2014年03月01日

同業者さんから出た驚くべき言葉

今日の午後、長野から(八王子方面で部屋探しをなさる)お客様がおみえになる。

お客様が私のブログをお読みになっていて、というのならたまにあるのだが、珍しいことに、神奈川の業者さんが私のブログをお読みになっていて、「そちら方面は不案内なので」ということでわざわざご紹介の連絡を頂いたもので、そういうのは滅多にないこと、いや、初めての経験で、とても嬉しい。

ふだん、同業者だろうが家主だろうが客だろうが、叱る時はボロクソ本音で書いているから、自分でも「私のブログを読んで頂いていて、それでどうして私に依頼してくださるのか解からない」くらいだが、「当社にとっては大切なお客様なので、間違いがあってはならないので、利益云々ではないのです」と仰る。

そのあたりは私が普段書いていることでもあるので、共通の価値観をお持ち頂いているのだろう。

で、「同業者さんから出た驚くべき言葉」というのは、その業者さんから出た言葉ではなく、予め伺ってた条件から物件を絞り込んでいて、それぞれの管理会社に問い合わせた時に出た言葉である。

物件としては「これ以上のものは無いかも」と思って問い合わせると、「物件はまだあるが、今はまだ退去していないので室内は見られなくて、リフォーム前でよければ別の部屋が見られる」とのことで、そういうのはよくある話。だが、その後で出た言葉に「え・・・??」と思った。

管理会社の女性従業員が遠慮がちに、私にこう言ったのだ。

「この物件はADとか付いていませんけど・・・、それでも宜しいでしょうか?」と。

付いてなくて当たり前の話なのに、わざわざそんなことを訊く・・・。ということは、その業者さんに問い合わせてくる業者の大半は「ADは付かないの?」と訊いてきたり、ADが付かないと知って「じゃあいいです」とお客さんに紹介しなかったりしている、と分かる。

ADは脱法行為で、不動産屋にとっては不当利得でもある。私がADに反対しているのは、違法だから、ということもあるが、ADの有無が(本当は条件に合っていても業者が紹介しなかったりして)お客さんの不利益になるから、ということもある。更に、不動産業全体の信頼と存続に関わる問題にもなるからだ。

それで「うちはADが付いていても受け取らないか、お客様に還元してしまうのでかまいません」と言うと少々驚いた様子で、安堵している感じが電話から伝わってきた。まったく情けない業界であるパンチ爆弾

ところで、紹介をしてくださった業者さんは「当方は仲介料は要りませんので」とも仰っていたが、私なんかを信用して依頼してくださるだけでも有り難い話で、ご紹介が無ければ元々は0なんだから、そうはいかないもの。無事に終わったらちゃんと折半させて頂くつもりでいる。それで本来当たり前なのだから。


posted by poohpapa at 06:23| Comment(0) | 同業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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