2015年10月29日

「相棒 season14」 と 「下町ロケット」

相棒 season 14」 と 「下町ロケット」を、それぞれ、三話、二話まで観た。

「相棒」は、season 12 あたりからネタ切れ感が漂っていて、あまり好きではなくなってはいたが・・・、初回を観て、一気に熱が冷めた。どれくらいの冷め方か、と言うと・・・、

街で可愛いお姉さんに声を掛け、お茶と食事を共にして首尾よくホテルに連れ込んだまでは良かったが脱いだ彼女の背中に白筋の虎と牡丹の刺青が入っていた・・・、それくらい (^◇^)

反町隆史の演技力がどうの、ということではない。ストーリー展開に無理があり過ぎるのだ。だいいち前シリーズの最終回で、何の伏線も無く、実の息子である甲斐亨が「ダークナイト」と称する犯罪者であったことが判明して逮捕されているのに、父親である甲斐峯秋が(閑職に追いやられていたとしても)警察に留まっている設定も不自然。普通は依願退職でしょ!?、って思ったし。

シリーズの初回だからファンにとっては久々の放映だし「新相棒がどんなふうに絡んでくるか」も楽しみだったけど、もう無理に続けなくてもいいんじゃないの、って感じ。惜しまれてるうちにやめたほうが伝説にもなる。

初回の刑務所の暴動にしたって、不自然な場面の連続で見終えた後の余韻が頗る悪い。いちおう初回だけで判断せずもう何話か観てから評価しようと思っていたけど、もういいかな。とりあえず録画して、最初のCMまでの出だしを観て続きを見るかどうか判断しよう。

と、思いつつ・・・、昨日の第三回も観たら「なんでそうなるの?」くらいに心理描写が雑で不自然。

相棒を替え過ぎたのも失敗なんだろう。寺脇康文でずっと行ってたほうが逆に飽きられなかったかも。たまにゲストを迎えるくらいの展開で基本的に二人は替えないでいたほうが良かったような・・・。水谷豊が力を持ち過ぎて現場に口を出し過ぎるのも衰退化の原因になっていると思う。私の中では、「相棒」は神戸尊が卒業した時点で終わっている感じ。

ちなみに、いつもの訪問先「NEVER まとめ」さんに、「相棒」関連でこんな記事が、

相棒ファンが選ぶ人気名作回ランキングをまとめました【公式サイト投票】

問題作「相棒・ボーダーライン」のネタバレも!これまでのドラマ『相棒』の神回・名シーンBest5

私も「どれか一作品を選べ」と言われたら・・・、やはり「ボーダーライン」かな。「うん、解かる解かる」「あるある、こういうこと」というシーンの連続で、つい自分を主人公の立場に置き換えてしまって、いろいろ考えさせられて、観終えた後で、どっと疲れが出た。あと、「名探偵登場」も軽妙なタッチで好き。なんと言っても、脚本が戸田山雅司氏だし。

なんてね、ボロクソ書いていてもここまで引っ張るんだから私も気になってるんだろう (*´ω`)


一方で、「半沢直樹」と同じ池井戸潤氏の「下町ロケット」、前作の「半沢直樹」と同様にテンポ展開が早くて見応えがある。こちらもストーリー展開に不自然な部分はあるが、相棒ほどの無茶苦茶さは無いし、そもそもドラマだから仕方ない。出演者がそれぞれイイ味を出している。私は立川談春(殿村経理部長)と恵俊彰(神谷弁護士)が好きだが、敵役も粒ぞろい。CGも使っていてカネも掛けている。

そして何より・・・、

スタッフの情熱の差、だと思う。「相棒」のほうは、スタッフ自体がマンネリ化しているのではないか。一方の「下町ロケット」、役者さんの演技からこのドラマに賭ける情熱や意気込みが伝わってくる。

その差は大きく、もはや埋められないものだろう。


posted by poohpapa at 05:51| Comment(8) | 芸能・アイドル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
poohpapaさん、おはようございます。

