3月22日に「多摩地域の方に朗報!(^◇^)」という記事を書いて、伊勢丹の和菓子フェアに「空いろ」(4代目「銀座の空也」の息子が立ち上げた和菓子のブランド)が来る、というので紹介していたが・・・、
2品しか買わなかったが・・・、大外れ、だった。それは私もうちのも同じ評価。
と言うか、当ブログのコメントの常連でいらっしゃる「遠藤沙耶」さんが、
「空也・・本当に心配。
正直、息子がまたへんなことやりだした、と思うので、もしがっかりなさってもそれは息子のせいです。
と仰っていて、まさにそのとおりであった。さやさん、さすがにグルメ、鋭い目と舌をお持ちである。
私も、「空也は下手したら5代目で終わるな・・・」と思った。創意工夫で新しい和菓子を切り拓いていこう、という心意気はいい。先代たちが護ってきた伝統最中だけでなく自分の手で空也の評価を高める和菓子を創り出したい、と(たぶん)思うのは間違いではないが・・・、私からすれば、「あんなもん作っていたら空也の名前に傷が付くだろう」という評価でしかない。しかも、しっかり空也価格だし・・・。
私が買ったのは「ミニどら焼き」と、「月」という(クッキーに餡子が挟まった)菓子。どら焼きは何ら特徴が無く、おそらく、空也は知っていて「空いろ」の菓子だと知らずに食べた人は誰も「もしかして、これ、空也の和菓子??」とは思わないだろう。コンビニで売られているものと区別がつかない代物。
「月」に至っては、うちのが「クッキーに餡子を挟む意味が解からない」と斬り捨てたくらいで、私も同感。こんなものを手土産で頂いても誰も喜ばないだろう。むしろ「これを持ってきてくれるんなら最中のほうが有り難かったなあ・・・」と思われかねない。5代目、何を考えているやら・・・。
空也に関して言えば、手を広げず、「新しいものを創り出そう」などという妙な色気を出さずに、先代たちが地道に受け継いできた伝統を守り抜くのが生き残る最高で唯一の方法、だと思う。
この伊勢丹のフェアで「空いろ」の菓子を買ってしまって、私と同じように後悔なさった方がいらっしゃったならレシートと振込口座を書いたメモを当店に送って頂ければ私が責任を取って代金を・・・・振り込まないけど、それくらいにお詫びしたい思いではある。期待が高すぎただけなのかなあ・・・。
なんだか、また「空也の最中」(ホンモノの和菓子)が食べたくなった。TDLのクラブ33じゃないが、既に「ついでがあったら買ってきて」と次の依頼も入っているし・・・
うちの食糧庫の底が見えてきたらまた銀座まで買いに行こう。と言っても、昨日も、二つも菓子折りを頂いてしまったので、その日がいつ来るかは分からないけど・・・
それにしても、さやさん、鋭い。私みたいな似非グルメ(貧乏舌グルメ)でなく本当のグルメなんだろう。
それにしても、相当、ひどかったのでしょうか?
