2015年11月25日

企業側の気持ちも解かるわ、これ・・・

いつもの msn.のニュースから、

オワハラ:経験者は20.6% 大学生就活 内閣府調査

 ◇「内々定出す代わりに就活やめるように強要」83.7%

 今年の大学生の就職活動(就活)で、企業が内定を盾に就活を終わらせるよう圧力をかける「就活終われハラスメント(オワハラ)」を受けたとする学生が20.6%に上ることが内閣府の調査で分かった。文部科学省の調査では13.5%だった。専門家は、今年は中小企業の後に大手の面接が始まったことがオワハラの背景にあると指摘している。

 調査は内閣府と文科省がそれぞれ10〜11月に実施。内閣府は学生と大学院生の計約2600人、文科省は同約6200人と大学520校から回答を得た。

 内閣府の調査では、「オワハラ」を受けた経験について、大学生の20.6%が「ある」と回答。内容(選択式の複数回答)は「内々定を出す代わりに就活をやめるように強要された」が83.7%で突出して多かった。以下、「内々定後に懇親会が頻繁に開催され、必ず出席を求められた」(19.7%)▽「内々定後に長時間の研修があり、他社を受けられなくなった」(11.7%)−−の順。

 オワハラを受けた時期は、大手の面接が始まった8月の前半が32.4%で最多だった。

 一方、文科省の調査では、オワハラ経験が「ある」と答えた学生は13.5%で、「ない」は83.4%。

 「マイナビ」HRリサーチ部の石田力課長は、今年は採用活動が長期化したことや、中小企業の後に大手が面接することになったのが影響したと指摘。一方で「オワハラの問題が盛んに報道されて、オワハラと受け止める学生が多かった可能性がある。強要と言えるような行為は、それほどなかったのではないか」と分析している。【高木香奈】



この件では、大学の学生課にも多くの相談が寄せられているとか・・・。

勝手なことを言うな!、である。学生は「権利を侵害された」と言いたいんだろうけど、企業側が内定を出すのに際して「以降の就活をしないよう求める」のは当たり前。ハラスメントなんかじゃない。

これ、我々の商売で言うなら、

何件か部屋を案内して、そのうちの一つの部屋をいちおう気に入ってもらって申し込みが入り、審査も通したのに、そんなことおかまいなしに客がまだ他の不動産屋も廻っているようなもの。時に契約書まで作成していたのに、「ああ、あれ、やめました。他にもっといい部屋が見つかったから」と言われることもあって赦し難い話。違法じゃないからいい、というものではない。信義則違反、ということ。

世間を知らない学生だから権利を守って学生側を保護してあげないと・・・、なんて考え方は間違い。

だいたいが選挙権だって18歳まで引き下げたんだから、20歳を過ぎていながら「自分がどこの会社に就職したいのか」が定まらず、「とにかく内定が欲しい、一社でも内定を出してくれれば安心して他を当たれる」と、内定が出たら恩義も忘れて掌を返す・・・、自分の事だけしか考えないのは情けない。

大学受験の滑り止めじゃあるまいし・・・、である。

この会社に就職したい、という明確な意思を持ち、その会社に必要とされる人材になるよう学生時代に自己を高めていって、的を絞って応募するのが当たり前。内定を出してもらったのに「オワハラを受けた」と文句を言ってるようじゃ使いものにならんだろ。そんな奴、入社後は組合活動に精を出すのが関の山。

「どうせ骨を埋める気もないくせに、下手な鉄砲を撃ちまくってんじゃねえよ!」と言いたくなる。世の中、テメエの都合だけで回ってるワケじゃないんだから。

企業だって、予定を立ててポスト(机)を空けて待っているんだから、内定を出した後でキャンセルされたら辛いもの。新卒採用に関しては企業側もリスクを背負っているのだし、企業側の権利も護るべき。

さして優秀でもない優柔不断な学生が、付け刃で面接の練習をして、それで一流企業の面接官の目を欺けると思っていたら大間違いなん。そんな奴は死ぬまで就職難民を続けていろ、と言いたい。

posted by poohpapa at 06:05| Comment(8) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
poohpapaさん、おはようございます。

