2016年01月21日

大人気ない入居者、の話の続編

元旦に電話してきて、「昨日から入院したので、うちの合鍵を知人に届けてくれ」と依頼してきた入居者の話の続編である。

18日になって家主さんから電話があった。その家主さんから電話が入ることなど滅多にないこと。

「実は、相談があるのですが・・・」と言う。直ぐにピーン!ときた、例の老婦人の話だと・・・。

「実は隣に私の姉が住んでいて、2階のSさんが『入院するからタクシーを呼んでほしい』と頼んできたとかで、入院した後も『ストーブを消したかどうか不安だから見てきてほしい』だのいろいろ頼んでくるみたいで、姉も体が丈夫じゃないし、どうしたものでしょうか・・・」とのこと。

大晦日に入院して今月11日に退院してきて、14日には私が今月分の家賃を集金に行っているが、再び16日に突然息苦しくなって(過呼吸で)入院したらしい。その連絡は受けていなかった。

家主さんは隣町に住んでいて車で30分は掛かる。お姉さんの家の敷地とアパートの敷地は繋がっていて、顔もよく知っているから気安く頼んだのだろうけど筋違いで程度問題。お姉さんには「断っていいから」と伝えてあるとのことだが、また直ぐに顔を合わせるだろうから冷たく断っていいものか悩むところ。

隣りに家主さんのお姉さんがいる、と言っても鍵を持っているワケではないから、不動産屋に鍵を取りに行って・・・、とか、妹(大家)さんから鍵を預かってもらって・・・、とか勝手なことを言っているのだろう。元旦のトラブル体験が何も生きていないのはどうしたことか。

前回、私から「知人に電話して病院まで来てもらって直接預けるべき」と叱られているので私には頼みにくかったと思われる。おそらくは、前回、渡してくれるよう私に頼んでいた知人にも逃げられたのではないか。だからと言って手当たり次第に「頼めそうな人」を探して頼むのは、頼まれたほうも迷惑な話。

私が携帯に「連絡を頂けますか?」とCメールを送ったが電話は無い。前回は直ぐ掛かってきたのだが、用件が分かっているから掛けてこないんだろう。「自分は具合が悪くて入院までしてるのだから誰もが私の頼みを聞いてくれて当たり前」という思考回路であるのは間違いない。なので、こういう人は「私が困っているのに助けてくれないほうが悪い」となるもの。私に対しても「怒り心頭に発す」であろう。

「本当に申し訳ないのですが・・・」と下出に出ていたなら家主さんのお姉さんも「何とかしてあげたい」と思ったものだろうけど、「それくらい、してくれるわよね」という言い方をしていたと思われる。いちおう下出には出ていても、「嫌だなんて言わせない」という雰囲気が漂っていたのではなかろうか。

たぶん、歳を取って何事も思うようにいかなくなって焦っているのではないか。そういう時にこそ、今までの生き様が出るもの、と思う。冷たいようだが、困った時に誰も「助けてあげよう」と思ってくれないなら、それは自業自得だと思う。このお年寄りは「人を責める」タイプだから周りが引いてしまうのだ。

さて、どうしたものか・・・。今日にでも社会福祉協議会にでも相談してみるか・・・。



posted by poohpapa at 04:59| Comment(6) | 嫌な客 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
poohpapaさんおはようございます。

このバアさん、どこへでも迷惑をまき散らしているようですね。しかし、良かったですね、
冷たい不動産屋だと思われて、こっちに迷惑がかからなくて。大家のお姉さんも、poohpapa
さんみたいに冷たくすればいいのに。

 しかし、何度も、緊急入院しているようですから、最近静かになったなあ、なんて思って
いたら、台所で●亡していた、なんて、管理会社は用心しないといけないですね。
 また、残置物をどうするかとか、今年も新年早々、忙しくなりそうです。まあ、昨年いい経
験をしていますからもう手慣れたもんでしょうけど。
Posted by たか at 2016年01月21日 08:28
たかさん、おはようございます

<<まあ、昨年いい経験をしていますからもう手慣れたもんでしょうけど。

へ?・・・、どこが?? ( `ー´)ノ

勘違いしているんですよね、このお年寄り。

私は困っている ⇒ だから周りの人は助けてくれて当たり前 ⇒ 友人は私の言うことを聞いてくれて当たり前 ⇒ 管理会社は入居者を助けるのが当たり前 ⇒ 私が「カギを知人に届けてくれ」と頼んだら届けてくれて当たり前 ⇒ 隣に住んでいる大家の姉は鍵を不動産屋か隣町の妹のところまで取りに行ってストーブが点けっ放しになっていないか確認してくれて当たり前 ⇒ 管理会社が「連絡くれ」とメールしてきても電話しないで当たり前・・・、ああ当たり前、当たり前、当たり前・・・、

応急的に何かして差し上げたり、困っている人をお助けするのはかまいませんが、こういう人は際限が無くなるものです。ここにきて確信したのですが、元旦の友人、やはり鍵を預かりたくなくて私からの電話にも出ないし、留守電やメールでの連絡要請にも応じなかったんでしょうね。

きっと今頃は「みんな冷たい」と怒っていることでしょう。なぜそうなっているのか、は考えずに。


Posted by poohpapa at 2016年01月21日 08:58
こんばんは(^-^ゞ

我が儘で勝手で、迷惑ですねぇ

私が、知り合った方は、
口は、悪いし最悪と思う人程
寂しい人が多いです。


Posted by なっち at 2016年01月21日 22:49
なっちさん、おはようございます

歳を取って、だんだんと知己の人が少なくなっていくと焦りから、本人はそう意識していなくても「自分の影響力や存在を確認する」のを目的で周りの人にいろんな我が儘を言う人はいるものですね。間違いなく寂しいんでしょうけど、傍迷惑な話です。

家主さんにもこれ以上の迷惑を掛けるワケにもいきませんし、なんとかしなければなりませんが、ハッキリ言って、私より頑固で柔軟性に欠けますから難しいでしょうね・・・。
Posted by poohpapa at 2016年01月22日 07:14
入居者さんの入院中は、電話で頼まれ事が来ると思いますから、家主さんのお姉さんが電話に出ないことが一番効果的かもしれませんね。

家主さんも恐らくそのあたりは分かっているのでしょう。
poohpapaさんに「電話に出なければ大丈夫ですよ」、と言って欲しかったのだと思います。
100%自分の責任において実行するのは相当な勇気がいりますから。

現実問題、この手の入居者さんに対しては、賃貸借契約を解約して追い出すことが難しいので
事前防衛策として定期借家契約にしなければいけないかな、と最近は考えるようになりました。
Posted by AK at 2016年01月22日 07:40
AKさん、おはようございます

仰る通りですね。ではありますが、お姉さんからすれば、電話に出なければ出ないで退院後に騒ぎになるかも知れないので、隣に住んでいるだけに辛いものがあるでしょうね。いちおう家主さんには「何か頼まれたら、管理会社(私)に言ってくれ、と断るようにお姉さんに伝えてください」とお話ししました。

これからは、ちょっと問題アリかな、と不安な要素があるお客さんは定期借家契約にしたほうが良さそうですね。ただ、最初は普通契約で入った人の契約を途中で定期借家に替えることは難しいものがあります。たとえ本人が同意したとしても、何かのトラブルで裁判にでもなれば「無理強いされた」「良く説明を受けないで同意してしまった」などと言い出しかねませんから。

まだまだいろんなトラブルを引き起こしそうな、嫌な予感がします (*´ω`)
Posted by poohpapa at 2016年01月22日 08:40
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