どちらも食べたことがありません。
たしかに、昨今のコンビニの菓子はレベル高いですよね、これは失礼したかも(^◇^)
ただし、対値段の問題でして、「空也」というブランド名にカネを払わされるのがどうも・・・。
でね、ひどいも何も・・・、「うん、さすがに空也」と思えるものが何も無いのが致命的なんですね。
めっちゃコワイ。。。。
最高の素材で高級な味をだすのなら、そのへんのコンビニでも可能です。
流石、空也と言えましょう。
私は買いませんが。
ただ空也の菓子だから、と有り難がったりせず、ちゃんと評価する舌と感性は素晴らしいと思います。
そういうのでも有り難がる人がいると、結局は店をダメにするんですよね。
5代目に届くといいな、我々の声・・・。
逆説的、というか何というか・・・(*^-^*)
最中はねえ、一度食べてみて頂きたいんですけどねえ。ほんと、美味しいんですから♪
まずくはないんですよ。でも、おいしくない。
虎やフランスのような、餡をひろめようという気概もなく、和洋菓子なら和洋菓子でいいけど、コンビニ並の材料で安くあげておきながら、それを工夫してどうにかおいしくしよう、安くお客に届けようという努力のあともない。
伝統の店が革新を見せてくれるのかと期待して食べただけに、軽く憎しみすら感じたほどでした。
お客を思って真剣に品物を作ろうとしたら、あんな材料で、味で、価格では出せない。
きっとこの人、お菓子が好きじゃないんだと思いました。
私の一番好きな和洋菓子は、博多とおりもんと、萩の月です。あんなふうにメジャーになりたかったんだろうな。
精進が足りんわ。
物凄い感性です。自分と同じだから、というのでなく、まさに私が感じたことを(伝えていたワケではないのに)ものの見事に代弁してくださっているような・・・。
<<まずくはないんですよ。でも、おいしくない。
全くそのとおりです。ほんと、そうなんです。カネ返せ、と言いたくなりましたよ。
<<伝統の店が革新を見せてくれるのかと期待して食べただけに、軽く憎しみすら感じたほどでした。
こ、こ、怖い・・・、私がジャックさん(旦那様)の立場でなくて良かった・・・(^◇^)
<<お客を思って真剣に品物を作ろうとしたら、あんな材料で、味で、価格では出せない。
きっとこの人、お菓子が好きじゃないんだと思いました。
そこに尽きますね。菓子作りを単にカネ儲けの手段、生活するための手段としか考えてないような・・・、そこまで言ったら言い過ぎかも知れませんけど。お菓子なんて一口食べれば、店側(主)がどれだけの創意工夫をしているか、どれだけ真摯に菓子作りに励んでいるか、さやさんの仰るところの「愛があるかどうか」なんて直ぐ解かりますよね。
実は私の知人にも、好きな菓子として「博多とおりもん」と「萩の月」をあげている人がいますよ。もちろん、同じ理由でかどうかは解かりませんが。
私は、菓子の種類は違いますが、京都ジュヴァンセルの「竹取物語」と静岡の「あぱれいゆ」が双璧、だと思っています。「あぱれいゆ」を初めて食べた後、店に感謝と称賛のメールを送ったくらいです。
「間違いなく今まで食べたお菓子の中では京都の竹取物語と並んで最高に美味しいお菓子だと思います。このお菓子を完成させるまでにどれだけのご苦労をなさったか実によく伝わってきます」、と。
お店から丁寧な返信を頂きました。大切な方への手土産には東京の菓子ではなく、わざわざ取り寄せてお持ちすることもあります。どんなお菓子をお持ちするか、で、こちらの気持ちも伝わります。その辺で売っているもので間に合わせるより、わざわざ取り寄せてでも菓子職人の思いが籠っている菓子を持参するほうが手土産という小道具が生きますもんね(計算高い *_*;)
空也・・・、5代目が次いだら最中の味も落ちてしまうかも・・・。
とおりもんは、1こ100円なのが好き。
あぱれいゆも竹取物語も、とても上質で美味しいですよ〜。それぞれの値段も納得です。
「博多とおりもん」にしても「萩の月」にしても、評価が定着した後は全く中身を変えていないのが長く愛される秘訣、理由なんだと思います。経営者が妙な色気を出し始めると、たいていは失敗します。
久しぶりに食べた時に「ああ美味しい・・・、昔と全く変わっていない、この味なんだよね・・・」と思われることが大切なんですね。この、子供の頃やずっと昔の「味の記憶」というのは物凄いもので、非常に正確に蘇るものですね。記憶のほうが間違ってた、なんてことはまずありません。
だから怖いモノなんですね。
箱を開けた時の香りからにこにこですね。
放っておくと一気にいくつも食べちゃいそうですが家族にも食べさせてあげたいので我慢、我慢。
お昼にお花ベーカリーのパンも食べちゃいました。パン大好き!特に耳の所が好きです。
わざわざ足を延ばして来て下さったのに申し訳ございません、お話しできず残念でした。
私も、今度何かおいしいモノ見つけてお届けしなくちゃ!