就職活動(就活)と部屋選びは前提条件が異なります。企業は学生が複数の企業を就活の対象にしていることを把握し理解しています。

就活は理系(工学部)と文系でその方法が違います。理系の場合は学校推薦が主流であり、企業が学校に求人を出し、学校は採用枠に応じて学生を推薦します。ほとんどの場合それで採用が決まります(内定は辞退できません。もしやったら、次の年から求人がこなくなります)。複数の企業に推薦することはりません。理系の場合は専門性が高いため、このような就活となります。

文系の場合は、自由応募が主流です。書類審査→適性試験→一次面接(人事)→二次面接(人事部長)→三次面接(役員)の流れです。三次面接は50%程度の通過率だといわれています。企業は書類審査から内定まで同じスケジュールで行うため、学生は複数の企業に対して就活を行います。なので、同時期に最終面接が行われる場合があります。学生は少しでも条件が良い希望の企業を選びたい、企業は優秀は学生を確保したいという行動から、オワハラなる言葉生まれるのです。

買い手市場か売り手市場なのかで、企業と学生の力関係が変わってきます。就職難の時代は、何社も面接で落とされ、学生が疲弊してしまうことが社会問題となりました。逆に、数うてば当たる方式で100社もエントリー(書類審査)するバカ学生も発生し、企業側もその対応が負担となりました。

売り手市場な今年なのでオワハラが目立つのです。そんなこと昔からありましたよ。バブルのころは、学生が就活できないよう海外研修と称して拘束することもありました。優秀な学生だから、企業は確保したいのです。そんな学生は難民になることはありません。

今年は例年と異なる採用スケジュール(開始が遅くなった)でしたが、来年は元に戻すとか。就職協定を守らない(守る必要がない)企業が優青田刈りをしてしまうのが問題になったため。採用側の都合に左右される学生もかわいそうです。
Posted by バラキ at 2015年11月25日 08:16
poohpapaさんおはようございます。

 難しいですね。優秀な学生は、本命、その次とか、いろいろな会社を決めて応募しますが、案外、本命の会社ほど内定が決まるのが遅いものです。
 理由は、本命は大手企業が多く、学生を決めるために、いろいろな角度から試験を行います。筆記試験、筆記試験が合格したのち面接、面接は最低2回ですね。2回目は役員などの最終権限のあるもの、などです。その為、内定が遅くなります。
 身軽な企業は1回の試験とその場での面接で決まるので早く決まりますね。
 しかも、本命が官公庁であれば、さらに試験日が遅いので、大手が内定を出したあとで決まったりすると、辞退なんてことになりますね。
 まあ、大手は応募者が多いので毎年、何%か辞退があるものだと思って、若干余分に採用します。
 最近では、2、3年で辞めてしまうものも多いようです。
 昔、1次の面接を任されて、この人物はOKと出した人物、無事、2次面接も合格し、入社しましたが、2年目で辞めてしまい、会社から文句をいわれたことがあります。
 その彼は、地方公務員の試験を受けていたのですが、落ちてしまい、当社に入社したのですが、次年に合格したので辞めたそうでした。なかなか難しいですよ。本人のためにはどちらが良かったかは不明ですけど。
Posted by たか at 2015年11月25日 08:34
バラキさん、おはようございます

いつも詳細に教えてくださって有り難うございます。

浪人したくない学生が、ほぼ発表時期が重なる私大を数校受験して、どこかに受かってくれれば浪人しなくて済む、ということで受験するのと、いろんな企業に応募してどこかの内定を取ろう、とにかく一社から内定をもらえれば安心できるから(もっと良い条件で採用してくれそうな)他も当たろう、というのでは違う、と思うのですよ。

滑り止めを受ける場合、受験料も支払うし、国公立の結果が出る前に多額の入学金を支払います。そのシステムが「それでも良い」とは思っていなくて、私大の経営的には致し方ないとしても、やり方が汚い、とは思っていますが、滑り止めを受験する場合は受験生もリスクを負っています。本来の第一志望に入れたなら、滑り止め校の入学金を捨ててもかまわない、くらいの覚悟があるでしょうけど、就職の場合の学生は(何大学も受験した同じ学生であっても)経済的なリスクはありません。

だからこそ、信義則が必要だと思っています。それはもちろん、学生側に対してのみに求められるものではありません。企業側も守らなければなりません。

それは、売り手市場か買い手市場か、で変わるものであってはならない、と思います。人と商品は違うので。と言ってしまうと「きれいごと」と言われそうですが (*´ω`)

