その記事は、「モハメド・アリ:写真で見るその生涯」、というもの。
まだ存命であるなら例え人生の終末が近づいていても「その半生」とかになるもの。ボクシング界、いや、スポーツ界のヒーローが亡くなったなら日本のワイドショーなんかでもトップで伝えるハズなのだが全くニュースになってないし、「どういうことなんだろ??」と思っていたが、やはり存命だった。
東スポの見出しじゃあるまいし、これはちょっとヒドイんじゃなかろうか。ま、先は長くないにしても
モハメド・アリ・・・、私が初めて彼の名を聞いたのは小学5年生の時。当時はカシアス・クレイという名前で、後にイスラム教に改宗して現在の名前になっているが、私は昔のあだ名「ホラ吹きクレイ」が好き。ただし、ホラでも何でもなく、試合前に「〇ラウンドで倒す」と予告して、そのとおりに倒している。
野球でいうなら(バッターボックスに立って)「レフトスタンドにホームランを打ち込む」とバットの先を向けて予告するようなもので、失敗したら恥をかくだけだから本当の実力と自信が無ければ出来ない話。
今でこそ「ヘビー級世界チャンピオン(世界一強い男)が誰か」なんてことに誰も興味なんか示さないが、昔はヘビー級の世界選手権試合は一大イヴェントで世界中から注目されていた。というのも、以前は真に実力がある選手がランキング上位にゴロゴロいて「どっちが勝っても不思議はない」状態だったから。
しかも、それぞれの選手に「刑務所でボクシングを教わった」だの「右フック一発で相手をリング上で死なせた」などという実(まこと)しやかな伝説がついていて話題に事欠かなかったし・・・。
ソニー・リストンに挑戦して史上最年少で世界王者になった試合や、キンシャサの奇跡と言われたジョージ・フォアマン戦など印象深い。
もしも歴代のヘビー級王者を全盛期の状態で戦わせることが出来たなら、どんなに凄い選手が出てきても、私は「アリが最後まで勝ち残って、そして王者になる」と思っている。
もっとも、モハメド・アリも好きなボクサーだが、私が一番好きなのはシュガー・レイ・レナード。ロベルト・デュラン、トーマス・ハーンズ、マーベラスマービン・ハグラーなど、無理な話だが、全員が同時に世界チャンピオンになってもおかしくない実力を持っていたが、その頂点に立っていたクレバーな選手。レナードに関してはいつか書きたいと思っている。レナードを超えるボクサーは出ないと思うから。
そっか・・・、やっぱりまだ生きてたか・・・
防衛戦はよく見てました。
石垣島に具志堅用高記念館がありました。時間がなかったので立ち寄れませんでした。
私はpoohpapaさんより一回り下なので、強いアリより「アントニオ猪木対モハメド・アリ」の印象が強烈なんですよ。その頃は、猪木が試合をつまらなくしたと思っていましたが、プロレスの技が全く使えない状況だったと後で知りました。アリはエキシビションのつもりだったんですね。最近はボクシングもプロレスもTV中継がなくなったので、うちの娘なんかルールを知りません。具志堅用高やガッツ石松は単なる面白いおじさんです。昔、国分寺の「だんごの輪島」でリアル輪島さんを見たとき、感動したな〜。
それぞれのボクサーに全盛期があって、そのもっとも輝いていた時期に戦わせていたなら、誰が勝ち残るか分からないものでしょうね。
バンタム級で言えば、ファイティング原田に敗れてしまいましたがエデル・ジョフレ(仏)も強かったし、無冠の帝王ジョー・メデルも強かったですね・・・。
などと懐かしく思い起こされます。
具志堅用高記念館・・・、まあ、過去の栄光を本人が展示する施設は・・・、私は行かないかも(^◇^)
私も、「リアル輪島さん」、会ったことあります。解説者にならずに団子屋さんになったのは正解だったと思いますね。中には、暴力団の用心棒になった世界チャンピオンもいましたね。ジュニアライト級のチャンピオンでしたが。
アリVs猪木戦は前評判が高かっただけに、高いチケットを購入して15ラウンドに亘って猪木が寝ころんだ状態を延々観せられた客は堪ったもんじゃなかったでしようね。やはり、どちらかが倒れないとね。事情はどうあれ、あれは世紀の大茶番でした。テレビ観戦してても腹が立ちましたね( `ー´)ノ
≒同年代て事ですね。
私の好きなミュージシャン《ジョージ・ベンソン》氏が【Greatest Love of All】て曲をモハメド・アリに捧げてますが、とても素晴らしい歌だと思います。
パーキンソン病に罹り、表情が乏しくなり、元気も無くなり、『ホラ吹きクレイ』と呼ばれてた、試合中にも相手を挑発して居た不敵さの欠片も無く寂しい想いをしたのさえ遥か昔の事です。
そんな私は今年還暦、、、(´・_・`)
TV番組でガッツ石松がロベルト・デュランと対戦した(負けましたそうですが)のを自慢していて、おぉっと思いましたが番組内のタレントは誰も“石の拳”を知らなくて完全に黙殺されていました。
可哀想すぎます。(´Д⊂ヽ
もっともオールタイム・パウンド・フォー・パウンドに選ばれたのは、シュガー・レイ・ロビンソンだそうですが、現役時代を見たことないのでわかりませんね。
レナードがあやかってリング名にしたくらいなので、凄いボクサーなのでしょう。
名前しか知らないロッキー・マルシアーノとかジャック・デンプシーとか、今の時代だと通用するのかちょっと気になりますね。
カシアス・クレイの名前で知っている、ということは、そういう年代だということですね(^◇^)
ジョージ・ベンソン・・・、私が入院していた防衛医科大学の看護婦さんと一緒にコンサートに行ったことがあります。「マスカレード」とか「ブリージン」とか好きですね・・・。
クレイも、今は昔の面影はありませんが、間違いなく、史上最強のヘビー級王者ですね。
そう、「黄金のミドル級時代」ですね。ロベルト・デュランの「石の拳」は物凄い破壊力でしたし、ハーンズの「絶対王者」の立場は当分は揺るがない、と思っていましたが、それでもレナードには屈していたんですもんね。ま、勝ったり負けたりしていたようですが・・・。
デュランの「石の拳」の前では、ガッツ石松の「幻の右」も霞んでましたね。
レナードのボクシングスタイルは玄人で嫌っていた人もいましたが、私は好きでした。ボクシングも頭は必要ですね。ことボクシングで言えば、歴代で一番クレバーなのは、やはりレナードでしょう。
シュガー・レイ・ロビンソンは・・・、私も現役時代を知りませんので何とも言えませんし、私が知らないだけで、階級は別にして、もっと強いボクサーはいるのかも知れませんけど。
<<名前しか知らないロッキー・マルシアーノとかジャック・デンプシーとか、今の時代だと通用するのかちょっと気になりますね。
そうそう、私もそうなんです。それにしても、昔のボクサーはスケールの大きなリングネームを付けますね。そんなことでも時代を感じますね(しみじみ・・・)