あ、キャッシュが一番お好きなんでしたっけ?!
<< あ、キャッシュが一番お好きなんでしたっけ?!
最大限ゆずっても小切手まで、であります。約束手形はご遠慮いただきたく存じます。
な〜んてね、たからんぼうずさんに「今度手に入ったら」と約束していたので、国分寺の改札でさやさんと待ち合せてパンと物々交換して、その足でお届けさせて頂いただけなんですよ。だから手間なんて掛かっておりません。
それより、契約中に失礼いたしました。事前に電話して伺うと気を遣わせることになるので、いきなりお伺いしました。でもって、また何か美味しい物を見つけたらお届けしますね(^◇^)
あ、そうそう、ヘアスタイル、お変えになったんですね♪
安全で、かつ、お客をよく考えてる味がしました。
また食べられるといいな〜。
私は、一生懸命値段も質も考えてあって、でも価値観を押し付けるような独りよがりじゃない、っていう品物が好きなんだと思います。
有名店だけど、私が好きじゃないパンやさんは、こだわりを許容できなくて好きになれないんだ〜。
難しいとこだけど。
<<私は、一生懸命値段も質も考えてあって、でも価値観を押し付けるような独りよがりじゃない、っていう品物が好きなんだと思います。
そうそう、その感性なんですね。パン屋さんに限らず、店主の拘りや価値観や趣味を押し付けるような雰囲気が漂ってる店ってよくありますよね。って・・・、不動産屋だけど私もそうかも(滝汗)
私が京都ジュヴァンセルの竹取物語や静岡のあぱれいゆが好きなのは、上質であって菓子作りに対する姿勢が伝わってくるからなんです。まさに、さやさんが仰る「愛」があるかどうか、ですね。
自分でハードルを上げてしまいましたが、でも、気に入って頂いてホッとしました(^◇^)
ちなみに、うちのは、あの食パンが一番おいしく感じられる食べ方は「生の状態でOliveoilをつける、それに尽きる」と言っております。市販されているパンではそういう食べ方に堪えられないそうで。
子どものころ、家でパンを焼いていたので、そのときからの私の趣味です。
30年前くらい昔、知り合いにも「生で食べるの?」
と言われたことありますが、なぜか食パンだけは、絶対トーストするのが前提なんですかねえ 。
昨日、早速車のなかでむしりました。
パンの本当の美味しさ、生で食べるのが一番ですし、最も違いが出ますね。噛んでいるうちにパン本来の旨みが出てくるかどうか、ですね。量産されたパンではでませんし、美味しい、と評判のパン屋さんのパンでも「ん??」と首を傾げたくなるものもあります。
好みの違いではなく、普遍的に「美味しいか美味しくないか」ですね。
ただし、一度「味が確かなもの」と分かれば、私の場合は、あとはトーストで食べます。
アルドイノノヴェッロにシチリアの塩を少し入れたの。カルピスバター。冷凍機に大事にしまってるボルディエバターの海藻のほう(いつも使う分だけ切っている)。
どれもおいしー。うーん甲乙つけがたい。
ごちそうさまでした。
残念ながら、菓子パン系は、ほとんどまめが食べてしまい、ジャックさんの口には入りませんでした。合掌。
まさか、菓子パン系をまめさんが全部食べてしまうとは・・・。ま、育ち盛りですもんね。
機会があったらまた買いますね。ただし、土曜日はダメですね、明日の記事で書きますけど(^◇^)
それにしても、たかがパンを食べるだけでも拘りの調味料を用意してるんですね。うちなんか、マーガリンと蜂蜜とオリーヴオイルだけですよ。