運転者が「何かに気を取られていたり、ボーッとしていたり、会話に熱中していて、なおかつまだ赤信号の時」に、突然こう叫ぶのだ。
「ハイッ、赤ッ!」
たいていはビックリして前に向き直り、アクセルを踏もうとする。
直ぐ我に返って、「赤じゃん!」、と怒るが、私は「青になったよ」とは言ってない。
仮に、運転者が反射的に慌ててアクセルを踏んで前の車に追突したとしても、私は間違ったことは言ってない。よしんば、「赤」なのに「青」だと言って事故ったとしても、責任は全て運転者にある。
「文句」を言われたり、「賠償してくれ」と言われても、「それが世の中というもの。自己責任で生きようとしないでどうする!」、と言い返すだけのことだ。
もっとも、本当に危険な状況では「そういう悪戯」はしないものだが、同じ悪戯に2度も引っかかった奴がいる。誰とは言わないが

次は叫ばず普通に「はい、赤になったよ」と言ってやろう。言い方に変化を持たせれば、ドライバーの習性として何度でも引っかかる。
自分がボーッとしていて後ろの車からクラクションを鳴らされたり、前の車が青になっても発進しないのでクラクションを鳴らした、という経験はドライバーなら一度や二度は経験しているものだし、それはどちらも「とても不快なこと」で、どっちの立場にもなりたくない、という意識が頭に強く刷り込まれているから、と思われる。
ま、「赤挙げて、白挙げないで、赤下げない」みたいな条件反射か。
もし試すなら、危険でない状況で試してみるといい。ほとんどの人が「ハイッ!」と言った時点で反射的にアクセルを踏もうとするに違いない。あくまで自己責任で、ということだけお忘れなく!