台湾爆発事故、ありったけのガーゼ送った日本企業に反響
カラーパウダーを使った台湾の音楽イベントで粉じん爆発が起き、大勢の若者が大やけどを負った事故で、日本の医療器具メーカーが治療用ガーゼを寄贈し、台湾で反響が広がっている。この社のフェイスブックページには2日までに9千件余りの感謝メッセージが書き込まれている。
寄贈したのは、富士システムズ(東京都文京区)。通気性のよい合成繊維にシリコーン液をコーティングしたガーゼで、傷にかぶせた上で包帯を巻く。重度のやけどには使いにくいが、ガーゼをそのままにして包帯だけ交換することで、皮膚の再生を助ける。普段の需要は少なく、日本でこうした製品を作っているのは同社だけという。
寄贈を台湾の立法委員(国会議員)がフェイスブックで紹介し、広く知られるようになった。メッセージの多くは台湾人からと見られ、中国語や日本語などで「ありがとう」などと書かれている。福島に工場を持つ同社の川口洋一郎社長は「あるものを全て出した。東日本大震災の際の台湾の支援にお返しができれば、と思った」と話す。
また、岡山市に本部がある国際医療NGO、AMDAが2日、日本医師会と共同で医師2人を台湾に派遣した。2日間滞在して状況を把握した上で、今後の支援を検討するという。この事故では約500人がやけどなどのけがを負い、2人が死亡している。衛生福利部によると2日昼時点で271人が集中治療室で治療を受けている。(台北=鵜飼啓)
こういうのはODAなんかで莫大なカネをバラ撒くより遥かに国益に適うと思う。しかも、3.11の時の台湾からの支援に感謝して「その恩返しで」というのだから台湾の人々の心に響かないワケがない。
うちも、店頭に「台湾のお客様からは仲介手数料は頂きません」という貼紙と、同様に「トルコのお客様からは仲介手数料を頂きません」という貼紙をしていて、残念ながら、まだどちらの国のお客様もご来店になってないが、カネになんかならなくても誠心誠意「良いお部屋をお探したい」と思っている。
ついでに「当店は武蔵村山市と立川市の生活保護受給者の新規の部屋探しはいたしません」と、理由を書いて貼ってある。もし抗議を受ければ、出るところに出て理由を述べるだけのこと。
話は変わるが、6月5日に放送された池上彰氏のフジテレビの番組「池上彰 緊急スペシャル 反日・韓国特集」のラストで、池上氏は「実は2011年3月11日、東日本大震災の時に、真っ先に日本へ駆け付けたのは、韓国の救助隊と救助犬なんですね」と、それまでの「日本人が嫌韓に向かいそうな流れ」を修正しようとするかのような内容の発言をしているが、事実とは違うようだ。
真っ先に救援に向かってくれたのは米軍、そして台湾とのこと。仮に韓国が他国より早く救援に来たとしても当たり前。地球の裏側のチリが真っ先に駆けつけてくれるワケがない。
本当は台湾の救援隊が最も早く到着していたのに、時の総理菅直人が中国に配慮して空港で足止めしていたとのこと。私には事実確認が取れないので断言はできないが、「正しい歴史認識、国益重視の外交、核武装の実現」さんのサイトの記事、【池上彰「大震災の時、韓国の救助隊が真っ先に駆けつけた」 ・フジテレビ特別番組の最後に虚偽発言!】に詳しく書かれている。各自でご判断を

まあね、竹島問題で頭にきたからといって(韓国の)セブンイレブンで集められた3.11の義援金を返却しているような国である。だいいち、ネットに「地震の被害おめでとう」と書き込むような国民性だし。
そういう国と比べたら、台湾には出来る限りの援助をしたい、と思うのが人情。それにしても、ありったけのガーゼを送った富士システムズの川口社長の決断はとても立派だと思う。出来ることなら他の企業も追随してほしいくらいの話。
再び話は変わって国内の話。昨日、「たなぼた」さんのサイトで読んだ「こちらの記事」にも感動した。
日本人に生まれて良かった・・・、と思う。
( ↑ どちらも無断リンクを陳謝

生まれてからずっと日本に住んでいられるのは確かにラッキーです。
そうですね、お袋がよく言ってました、「日本に生まれたのは本当に幸せなことだよ」と・・・。お袋、戦争を経験していても、それでも日本に生まれて良かったと思える・・・。先人の皆さんに感謝ですね。
たまに陰惨な事件が起きたとしても、日本は諸外国に比べれば遥かに安全で平和ですよね。安全や平和は、昔も今も将来も、多くの犠牲の上で成り立っているもので、自分はカネも出さず、血も流す気も無く、それで「安全はタダ」とでも言うかのような昨今の能天気な主張は通りませんよね。
すみません、いつもの脱線です m(_)m