2015年11月26日

パリの現状

イスラム国による無差別テロで多くの犠牲者を出したパリについて、日本では「バリ市民はいつも通りの生活に戻った。そうしなければテロに屈したことになるから」と報道されているが・・・、

実際は少し違うようだ。私が仲良くさせて頂いているソムリエさん、生活の拠点はパリに置いていて、友人に電話して様子を訊いたらしい。それによれば、買い物などは昼間のうちにいつも通りスーパーなどに行って済ませていて、日本と同じ北半球で陽が落ちるのが早いので夕方以降は家から出ないようにしているとか。

とくに、レストランで食事したり、コンサートなど人が集まる場所には行かないよう自衛しているようだ。それは解かるような気がする・・・。フランスの人たち、どんなにか辛いことだろう。

元々フランス国民は「やられたらやり返す」という戦闘的な国民性で、報復を恐れて黙って耐え忍ぶ、なんてことは有り得ないそうだ。フランス国家の「ラ・マルセイユズ」の歌詞がそうだし。

もし日本でこんなテロが起きていたならどうだろうか。きっと先の安保法案の反対派が「だから法案に反対したんだ。安倍政権が殺したようなものだ」などと騒ぎ立ててデモ行進をするのがオチだろう。

こういう出来事が起きると、それぞれの国民性がよく見えてくるもの、と思う。こういう時に「自分たちさえ良ければ、安全であれば」と報復を恐れて我関せずを決め込むのは恥ずべきことで国際的な信頼を失うことになりかねない。遠く離れていても多くの国々が共に闘う姿勢を見せることが重要だと思う。

ソムリエさん、本当は昨日パリに帰る予定だったようだが、しばらく日本に留まるようである。



posted by poohpapa at 04:49| Comment(6) | 経済・政治・国際 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
poohpapaさんおはようございます。

確かに日本でパリのようなテロが起きたら、先の安保法案の反対派が「だから法案に反対したんだ。安倍政権が殺したようなものだ」などと騒ぎ立ててデモ行進をするでしょうね。

憲法9条を守れ!、とか騒ぐのでしょう。

でもね、日本の憲法って、まあ日本語ですから、イスラム国の人達には読めませんよね。
それに、他国の憲法によって攻撃するかしないか、なんて関係ないでしょうし。

むしろ、トルコのように、領空侵犯したら、ミサイルで打ち落とす、とかやって欲しいですね。日本だったら、【遺憾である】とか、いうのでしょう。

トルコのダウトオール首相は、「領空や領土を侵犯する者に対して、あらゆる措置をとる権利と義務がある」と正当性を主張。当然ですよね。
Posted by たか at 2015年11月26日 08:25
たかさん、おはようございます

私も、トルコとロシアの言い分が食い違っているので真相は不明ですが、「トルコ、やるなあ」と思いました。日本では退避勧告を繰り返すだけで、領空や領海を侵犯されても黙って見ているしかできないでしょうね。

尖閣の時だって、中国船を沈没させても良かったくらいです。そんな装備は無いでしょうけど。あの時の仙谷官房長官の間抜け面、今思い出しても腹が立ちます。

私は、トルコが、いくら以前からロシアの侵攻に苦しめられていた歴史があるからと言って、正当な理由なくロシア機を撃墜するとは思えません。後のことを考えたら撃墜せずに済めばそれにこしたことはありませんから。ロシアは嵩を括ってたんでしょう、「どうせ攻撃などしてこないだろ」と。これが当たり前として通らないなら国防なんて出来ませんよね。

パラシュートで脱出した二人のうちの一人は降下中に地上から撃たれて死亡したとか・・・。これ、怖かったでしょうね、なぶり殺しですもん。残った一人、どうなるんでしょう。

それにしても、トルコは「しっかりした覚悟を持っている」のですから立派です。
Posted by poohpapa at 2015年11月26日 09:00
やはりロック・コンサートが割を食うんですね。

ベルサイユ宮殿でオランド大統領が上下両院の議員を招集して演説を行った時に、バックでどこからともなくフランス国家が歌われていたのが意味深長でした。
どうやらおフランスはやる気のようです。
Posted by ハリケーン at 2015年11月26日 09:04
ハリケーンさん、おはようございます

フランス、何と言っても、テロの翌日には空爆していましたもんね、凄いです。それくらいにしないと本来は国の威信も保てませんし国民は結束しませんよね。

私はフランス人はプライドが高くてあまり好きではありませんが、ちょっと見直しました。

で、いつか書こうと思っているのですが、イスラム国なんかのテロが世界の脅威になっていて世界中に影を落としていますが、諸悪の根源は・・・、

アメリカじゃないかと思っています。世界の警察を気取って他国に干渉し過ぎた結果がこれです。冷戦も終わり、もう西側も東側もありません。むしろ、その共通の敵は、イスラム国でなく中国だと思っています。アメリカと同じ傲慢さを持っていますから。

中国は民族弾圧はしていますが他国へのテロはしていません。ですが、それでも、中国のほうが、ある意味、イスラム国より遥かに脅威です。

なので、日本は(アメリカの属国と揶揄されても)アメリカの同盟国であった方がいいし、安保法案にも賛成ですけど。やみくもにアメリカが正しいと信じるのでなく、良い面、悪い面を冷静かつ客観的に評価して付き合う必要がありますね。

それにしても、やはり、トルコは好きだなあ。
Posted by poohpapa at 2015年11月26日 09:17
諸悪の根源はトーマス・エドワード・ロレンスを筆頭に大英帝国でしょう。
第一次大戦でオスマントルコ領を勝手におフランスと分けちゃいましたからね。
独立運動だって言ってたじゃんかって。
そのうえ、第二次大戦後にヨーロッパではみ出したユダヤ人の国も勝手に作っちゃいましたし。

トルコの親日は嫌ロ感情が下敷きになっているのかもしれませんね。
Posted by ハリケーン at 2015年11月26日 09:30
ハリケーンさん、こんにちは

たしかに、イギリスはアメリカよりもっと酷いかも。アメリカより歴史が古い分余計に・・・。

<<トルコの親日は嫌ロ感情が下敷きになっているのいかもしれませんね。

それは間違いないと思います。何度もロシアが南下してきてトルコの人たちはその度に大変な思いをしていますので。トルコを旅した時の現地ガイドさんが、「我々トルコ人が長年苦しめられてきたロシアを日本が日露戦争で破ってくれた、あの大国ロシアを小さな日本が打ち破った、と、トルコ人は日本を尊敬しています」と仰ってましたから。

敵の敵は友、みたいなものかも知れませんね。

今日のニュースで、ロシアは「トルコとの戦争は避けたい」と言っていて、やはり、毅然とした態度で出られると、ロシアほどの国でも引き下がるんですね。本当に非が無いならとことんやればいいのですから。

してみると、中国に「日本は戦争などしたくない、と臆病になってる」と舐められてる日本は恥ずかしいですね。「いつでも応じる」覚悟と戦力を持たないと外交上は戦わずして敗北します。

空爆したところで残党の何人かは必ず生き残るでしょうから、テロの芽を断ち切ることはできません。ますますエスカレートするだけですよね。さて、フランスはどういう戦いを挑むんでしょう。

無責任なようですが、国連の安保理常任理事国だけで何とかしろ、と言いたいです。
Posted by poohpapa at 2015年11月26日 10:21
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