ドラマは作り話なので、現実ではありえない設定や状況が、見ている人に不自然に感じさせず引き込む脚本・演出・演技が大切だと思います。

相棒は15年続いているため、脚本がマンネリになったり、不自然になるのはしょうがないと思うのです。また、水谷豊の演技は一定なので、ドラマを継続させるには相棒の入れ替えは必要(悪)。相棒役のキャラクター設定は演技者に任されているようなのですが、成宮は若すぎて最後まで深みが出ませんでした。なので、最終回は無理やりの脚本に。四代目反町は初回から個性的な相棒を演じたので、脚本の弱さをカバーしているのが現状でしょう。

下町ロケットはスピード感と爽快感があって魅力的なドラマになっていますね(同じ原作者、スタッフでもルーズヴェルト・ゲームはイマイチ)。阿部寛の熱演がドラマをぐいぐい引っ張っています。心配なのは、第2話で特許問題解決まで進んでしまったこと。原作を読んでしまった私としては、最終回までこのペースで進んでいくことを期待しています。

半沢直樹の続編、原作は十分あるのですが、堺雅人以外では無理なのかな。
Posted by バラキ at 2015年10月29日 07:50
poohpapaさんおはようございます。

「相棒 season14」 と 「下町ロケット」、両方とも見てません。

彼女の背中に白筋の虎と牡丹の刺青が入っていた + 同じものがあった?・、それくらい
Posted by たか at 2015年10月29日 07:59
バラキさん、おはようございます

なんだかんだ言ってても、期待している分だけ反動も大きいですね。ドラマであることを差し引いても、現実離れした筋書きは「おいおい」と思ってしまいます。

演歌の歌詞(ま、ほとんどが失恋の心情や別れの状況ですが)と同じで、共感できる部分が無いとヒットはしませんね。「その気持ち、よく解かるわ」、が大切だと思っています。

私が相棒の中でイチオシの「ボーダーライン」は、主人公の心理だけでなく、日常的に起こり得ることが随所に盛り込まれていて、刑事ドラマでなく社会派ドラマに仕上がっていました。試食販売のお姉さんが「(たまには)買ってくださいね」と言いたくなる心情もよく解かります。現に、うちの家賃滞納者がデパ地下の試食販売でマネキンさんが持ち場を離れたスキにいっぱい頬ばってるのも目撃していますから、どちらの気持ちも解かります。

住民票を置いていたアパートに新しい入居者が引っ越してくるのを目撃して、もう住民票が取れなくなって就職が困難になるのを悟って希望を失う心理も丁寧に描かれています。

役所の対応の冷たさも私自身が体験しているから納得いきます。兄弟の関係も、ですね。ま、一話完結のシリーズで放映しているので当たり外れがあるのも仕方ないでしょうけど・・・。だいいち、民放なので、嫌なら観なきゃいいだけの話ですが。「ボーダーライン」は何度も観返しています。

相棒が代わって一つのシリーズが終わる度に、果たして相棒を替える必要があったのかな、くらいに思っています。その都度「水谷豊との不仲説」なんかが囁かれて、不快ですしね。

なんか「雑に制作してるな・・・」感が漂っています。水谷豊の魅力に「負んぶに抱っこ」になってますね。役者が制作サイドに口を出すようになると番組がつまらなくなります。

一方、「下町ロケット」、原作を読んでいないのですが、私も2話目を観て「こんなに早い展開で、続きのネタは有るのかな」くらいに心配していました。ま、なんとかするんでしょうけど。

銀行の掌返しをオーバーに表現していますが、まあ「銀行なんてあんなモノ」と納得いきます。キャスティングも「ほ〜、そうきたか」という感じで面白いですし。

しばらく連続ドラマから遠ざかっていましたが、いい楽しみが出来ました (*^_^*)


Posted by poohpapa at 2015年10月29日 08:51
たかさん、おはようございます

「下町ロケット」はイイですよ。半沢直樹と同じくらい、グイグイ引き込まれていきます。

でね、私が「女性で冷める」要因は、刺青と喫煙ですね。喫茶店なんかで、一人で誰かを待っているふうの美しい女性がいても、バッグから煙草を出して吸い始めたりすると、いっぺんで冷めちゃいます。どんなにキレイでも「喫煙者」というだけでアウトです。

ま、伊勢丹のマネキンさんにも喫煙者は多くて、仲良くはしていますが・・・(*´ω`)

