスッポカされたこと何度もあります。もしかして自分のほうに間違いがあったのか、もしお客さんが別の場所でずっと待ってたりしたらどうしよう、と真剣に悩んでいて、後で「自分が騙されていた」と気付く時も・・・。

私なんか、部屋探しをするつもりのない客(客ではありませんが)に振り回された経験があります。

どんな商売をしていても、そういう奴は必ずいますね。避けられないことでもあります。私も「都合が悪くなったら必ず連絡くださいね」と伝えますが、守らない奴はけっこういます。現地案内はまだマシなほうで、契約書を用意して来店を待っていたのに現れず、勤務先や携帯に何度も電話して、ようやく根負けしたのか電話に出たと思ったら「ああ、あれねえ、やめましたから」と言われたり・・・。

怒鳴りますよ、私も。そんな奴に限って周りには「あの不動産屋は悪質」と吹聴するでしょうけど。

言えるのは、「そういう奴は本当の友達が出来たり幸せな人生が歩めるハズがない」ということ。それは断言できます。なので「あいつの不幸な将来が見えたわ」と心の底から喜びましょう。

本当は、そういう悪質で無責任な客のリストを業界で作るべきですね。滞納者やトラブルメーカーだけでなく、部屋探しの時点からの、ですね。

もし宜しければ、左上の時計の下の記事検索から、過去ログの「防衛医科大学付属病院副院長を名乗る男」「子供虐待のルーツ、かも」をお読みになってみてください。少しはスッキリ出来るかも知れません、「自分だけがこんな目に遭ってるんじゃないんだ・・・」って(^◇^)
Posted by poohpapa at 2015年06月07日 06:13
悪徳不動産様、早速のお返事有り難うございます。
大変、気が楽になりました。客商売なんで、いろんな人間がいて、勉強になります。お陰で、気が強くなりましたが(笑)
私のこの業界の中で、一番客に騙された事は、案内中にお金とられた事もあります。対した金額ではないんですけど、その当時はまだ若くて、案内時に財布を持ち歩いてしまって、自分の未熟を反省しました。その時以来財布は持っていかず、小銭入れで今は案内してますが。
悪徳不動産様のブログ大変参考にさせて頂いてますので、これからも愛読させて頂きます。また何かあればご相談させて下さい。有り難うございました。大変ですが、頑張ります。
Posted by 某賃貸不動産仲介業 at 2015年06月07日 08:43
某賃貸不動産仲介業さん、改めて、おはようございます

過分なお言葉を有り難うございます。不動産業、とくに賃貸仲介業という職種は「人生の縮図」ですね。お客さんだけでなく、家主さんも「細々と賃貸アパートを経営していらっしゃる」方もいれば、「悠々と経営していらっしゃる」人もいます。それらをよく見ていると、(それは賃借人や同業者にも言えますが)金持ちだからゆとりがある、貧しいからゆとりがない、なんてことは無い、というのも解かります。

最近は私も、役所や警察官を怒鳴りつけたりすることが多くて、自分では「気が短くなったのでなく世の中が世知辛くなってきていたり、権利ばかりを主張する勝手な人が増えているから」と思っていますが。相手のあることなので、なかなか自分が思うようにはいかないですね。

温かい人がいて、冷たい人がいて、ずる賢い奴がいて、義理堅い人がいる・・・、それが人間社会なんですね。逃れるためには死ぬしかない、ということでしょうけど、幸い、まだ生きております(^◇^)

嫌になることも多いですが、本当に困っている人から(心から)「有り難うございました」と感謝されることも多いのでこの仕事を続けていられます。けっして食べていくためだけではありません。ま、差し引きしたらチャラ、人生は押しなべてチャラ、だと考えるようにしています。

時に私と意見が違うこともあろうかと存じますが、今後ともどうぞ宜しくお願いします。
Posted by poohpapa at 2015年06月07日 09:08
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