一方で、オリンピックのメイン会場となる新国立競技場の総工費予算2520億円の財源を巡って、政府と都知事がモメている。都知事は政府の要請に「500億も出せるか!」と怒っていて、建築資金は(焼け石に水だが)寄付や競技場のネーミング権も当てにしているみたい。
「どうしても」と言われたなら私もぜひ協力したいと思っているが・・・、
私のポケットマネーで出せるのはせいぜい3万くらいで・・・、
ん?・・・、どこかで聞いたな・・・

これ、メコン地域国への支援を7500億円でなく5000億円にしていたなら建築費はほとんど賄えたハズで、その支援は7500億でなければならなかったんだろうか・・・。いつも思っているのだが、いくら日本より苦しい国があったとしても、日本も借金大国であって楽ではないのだから、そんなに湯水の如くバラ撒いていたのでは先に日本が破綻しそうなもの。国連では貧しい国も日本と同じ一票を持っているワケだし外交とはそういうものかも知れないが、どうも腑に落ちない。国家予算も家計も、カネというものは「確実に入ってくる額」を計算しながら使うもの。泉から溢れるが如くに湧いてはこないのだから。
中国が日本以上の支援を表明したなら、7500億円も出していても日本の援助など影が薄くなるし。
事業仕分けでの「一番でなきゃダメなんですか?、二番じゃダメなんですか?」という発言を私は批判していたが、「7500億でなきゃダメなんですか?、5000億じゃダメなんですか?」と言いたくなる。
7500億円・・・、日本の国家予算の1%弱(正確には0.77847%)・・・、日本が存在感を示す、と言うより「タダの見栄」かも。先の世界遺産登録で取り返しのつかない大変なミスをした国会議員や役人たちに連帯責任で年俸の1割を削減させて新国立競技場の建設資金を調達するのもアリかも。
こいつらも日本に巣食う獅子身中の虫というかダニですね。
政治家の中にも(与党にも野党にも)ダニはいますね、困ったことに・・・( `ー´)ノ
落札したのは大成建設でしたか・・・。安藤忠雄さん、裏側を知ってて逃げちゃったのかなあ・・・。