まず、29万円あまりの賠償金に関しては「支払います」とのこと。「誓約書の内容について2、3質問したいのですが・・・」と言うので、「今後もう迷惑行為をしなければこの先は請求しないし、これでとりあえずは決着しますよ」と丁寧に説明したら納得してくれた。私が「29万という金額は大金です。それだけの額を支払わされるのは痛いでしょうけど、それでも実費だけの請求なんですよ。もう深酒はやめて、親に心配かけないようにしてくださいね」と言うと、素直に「はい、有り難うございます」と言う・・・。
夕方、父親が心配して電話してきた。やはり息子を庇おうとしている雰囲気が感じられたので、それを制して「もう大丈夫ですよ。息子さんと先ほど話をしましたよ。ちゃんと納得してくれて『もうしません』と約束してくれました。息子さん、本当は真面目で優しい人なんですね。会社勤めのストレスが溜まっていて、それを話す相手がいなくて酒に走ってしまったんでしょう。私で良ければ話し相手になりますよ、と伝えました」と言うと安堵している様子が伝わってきた。「くれぐれも宜しくお願いします」とのこと。
この件で先日は、「世の中みんな人知れず苦労を背負っているもの。負けるかどうかは本人次第」と厳しいことを書いているが、打ちひしがれている相手に追い討ちをかけるようなマネは私はしない。
父親から「息子から、『管理人さん(にされてしまった)は凄く優しい人だったよ』と聞きました。この度は有り難うございました」とも言われた。そう言われると、ちと面映い
なぜなら・・・、
当初は私も相当にキツイ口調で話していたし、今、立川市の生活福祉課と揉めていて、担当者のAに対してはヤクザみたいに「テメエ、税金で給料もらってくんじゃねえよ!」と怒鳴りつけている。それは「公僕としての市民に対する責任」を自覚しておらず、言うなれば税金泥棒みたいな奴だからではあるが。相手がちゃんと話が通じるならそんなキツイことは言わないもの。その件は後日詳しく書くが、それこそテレビのワイドショーで取り上げられるんじゃないか、というくらい怖い話で、もし取り上げられたなら立川市役所は間違いなく世間から大バッシングを受けるであろう。そのうちネタを提供してやりたいものだ。
それだけではない。家賃は市から出るとしても内容自体が良くなくて家主さんの理解が得られないことが多々ある生活保護受給者の部屋探しに尽力してくれる不動産会社を減らすことになりかねない。そうなれば、困るのは生活福祉課、自分たちである。そういうことがまるで解かっていないから怒っているのだ。
市役所の職員は家主さんや不動産業者の命に関わるような大変なトラブルが起きているのに二言目には「個人情報(保護法)がありますのでお答えできません」「それは私の仕事ではありません」と言うが、自分は安全なところにいて他人事のようにトラブルの解決は民間に丸投げして押し付ける・・・。
役所というのはホテルと並んで一番のサービス業であろう。責任があるのに(課ぐるみで)逃げ回ってサービスの提供をしないなら、そんな部署も職員も「税金泥棒」と言われても仕方ないのではなかろうか。
この記事の表題の隣人トラブルに関して言えば、不動産屋の責任でも無償でする仕事でもないと思う。なぜ私がしているかと言えば、入居者に対して責任を感じているからである。そしてどちらのトラブルも、家主さんが日頃から我々不動産屋の苦労をよく解かっていてくださる方だから、ということに尽きる。
さて、今回の騒ぎを起こした隣人、近々飲みに誘ってみようと思っている。愚痴を聞いてあげるのも目的だが、互いに顔が見えていれば「もう迷惑行為をする確率は低くなるのでは」、と思っているからである。私は、そういうのも不動産会社(管理会社)の仕事だと思っている。
正直、「私がどこまで(無償で)やるか」というのは家主さんの人柄によるところが大きいが。
