調布で引越しの立会いが2件かち合ってしまい、その後2時半に多摩地区で案内の予定が入っているので、少々無理をお願いして立会いの予定を両方とも早めてもらった。それでも車で調布を出る時には1時45分になっていて、約束に間に合うか微妙な状況だった。
そこでお客さんに電話して「3時にずらして頂けないか」伺うと、「ああ全然かまいませんよ」とのことだったので、急いで軽く昼食をとり、3時前から待っていたのだが、連絡も無くスッポかされてしまった。
おそらく、了解はしたものの約束までの時間が延びてしまったので、その間に他の不動産業者を廻って何かいい物件を見つけて決めてしまったのだろう。そのこと自体は仕方ないことだが、その後は予定を入れず6時半まで待っていたのだから連絡は欲しかった、と思う。
すっかり落ち込んで、知人と電話で話している最中の5時10分頃、私の携帯が鳴る。ちょっと待ってもらって表示された番号を見ると、
「090×××3×××3」・・・登録もしてないし全く覚えが無い。
知人には後で掛けなおすことにして電話を切り、出てみると・・・、
私が先日の記事で書かせて頂いた、憧れの人からだった。
「あ、○○さんですか?、徳永芽里です」
うっそー!、何かの間違いでは・・・。そう思って、失礼ながらご本人かどうかお尋ねすると、「城野ゆきさんから、○○さんに電話して、って言われたので」と笑っていらっしゃる。間違いなくご本人だった。気が向かれたならメールでも頂けるかな、と淡い期待はしていたが
大変驚いたが、とても気さくな方で、初めてお話しするのに全く何の違和感も無く、最初からお友だちのように話が弾んでしまった。
私が、CDプレイヤー誕生以来、ず〜っと「枯れ葉の中で」のCDを探し続けていて、オークションで「その一曲の為に10枚組CDを落札した」ということをとても喜んでくださって、「私がレコーディングした曲のほとんどを録音した非売品のCDがありますので、明日お送りしますね」、とも仰って頂いた。ファンを大切にしてくださる方である。
さらに毎年12月に横浜の一流ホテルで開かれているディナーショーにもご招待くださるとか。完全にオークションの元は取れた
さらにさらに、「○○さん、お酒、飲みますか?」と訊かれて、「あまり飲めませんけど、お付き合いは苦ではありません」と答えると、「でしたら今度、城野ゆきさんと3人で飲みましょう」とお誘い頂いた。その城野ゆきさん、徳永芽里さんとは高校時代からのお友だちで、「キャプテンウルトラ」の、あのアカネ隊員でもある。
実は、城野ゆきさんがご自身のブログで「徳永芽里さんのディナーショー」のことを記事になさっていて、コメントをお入れしたら、「連絡先等をメールでお知らせくだされば本人に伝えますよ」と書いてくださって、それでホイホイとメールしたのであるが、まさか、ず〜っと憧れていた徳永芽里さんご本人から直接携帯に電話を頂けるとは夢にも思わなかった。うちのに話したら「有り得ない!」と驚いていた。
それは例えて言うなら、私の父親くらいの世代なら原節子さんから、私の兄貴くらいの世代なら吉永小百合さんから、私の後輩くらいの世代なら松田聖子ちゃんから、私の子供くらいの世代なら宇多田ヒカルちゃんから、私の孫くらいの世代なら浅田真央ちゃんから直接電話が入るようなものである。とにかく、大変なことなのだ。なので今、年甲斐もなく天国まで一気に昇っているのである。
私は図々しいので「今度ご自宅にお邪魔させてください」とも頼んでしまったが、それにはワケがある。実は徳永芽里さんのご主人は、私がやはり大好きだったパープル・シャドーズのリードヴォーカルをなさっていた。「小さなスナック」は今でも毎日のように、累計すれば確実に2000回以上は聴いている。ご主人にも是非お会いしたい。
気になっていたので、レースクィーンのことも訊いてみた。「経験していません」、とのことだった。実は「徳永芽里」でヤフオクのアラートをかけていて、よくRQのDVDで通知があって、収録RQ名一覧に「徳永芽里」と入っていたりするので、私が「そう」思い込んでいたようだ。大変失礼してしまった。だがRQ以上に美しい人ではある。
さて、近々私の手元にサイン入り色紙とともにCDが届けられる。
私がもう一度「天国に昇る日」になる。そして・・・、12月も