私はとくにベネッセとの付き合いは無いハズだが・・・。そのままゴミ箱に直行させようかとも思ったが、念のため開封すると、例の2070万件に及ぶ顧客情報流出のお詫びの文書。へ・・・??、であった。
3年前に今の住所に引っ越してきたのだが、宛先はその新しい住所になっている。ということは、私が何かの懸賞に応募していて、のことなんだろう。あのニュースを「対岸の火事」と思って他人事のように見ていたが、我が家にも飛び火していたようだ。
うちの情報なんかは漏れても高が知れている。べつに知られたからといって何に使えるものでもないだろう。とくに気にしていないが、ニュースでもあったとおり、500円分を還元してもらえるらしい。
どれどれ、と読んでいくうちに腹が立ってきた。というか、呆れてしまった。既に多くの方がブログなどで書いておられるが、500円の図書券か(財)ベネッセこども基金への寄付を選択できるようになっていて、どちらにするか選んでくれ、という内容。そんなこと訊かずに黙って図書券を送ってくるならまだしも、あるいは寄付先が赤十字とかユニセフ、というなら「まあ納得」だが、(財)ベネッセこども基金への寄付、というなら、単に「自分の右のポケットから左のポケットにカネを移しかえる」だけ。なんともセコい!

ベネッセの経営者や役員たちはどういう経済観念や神経を持っているのか全く理解に苦しむ。ハッキリ言ってしまえば、「馬鹿野郎!」である

そういうのが送られてきた時に「消費者がどう感じるか」役員の誰も気が付かないものかねえ・・・。誠実に対応しているように装っていても相手の気持ちには全く配慮していないのがミエミエである。
私なら、「お一人お一人の損害額の算定は不可能なので、お詫びの気持ちとして100億円を災害復興資金として寄付させて頂きます」とやる。500円×2070万人で103億5千万円、それに返信分を含めた郵送料が往復21億円以上掛かるし、それ以外にも膨大な諸経費が掛かる。100億という金額なら安く上がるし数字的にも区切りが良い。消費者は「災害復興」という大義名分に納得せざるを得ない。
一律500円・・・、平等ではあるが公平ではない典型的な例だ。先々甚大な被害を受ける人もいるだろうし私のように自分が2070万人の中に入っている自覚すらなくて実害なく終わる人間もいるだろうから。ま、日本郵便にとっては棚ボタ需要でホクホクだろうけど。
ネットで検索するとベネッセの対応を非難する記事がめじろ押し・・・、当たり前である

ベネッセの社長より「濃厚チーズ気分」をばら撒いている私のほうがよっぽど偉いと思う(しつこい

どちらも、恩恵にあずかってません。ヾ(-д-;)
この事件、うちには関係ないと思っていました。うちなんかからすると、500円分の図書券が懸賞で当たったようなものですね。
これがユニセフへの寄付とかだったらそっちを選択したと思いますが、ベネッセこども基金じゃあね。
ベネッセは、個人情報が漏洩したことより、後の対応をミスって評価を更に下げましたね。
原田さんがどれだけ有能な人材かは知りませんが、いくつもの会社で役員を務めるなんて「どたい無理」な話だと思いますね。しかも、全く違う職種で能力が生かせるものなのか、疑問です。
まあ、そこそこは使えるでしょうし、違う職種から人材を招けば新しい風が吹くものでしょうけど・・・。
私には「節操が無い」ように思えて好きではありません。欧米の気風が会わない日本人、なんですね。
1通なくしちゃったけど。
前に外国の証券会社で顧客情報流出した時、訴訟するか和解するかって問い合わせ来て、和解するなら和解金くれるって言ってきた。訴訟するのも面倒なんで和解金くれって言ったらこれのベネッセの10倍くらいの額が来ましたよ。
それ、凄いですね。ベネッセ、2070万人分、と聞いてましたが一説によれば国民の半分くらいの数字みたいで・・・。それにしても、一人500円配るなら、しかるべきところに纏まった額を寄付したほうが企業イメージのアップ(回復)に繋がったのではないでしょうかねえ。
ところで、すみません、本、まだお返ししてなくて^_^;
今年は久し振りに忘年会でもやりましょうか(^^♪