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騒ぎを起こした隣人と飲み行くというのは良い案ですね。それと電話をかけてきて質問するぐらいだから、酒さえ入らなければ普通の人なのでしょう。たぶん軽度の二重人格で、酒を飲んだときは凶暴化し、普段は善良な方。善良な人格は、凶暴人格がやったことは理解できるが、その人格が出現するのを抑えることはできない。唯一の方法は深酒しないこと。でも飲んでしまうんでしょうね。
立川市の生活福祉課とのバトル、記事を楽しみにしています。poohpapaさんは楽しくないと思いますが、頑張って下さい。
最近ネットなどで「プロに無償で仕事を依頼するのはけしからん!」みたいな話が盛り上がっていますが、実際そうですよね。
話の元がクリエーターやデザイナーなど(要は自分が資本の職業)で、知り合いに「ちょっとこれやってよ」と頼まれるけどプロなのでタダではやだよ、ということなのですが、アホが例に「親しい八百屋でもリンゴをタダでよこせとは言わないだろう」みたいなことを書いてたので、そりゃ程度問題だろうと思いましたけど。
リンゴ程度の仕事ならやってやれよ、と。
知り合いの八百屋ならリンゴの1〜2個はタダでくれますよね。
私は毎年サクランボの季節だけ利用する果樹園で、贈答用のモモを一箱もらったこともあります。
公務員へのサービス料はちゃんと税務署経由で前倒しに納めているので、タダでやってもらいましょう。
ガストで食事の方がが良いのでは?
酒飲みはねえ、「ここまでにしておこう」が利かないものなんですね。「あと一杯だけ」、で深酒してしまうものなんですね。たぶん、麻薬と同じでしょうね。「これっきり」で終わらないのです。
もちろん、本人の意志の弱さ、もあるでしょうけど、人間に、でなく、麻薬と酒に本来備わっている特質のようなものなんでしょうね。気持ちは解からないではありませんが、周りにまで迷惑を及ぼしますね。
でも、この人の場合は8割方は大丈夫かな、と思います。根がマトモであるか、根から腐っているか、の違いですね。私は信じたいです。ま、希望的観測ではありますが^_^;
<<知り合いの八百屋ならリンゴの1〜2個はタダでくれますよね。
ははは、そうですよね。私なんか、伊勢丹や高島屋の売り子さんから物凄く頂き物してますもん。
<<私は毎年サクランボの季節だけ利用する果樹園で、贈答用のモモを一箱もらったこともあります。
くそっ!、それは負けたかな・・・(*^^)v
こんなブログをやっているので、いろいろ相談を持ちかけられます。元々がブログで儲けるつもりは無いのでタダでかまいませんが、私の場合は一つだけ「お願いしたいこと」がありますね。
報酬、ではありません。それは、結果を知らせて欲しい、ということです。ほとんど、それっきりになります。結果が分かれば、次の相談者に対する回答の参考になるものなんですけど。
プロに対して、だけでなく、誰かに何かを依頼したら、私の場合は必ず謝礼をします。飯を奢ったり、商品券であったり・・・。そういうのを期待するような相手はいませんが、それでも不義理しないように気を付けています。そうすることで、次にまた何かを依頼したとしても相手は快く動くことができます。
相手に、こっちの要求に対してその都度「気分良く動かせよう」というのとはちょっと違います。相手が「気分良く動ける環境を常に整えておく」ということなんです。その違いは小さなものですが、人付き合いの上では大きな差になるものですね。
なので、私が何か(報酬無しの)仕事を依頼しても嫌な顔をする人はいませんね。
それにしても、世の中には、ちょっと知り合っただけで「タダで何かを頼む人」のなんと多いことか。言われなくても、こっちで必要や状況に応じてタダにしたり減額するものなんですが・・・。
大丈夫ですよ。私も、相手がどの程度の酒飲みなのか知っておく必要がありますし、顔が見えていれば、何かするにしても抑制が利くものでしょう。
ブログなんかで酷いコメントが入るのも、互いの顔が見えないから、ということが大きいのですし。この男性、本来は真面目で義理堅い人だと思っています。何かで間違ってしまっただけでしょう。
何より、本当に、「それも不動産屋(管理会社)の仕事」だと思っていますので。