私は、自分が優位な立場であるかどうか、で態度を変える人間、最も信用しませんので。

私立の高専なんかでは「他校を受験しない(一校に絞っている)生徒」を優遇してくれたりしますが、就職でも、(私が社長なら)当社だけを応募するのか、他社も受けるのか、によって違約金を取りたいくらいです。

まさかに、昔の国立大学一期校、二期校みたいに、企業側を証券取引所一部上場、二部上場、店頭登録、というふうに分けて、募集時期をずらす、なんてワケにはいかないものでしょうけど、どちらにも納得できる何か画期的な工夫が必要でしょうね。

Posted by poohpapa at 2015年11月25日 09:18
なんでもハラスメントにする風潮が嫌ですね。
受け手の主張だけ取り入れるなら、社会での他人との摩擦は全部ハラスメントです。
そのうち「挨拶ハラスメント」とか言われて、朝近所の人におはようございますと言っただけで訴えられる時代が来るかもしれませんね。

>文科省の調査では、オワハラ経験が「ある」と答えた学生は13.5%

企業が本当に欲しい学生は10人に1人程度ということですか…

うちの高校は、自分のいた頃はしょうもないレベルの高校でしたが、入学金の支払いを有名進学校の発表まで猶予すると言う新機軸の作戦で、受験者数と受験者のレベルを大幅に上げて、どういう訳か有名進学校に落ちた超優秀な学生をゲットしてのし上がってきました。
水増し分の入学金の儲けより将来の有望な学生に賭けた訳ですが、どういう理由なのか落ちてしまう超優秀な学生がいるということに気付いた人は凄いです。
Posted by ハリケーン at 2015年11月25日 09:36
たかさん、おはようございます

私事ですが、今日は珍しくガストのモーニングに行きませんでした。相当に気が滅入っていて、ガストでリフレッシュしようにも、そこまで行くのがかったるくて・・・ ^^;

たかさん、企業の面接官もしてたんですか、凄いですね。

せっかく、この人物なら、と見込んで採用しても、本人の真の希望は他にあって、そっちで採用されたから辞める、というのは、犯罪ではありませんけど詐欺みたいなものですね。もちろん、企業に応募してくる時には「御社で骨を埋めさせて頂きます」なんて顔してるものでしょうけど。

企業側からすれば「それが分かってたら採用しなかったのに・・・」という思いでしょう。短期間で急に辞められたら、人材の補充と教育をし直さなければなりませんから、損害賠償や慰謝料を請求したいくらいの話でしょう。腰かけ代わりに使われたら堪りませんよね。法には触れてなくても赦せないものでしょう。

私は、世の中で一番人を見る目があるのは大企業の面接官だと思っています。その人たちでも見抜けなかったとしたら、それは学生の勝ち、ですね、不謹慎ですけど (*´ω`)

オワハラは、企業のモラルだけを責められない、と私は思っています。

話変わって、例の安保法案反対デモに参加している学生、企業の人事担当者はしっかりビデオをチェックしているでしょうね。私なら絶対に採用しません。


Posted by poohpapa at 2015年11月25日 09:36
ハリケーンさん、おはようございます

<<水増し分の入学金の儲けより将来の有望な学生に賭けた訳ですが、どういう理由なのか落ちてしまう超優秀な学生がいるということに気付いた人は凄いです。入学金の支払いを有名進学校の発表後まで猶予する、なんてことは今まで考えられませんでしたもんね。

そう、私が言いたかったのは、まさにそういうことなんです (おい)

ハリケーンさんの母校(高校)、凄いですね。そこに気付いた人、柔軟な発想の持ち主でいらっしゃって非常に優秀だと感心します。いっそ、企業側が「内定は出させて頂きましたが、どうぞ他社も受験なさってください。他で当社よりもっと皆さんのご希望に合った企業がありましたら遠慮なくそちらに・・・」とは言えないものでしょうけど、それに近い方法、つまり、企業からすれば「良き人材」が集められて、学生からすれば「他社も応募できて内定辞退もできる」方法、工夫できないものでしょうかねえ・・・。

<<受け手の主張だけ取り入れるなら、社会での他人との摩擦は全部ハラスメントです。

たしかに、最近は「何とかハラスメント」だの「プライバシー侵害」だのとうるさくて、そういうことで世の中が暮らしにくくなっていますね。

しかも、その時は何とも思ってなかったのに、後になって主張し始めたりして・・・。

いずれにしても、今のオワハラというのは学生側の一方的な言い分で、人権問題に神経質な役所やマスコミは世間に迎合しているだけ、だと思います。

いっそ、「青田刈り」を全面的に解禁して、企業の求人を大学入学直後から認めるようにすれば、学生もまともに勉強するようになるでしょうし、互いに「良い選択」が出来るのではないでしょうか。内定辞退も減るでしょうし。


