昨日、駅方面に買い物に出かけた時の出来事。買い物袋をぶら提げて帰る途中、幅の広い歩道で向こうから歩いてきた人と私の肩がぶつかった。向こうがこっちのほうに寄ってきたからである。
私の後方から私を追い抜こうとしている男性を避けようとして、空いている反対側に避けるのでなく私のほうに避けたのだから当然に私にぶつかる。私は避けようにも既に右端を歩いていたのだし・・・。道幅は十分にあるのだから立ち止まるか速度を落として「やり過ごす」という選択肢もあったハズだが、自分が止まったりして衝突を回避すべく工夫する気は無さそうだった。そのままのスピードで歩いてきたから。
すると、肩が当たって行過ぎた後で背後から怒鳴る声が聞こえた。
「肩が当たるのに寄ってきたからぶつかったじゃねえか、馬鹿野郎!」
声の主はヤクザではなく、70歳は過ぎていると思われるババアである。雰囲気から「マトモではない」というのはこちらに寄ってきた時に感じていた。髪もボサボサで、見るからに不潔な感じがしていたのだ。
私も、振り向きもせず応戦した。「そっちからぶつかってきたんじゃねえか、馬鹿野郎!」、と。
以前も、右端いっぱいに寄って歩いていた私と肩がぶつかり、いきなり私の腕を掴んで凄んだ若い男がいた。何で苛立っているのか知らないが、うちの町は「とくに病んでいる人が多い」ように思う。