Posted by poohpapa at 2015年10月29日 08:57
こんにちは。
相棒は寺脇さんの終盤くらいからずっと見てますが、いつ頃からかストーリーがおかしい回が多くなってきましたね。
こんな理由で殺人をしちゃうの?と笑ってしまい、加害者・被害者に感情移入ができません。
最後に真犯人が登場!!→「・・・どちら様でしたっけ?」となる事も。

あと、右京さんがプルプルしながら犯人を叱責してる場面が多くなった気がするんですが、私の気のせいですかね?
とことん理詰めで犯人を追いつめて、身勝手な言い訳をした後も冷静に淡々と相手の矛盾を突いて、犯人がぐうの音も出ない程になり悔いている場面でカタルシスを感じていたような・・・。

1時間ドラマで起承転結しっかりした構成のストーリーを毎回作るのは無理だと思うので、私は今後も見続けると思います。
最近は、1課や署長、ゲストとの掛け合いを楽しむコメディドラマとして見ています。
右京さんは個性的なので、コメディとしては充分面白いですよ。

私は「BIRTHDAY」「罪と罰」、あとは陣川回が好きです。
Posted by とっとこ at 2015年10月29日 16:58
相棒ねえ。
カミさんと日比谷公園に行き、警視庁を見上げて
「こ、ここで撮影してんだよな?このレストランで
岸部シローとよく食ってるシーンあったよな」
と確認してたミーハーは私です(^^

相棒は脇役の米沢とか伊丹とか好きですねん。
亀山と伊丹の掛け合いが面白かったのに、シリーズが進んで伊丹と特命係りの
関係もマンネリ化してますね。
伊丹(川原?)なんか、ドラマに出る前は塗装工やってたとか。
今は立派に刑事役、人生ってわからんもんですな。

Posted by トントン at 2015年10月29日 18:39
とっとこさん、こんばんは

相棒、私は初回から全て観てますね。とっとこさんが仰る「こんな理由で殺人をしちゃうの?」という疑問は(ここんとこ)しょっちゅうですね。

たしかに、人は「たった千円で」とか「カッときただけ」で殺人を犯したりもしますが、そういうのとはちょっと違ったりします。殺意が芽生える理由、というものが希薄なんです。「カッとなって」なら有り得ますが・・・。って、そんなことは深く考えないで楽しめばいいのかも知れませんね。

長く営業をやってますので、人の心理、もっと言うなら深層心理を常に気にしていて、人間の心理の変遷には公式のようなものがある、と思っているので、そのレールから外れると不自然と感じてしまいます。第三話の自殺幇助の話にしても、偶然が多すぎて・・・。

と言いつつも、相棒のコンセプト、切り口、というものは好きなんですよね。マンネリとかタネ切れ、ということより、私は水谷豊が好きでなくなってきたのかな・・・。杉下右京という主人公の人間味には魅力を感じるのですが、いくら水谷豊ぬきで「相棒」は成り立たないとしても、新相棒の決定にまで権限を持つのは役者の領分を越えてます。

水谷豊なしで相棒は語れませんが、脇役陣が締めているから成り立っているドラマだと思うのですよ。あ・・・、陣川クンはどうも・・・。私と似てる部分があるので・・・ ^^;

なんだかんだ言ってても、結局は season 14も最終話まで観ちゃうんだろうな・・・。

Posted by poohpapa at 2015年10月29日 20:43
トントンさん、こんばんは

ロケ地巡り(たまたま)って、けっこう楽しいですよね、私もミーハーなのでよく解かります。

<<伊丹(川原?)なんか、ドラマに出る前は塗装工やってたとか。

へえ・・・、それは知りませんでした。人気が出てきたし、松本幸四郎の娘と結婚しましたよね。人生、わかりませんね (^◇^)

うちのと、「相棒の伊丹役に出会っていなければ、この俳優さん、全く売れなかっただろうね」などと失礼なことを話しております。あ・・・、六角さんも山西さんもそうですね。私にとっては大谷さんが降板しちゃったのは寂しかったです。凄くイイ味を出してましたもん。もしかして水谷豊と喧嘩したのかなあ。

杉下右京がもちろん主役ですが、彼ら脇役も光ってますよね。脇役は皆、相棒ですね。

Posted by poohpapa at 2015年10月29日 20:57
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