Posted by poohpapa at 2015年11月25日 09:58
 オワハラ、と言われる行為そのものをハラスメントの類にするのは確かに抵抗を感じますが、今の就活状況に於ける学生達の内定辞退を含む取り組み方については、個人的には致し方なし、と思っています。企業側も内定辞退にはハラワタの煮えくり返る思いをしているでしょうが、学生達からみれば企業も企業なのです。エントリーシートを提出してもスルー(何の返答もない)の企業だって数多くありますし、高い交通費を出して試験・面接に何度か足を運んだ挙句、落とされる時にはたった1本のお祈りメール(今後をお祈りしています・・・とか)で済まされ、中には面接で罵倒とも言える威圧的な態度を取られる学生だっているのです(初めから落とす対象なのでしょう)。

 学生達も一つ二つの企業に絞って受験したい気持ちは山々でしょう。ですが、今年ですら売り手市場と言われる中でも、超優秀な学生ならともかく、平均的学生は数多くの企業を受験し、その中で一つの内定を取るというのは至難の業が現実です。運良くそれが第一志望先であれば言うことはありませんが、恐らくそんな学生は稀です。受験する学生にとって就職は自分の一生を左右する一大イベントですから、やっと戴いた内定その後も第一志望群に機会があれば(もしかしたら・・・)と、更なる上を目指してチャレンジすることを、私なら非難できません。企業の人事も必死でしょうが、学生達だってもっと必死です。戴いた内定への感謝は心に刻むも、社会への第一歩を踏み出すその先に更なる夢を描くことは、若者として当然のことと思います。
Posted by ハタ坊 at 2015年11月25日 14:55
ハタ坊さん、こんばんは

これは、経営者という立場と学生の立場で捉え方が全く違ってくる話でしょうね。私は一人でやってる社長兼営業マン兼経理事務担当兼小使いさん、でありますが、こういう事柄を見る時は経営者という立場で見てしまいます。

コメントの文中にある「面接で罵倒とも言える威圧的な態度を取られる」というのは俄かに信じられない話で、そんな態度を取る面接官は常識外です。でも、学生がトントンカンな返答しかしなかったり、そもそもが面接さえしたくないような内容だった、とも考えられます。ならばハナから応募を受けなければ良さそうなものですが。

エントリーシートを提出しても何の返答もないのは無礼極まりないですね。そんな企業の商品など先々購入してくれなくなるでしょうに・・・。私には考えられません。採用試験(面接)も、ある意味「企業イメージ」を左右するものです。落とされたとしても、「誠実に話を聞いてくれた、落ちたのは自分の力不足だから仕方ない」、と諦められるような対応をすべきです。不採用通知の文面も大切でしょう。

退職した社員が辞めた会社の商品を買うか買わないかでその会社の本質を窺い知ることが出来ますね。

ただ、高い交通費を出して試験・面接に何度か足を運ぶのは、売り手市場とか買い手市場とかに関係なく、採用してもらいたい「学生側の事情」でしかありません。

学生がさらなる上を目指すのと、もっといい条件の会社がないかと内定をもらいながら他社も受けるのは違います。前者は理念や向上心、後者は欲です。さらなる上は就職してから目指すものでしょう。

私は転職を13回経験していますから、一回の(最初の)就職で天職、自分の希望条件にピッタリ合った会社に就職できる、なんてことは期待すべくもないこと、と思ってしまいます。応募したのですから「そこは嫌だ」と思っていなかったハズで、最初に内定を出してくれた会社に「これもご縁」だと就職して先ず努力してみる、合わなければ退職すればいい。潰しが利かないようなら本人の責任。

だいたいが、大学を出たって、自分の希望する職にありつける人、ほとんどいません。だから諦めろ、というのでなく、先ず職に就いてやってみなさい、ということですね。

実のところ、一般的にはハタ坊さんやバラキさんのご意見が常識的な意見、だとは思います。私のような意見のほうが少数派、特殊でしょうね、きっと・・・。
Posted by poohpapa at 2015年11月25日 17:17
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