そもそも、いつからギターを始めようと思ったのか、どうやってギターの演奏を覚えたのか、誰の指導を受けたのか、興味があります。この男の子くらいの身長ですと普通は一回り小さな子供用のギターを使いますが、身の丈くらいありそうな大人用のギターを見事に弾きこなしています。ギター演奏を始めると小さな手がちゃんと開きます。フレットを押さえる指の力が付いていないので音はそれなりに割れますが、それにしても完成度の高い演奏です。椅子に掛けた際の左脚が宙に浮いてるのも可愛いですね。
曲目はアルゼンチン・タンゴの名曲「ラ・クムパルシータ」(演奏は1:24あたりから、アシスタントの女性の妖艶な雰囲気を堪能したい方は最初から

ナンバー札を着けてますから南米のどこかの国のタレント発掘番組でしょうか。世界は広いですね。
素晴らしい演奏ですね。チャップリンは「天才とは1パーセントの才能と99パーセントの努力だ」と言ったそうですが、音楽の場合は才能の占める割合が4割ぐらいらしいです。あと必要なのは1万時間の練習量。毎日4時間、7年間練習をすれば、エリート音楽家になれるそうです。練習を続けるのも才能ですよね。そして、その才能は遺伝するそうです。
だれでも必死に勉強すれば東大に入れれば夢がありますが、実際にはそうじゃないですよね。体格とセンスが整っていない人間は、いくら頑張ってもオリンピックにはいけない。だから諦めろというのではなく、自分の才能(隠れているかもしれない)を見つけることができた人がハッピーになれると思っています。
凄いですよね、この少年。他の動画でも難曲を弾きこなしています。
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たしか、エジソンも同じようなことを言ってますね。てことは、誰の思いも同じなんですね。
いくら努力したって才能が無い者は絶対に無理で、その1%を持って生まれたかどうかで全てが決まりますね。せっかく「その1%」を持って生まれたのに気付かずに人生を終えてしまう人は圧倒的に多いもの。良き指導者に恵まれるかどうか、という「運」にも大きく左右されることでしょう。
「運」というのは「良き人との出会い」、つまり「ご縁」だと思います。少なくとも、基本的に真剣に生きていなければ「ご縁」にも恵まれません。
この少年、自己流で上手くなった、なんてことは有り得ませんから、誰が才能に気付いたのか、そして誰がどう指導したのか、とても気になります。