平均して月に一度くらいは食べに行っていて、それには訳がある。料理そのものも美味しいのだが、ライスがとても美味しいのだ。
よく、料理は美味しいのに「どう考えても標準米で、しかも炊き方が酷いライス」を出すレストランがあるが、レッドロブスターのライスは非常に美味しい。甘くて粘りがあって本当のお米の味がする。
で、いつものように私が食べられる数少ないメニュー「大エビフライとハンバーグステーキ」セットを頼んだのだが、出てきたのは「大エビフライ」のセット。それで、思わず「あれ?違うよ。私が頼んだのは大エビフライとハンバーグのセットだから」、と言ってしまった。
「レッドロブスターに行ってハンバーグかよ!」という突っ込みは無視することにして、
オーダーを受けたのは年配の女性店員で、運んできたのは若い男性店員だったが、その男性、私の言葉を受けて直ぐ「失礼しました」と持ち帰ってしまった。いつもなら、周りの様子を窺って「でも、それでいいですから」と言うのだが、その間も無かった。
ランチタイムの混雑時を外して行ったので他に客は少なく、おそらくはエビフライ(2本のうちの一本)が無駄になったか、あるいは仕方なくスタッフの胃袋に入ってしまったことであろう。
うちのは先に食べ始めていて、しばらくすると、オーダーをとった女性が席までお詫びに来てくれた。実は、私たちは外食する機会が多く、その分「オーダー間違いに遭う機会も多い」のだが、担当者がわざわざテーブルまでお詫びに来てくれたのは初めてのことである。
私は逆に「気が利かなくてゴメンね。間違って届いた料理をそのまま頂いても良かったんだけど、ウェーターさんが素早く下げてしまったんで結局作り直しさせてしまうことになっちゃって申し訳ないです」と詫びた。「給料から引かれる、なんてことは無いよね」と訊くと、「大丈夫ですよ」と笑って答えてくれたのでホッとした(*^^)v
過去ログでも書いたが、間違った料理が運ばれてくると私は、自分が食べられるものであって他に注文している人がいないなら、間違いであることだけ指摘して、そのまま頂くことにしている。もちろん、間違って出てきた料理のほうが高くても「差額を値引きしてくれ」とは言わないし、安ければそのまま清算する。何が何でも「その料理でなければ嫌だ」なんてことはなく、どうせ「さっきまで悩んでいた料理の一つ」だろうから、かまわないのだ。
「悪徳」の読み手さんからすれば、管理人(私)は傲慢なのか謙虚なのか、はたまた多重人格なのか悩むことと思われるが、私が傲慢になる相手は権力者や私より優位な立場の人に対してだけであって、自分が優位な立場にある相手、例えば私が客でおカネを払う立場になる場合には、それがラーメン店の店員さんに対してでも対等に接する主義なのだ。もちろん、対応が悪ければ注意したりはするが。
致命的でさえなければミスは犯してもよく、大切なのはミスした後の対応と、積み重ねた経験を次に生かせるかどうか、なんだと思う。
店を出る時、レジの担当者は別の人だったが、間違えた女性店員さんが出口まで見送ってくれた。お陰で気持ちの良いランチになった。
そのレッドロブスターも、先月末で店仕舞いしてしまった^_^;
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きっと最後に海老フライ一本がトドメを刺したんでしょね。
(^_^)v
そうなんですよ、いつ行ってもお客さんの入りが少なかったので、うちのとも「近いうちに店仕舞いしそうだね」と話してました。従業員の人たちも割合と感じが良かったし、料理も気に入っていたので、「あの時、エビフライとハンバーグのオーダー間違いでエビフライ一本を無駄にさせてしまったことが店仕舞いを決定的にさせてしまったのでは・・・」などと、思ってませんよ!(爆)
一番近い他の店舗が関前か多摩境とのことですから、しばらく行けませんね。でも、従業員の方と、どこか別のレストランでお目にかかれるかも、と期待しています(^^♪
コメント、有り難うございます。
私も前職は小売業界にいたので何かひっかかる所があります。
どれだけ良いモノをお客様が選んだり、奨めたりしても応対(レジ)が悪ければ商品も不思議と悪くなります。
もちろんその逆も多々ありました。
おいしい料理もホールの方悪ければマスイ料理になってしまう。
不動産業界でも同様の事が幾つか当てはまると改めて気付かされました(@_@)対お客様、対家主様。気合い入りました(>д<)
海鮮丼1200円でご飯がボソボソダッタリすると、がっかりします。
確かに、店員さんの対応次第で、ミスがあったとしても、そのことがそのお店のポイントUPに繋がったりすることってあると思います。お店の雰囲気や、商品力も大切ですが、そこに勤めている人の対応というのはとても重要だなっていつも思います。私は接客業ではないのですが、電話でお客様対応をすることが多いです。電話というのは相手の顔が見えない分、より一層の注意が必要だと思ってはいるのですが、なかなか難しいですねー。
それにしても、お気に入りのお店が閉店すると、とっても寂しいですよねー。(T-T) ウルウル
それから、私のHNのことですが・・・。
残念ながら、そのお酒に由来するものではないのです。作家の方でもないですし、セインさんのファンでもないです(笑)
では何から来ているのでしょう???
なぁんて、勿体ぶっちゃいましたが、何のことはないのです。本名から来ています。o(*^▽^*)o~♪(余計悩ませちゃったでしょうか?)
そうですね、全部がバランスよく整ってないとお客様に喜んで頂けませんよね。このことは、オーディオ装置と似ています。
スピーカーだけ良くても、アンプだけ高性能でも、デッキだけが優れていても、出てくる音は一番悪い性能の機器までの水準になってしまいます。つまり、アンプやデッキに100万かけても、スピーカーが1万なら「1万の音」しか出ません。レストランも、味だけ良くても三ツ星はもらえません。
調和、というのはとても大切なんですね。
てことで、いつもコメント有り難うございます。
高級なレストランに行っても、意外とライスが美味しくないことがよくあります。コストを考えてのことだと思いますが、ライスは重要ですね。逆に、付け合せのお新香なんかも手抜きしてなくて美味しければ、その店が全てに妥協していないことが解かります。
そう、有名なお弁当でも、具は上等でご飯の炊き方は不味い、てことはよくありますね。ほか弁のライスのほうが美味かったりして、けっこうガッカリしています。レッドロブスターのライス、本当に美味しかったんですよ〜(^^♪
コメント、有り難うございました。
え〜っと、え〜っと・・・、
神尾さん
神永さん、
髪結さん、(って、それ職業だろ!;爆)
いや、ひねって、由美香さん・・・なワケないか。
ま、いいや(無責任^_^;)
ところで、クレームとかトラブルとかは、それが正当なものなら、店側にとっては大変なチャンスにもなるものですよね。上手く対応してくれたなら固定客にもなるしクチコミでお客さんが増えたりしますが、しくじると店が潰れかねません。それが解かっていない経営者、責任者、従業員の何と多いことか。下手すると、店側が悪いのに客がクレーマー扱いされてしまうことがあります。
そのほうが、店側にとって楽だし、互いに責任転嫁できるから、だと思われますが、そんな店は長続きしませんよね。
レッドロブスターが店仕舞いしたのは、味でもサービスでもなく、立地ゆえ、だったと思います。本と、寂しいです。
いつもコメント有り難うございます。
今日から3日間うちのが不在で、先ほどからノルンが私に「遊んで〜」と鳴いてますのでこのへんで(*^^)v