2015年04月14日

「弁護士のクズ」ではなく「弁護士のくず」

私のことだから、この記事のタイトルから「今お願いしている弁護士と揉めていてボロクソ悪口を書くんだろ」くらいに思われるだろうが、そうではなくて、ビッグコミックオリジナルで2003年16号から連載が始まった漫画を2006年にTBSがドラマ化した「弁護士のくず」の動画のご紹介、であるわーい(嬉しい顔)

主演は豊川悦司、脇役を伊藤英明、高島礼子、北村総一朗、星野亜希、モト冬樹らが固めている。それぞれがとても「いい味」を出していて、途中おちゃらけムードになったりするが最後はピシっと決めるし、毎回「うん、あるある」と共感できるストーリー展開になっている。5話目から出てくる子役も上手い。

何より、生きていく上での「真理や深層心理を突くセリフ」が随所に出てきて、ハッとさせられる。

このドラマ、放映されていた時も欠かさず観ていたが、最近になって改めてYouTubeで全話を、しかも繰り返し観ている。弁護士モノ、法廷ドラマ、と言うより人情ドラマで、展開や結末にいつも涙している。

非常に良心的な作りでシナリオも素晴らしく、ワンクールで終わってしまったのがとても残念。YouTubeでも観られるが、音飛びしていたり、動画が戻ってダブったりして観辛いのでDVDで買おうかと思っている。たぶん「おくりびと」と同じく、これから繰り返し観ることになりそうだから。

全部で12話だが、「今回は駄作だったな」という回が無く、ほんと、お奨めるんるん

YouTubeでの「弁護士のくず」の一覧は こちら

7話が探し辛いが「弁護士のくず 7話」で検索すると出てくる。その7話、相続絡みの話で心に沁みる。

↑ で書いたように、冒頭や途中で音声が途切れたり、ちょっと前のシーンに戻ったり、と観づらい個所もあるが、見逃していた方、ぜひご覧頂けたらと思う。私はアメリカのTVドラマ「弁護士ペリー・メイスン」と並んで好き。昔は「逃亡者」とか「ベン・ケーシー」とか面白いドラマが数々あったなあ・・・(しみじみ)


posted by poohpapa at 05:28| Comment(4) | 芸能・アイドル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>昔は「逃亡者」とか「ベン・ケーシー」とか面白いドラマが数々あったなあ・・・(しみじみ)

これは「昔は良かった症候群」か「近頃の…は症候群」です。
主な原因は長生きと言われています。
80年代ドラマから徐々に観て行くことで症状の緩和が計れます。
副作用としてはツタヤのポイントが貯まることですが、若者との軋轢は和らぎます。
お大事に…

80年代の弁護士ドラマは「LAロー」、90年代の弁護士ドラマは「アリーmyLove」がお勧め。
アメリカは日本と裁判システムが違うのでドラマにしやすいんでしょうね。
個人的に好きな弁護士映画は、ジョン・キューザック主演の『ニューオリンズ・トライアル』。
弁護士というよりそれ以前の陪審員選びですけど、ジーン・ハックマン、ダスティン・ホフマンといった大御所に加え、お気に入りのレイチェル・ワイズもでてる(o ̄∇ ̄o)ヘヘッ♪
弁護士映画で言えばジョン・グリシャム原作、マッド・デイモン主演の『レインメーカー』かな。

『十二人の怒れる男』が…と考えていては症状は和らぎませんよ。
Posted by ハリケーン at 2015年04月14日 08:11
ハリケーンさん、おはようございます

さすがに映画に詳しいですね。映画評論家になれそう、ほんと(^◇^)

<<副作用としてはツタヤのポイントが貯まることですが、

そうなんです、ツタヤで、ではありませんがTポイントが貯まりましたね〜、相当に。

私は外科医モノのドラマより、弁護士のドラマのほうが好きですね。とくに刑事事件をテーマにしているペリー・メイスンは大好きでした。最後のどんでん返しが何とも言えず好きでした。アメリカのドラマはシナリオがしっかりしてますね。日本は・・・、雑です。

それにしても、本当にアメリカは当時は上質なTVドラマが揃ってましたね。「ボナンザ」「ローハイド」「ガンスモーク」といった西部劇や、「スパイ大作戦」「0011ナポレオン・ソロ」、それに「三馬鹿大将」とかのコメディも・・・、って、「昔は良かった症候群」か「近頃の…は症候群」一直線ですね。

高校時代のガールフレンドから「ぜったいに歳を取ったら『昔は良かった』ってばかり浸るタイプだよね」と言われておりまして、若い頃からそういう兆候があったようです。

でも、そういう感慨が何も無いより幸せでしょ♪
Posted by poohpapa at 2015年04月14日 08:51
実は今家族で米ドラマ『フルハウス』を見ていて、今第3シーズン半ばです。
吹き替えと原語で二回見ているのですが、やはり翻訳は完全じゃなかったんですね。
言葉の尺もあるので当然ですけど…

「ヴァル・キルマー」は「トム・クルーズ」になってるし(『トップガン』の頃なんでしょうけど、よりによって劇中のライバルに?)、ロック・バンドなんかは「モトリー・クルー」を始め「ボンジョビ」以外全く翻訳されてません。
「じゃじゃ馬億万長者」とか「ディズニーランド」なんかは、NHKではそのまま放送できないのはしょうがないとしても。

「じゃじゃ馬億万長者」と言えば、「奥さまは魔女」とか「宇宙家族ロビンソン」とか、昔のコメディ・ドラマは…
Posted by ハリケーン at 2015年04月14日 09:57
ハリケーンさん、おはようございます

ご、ご、ごめん・・・、ついてけない(*´ω`)

映画もアメリカのドラマも、詳しいですねえ、しかも、上っ面でなくしっかり観ていらっしゃる。映画は娯楽、と言っても、制作側からすれば「映画の中に訴えたいものが必ずあるハズ」で、それを読み取ってくれる客は有り難いものでしょう。後でDVDを買ってくれる客以上に、ですね。

今でも、私なんか白黒時代のアメリカのテレビドラマを観る度に「日本は、娯楽産業はアメリカには絶対に勝てない」と思います。日本だけではありませんね、どこの国も勝てないことでしょう。

それにしても、ほんと、詳しい。ハリケーンさん、のめり込むタイプなんでしょうね(^◇^)
Posted by poohpapa at 2015年04月15日 05:40
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