2016年06月08日

久しぶりに、日本少額短期保険と日本共済の比較

昨日、杉並の下井草まで引越しの立ち会いに行ってきた。

退去の様子は・・・、今までで5本の指に入るくらいの傷め方。とてもじゃないが敷金の範囲内で収まるものではない。本人もそれは承知していて、「請求してくれたら、ちゃんと払います」とは言っているが、今までそういうケースで「ちゃんと払ってくれた人」のほうが少ない。請求明細が届くと「知らねえよ」と掌を返した奴もいるし、連帯保証人に連絡したら「息子にも『そんなもんは払わなくいい』と言っておいたから」と開き直られたケースもある。支払いを拒んだ一人は(当時)国立音楽大学の教授だった。

昨日のケースでは、当然に家主さんが負担するものがあっても追加請求は100万くらいにはなるかも知れない。とにかく、建物本体に(全ての部屋で)物凄いダメージを受けている。本来は立ち会いに同席してもらわない(隣に住む)家主さんを呼んで現状を見てもらったし写真も撮った。

で、その中で、ガステーブルの横の壁が燃えて穴が開きかかっていたので、「これはもしかすると保険で出るかも知れないから保険会社に訊いてみて。少しでも負担が軽くなったら助かるでしょ?」と言うと、立ち会いの後で保険会社に電話をしたようで、私が帰社する途中の電車の中でメールが入った。

「保険会社に問い合わせたら『出ません』とのことでした」とのこと。何それ???

保険会社は日本少額短期保険。その入居者は当社がまだ日本少額短期保険の代理店だった時の契約。念のため試しに現在の取引先である日本共済に「こういうケースでは出ないものですか?」と問い合わせると、「写真を送って頂けますか?、それを見て判断することになると思います」とのこと。

日本少額短期保険は言下に却下しているが、日本共済は「払えるケースかどうか」検討してくれる・・・。私が Cyber の孤独死の際に感じた「ハートの有無」の実感の再現である。日本少額短期保険は「保険金を払わない前提の保険会社」であって、日本共済は「できるだけ払ってあげよう」という姿勢だと判る。

うちが契約する保険金は年間で120万くらいで、微々たるものである。それでも7年間取引していたのだから手数料を除外しても社員一人分の年収分くらいは貢献しているだろう。7年間で保険金が支払われたのは水漏れによる2件だけなんだし。まさかに、年間1000万の上得意なら支払うけど年間100万の代理店が相手なら支払わない、と差別はしてないと思うが、もしかすると代理店が当社だと判った時点で「支払わない」と判断された、なんてこともあるかも知れない。

だが、どうして状況を詳しく訊くことなくアッサリ却下したのか、が分からない。去年、ずっと感じ続けていたように、やはり日本少額短期保険という会社は「不親切な会社」ということなんだろう。

日本少額短期保険は担当者が7年間で一度だけしか当社を訪問していないが、日本共済は1年で4度訪問してくださっているし研修も開いてくれている。日本少額短期保険は「必要に応じて研修を開いています」と言っていたが、7年間で一度も開かれてはいない。もっと早く日本共済を知りたかったなあ・・・。

さて、請求書が届いたなら、ちゃんと振り込んでくれることやら、それが心配である。

posted by poohpapa at 05:10| Comment(2) | 出入りの業者、各種営業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
損保はどうもいけ好かないところが多いですね。
元々細かい字の約款が契約者に不利なようになってたり、明らかに自分たちを守ろうとしている姿勢を包み隠そうとしていて欺瞞に満ち溢れています。
隅の方に小さい字で、地震保険は大規模災害は免責とかなっているし、火災保険は評価額と保険額が一致しないと100%払わない(50%とか書いてあるし)とかなっているし…
後者は保険詐欺防止と銘打って、明らかに支払い拒否の姿勢が歴然としてますよね。
だったら保険対象額も1万単位にするとか、自分らで毎年評価額を見直して通知するとかしないとダメでしょう。
表景法とか公正取引法に抵触しないのかな。
Posted by ハリケーン at 2016年06月08日 08:03
ハリケーンさん、再び、どもです (^◇^)

たしかに、何でもかんでも請求通りに支払っていたら損保会社は立ち行かないものでしょうけど、約款は、読めば読むほどヒドイ内容です。サラ金の金銭消費貸借契約書と同じで、貸す側に都合のいい事しか書いてありません。しかも字が小さいときてますから不親切の極みです。欺瞞と言うより詐欺です。

そんな中で、日本共済の保険金支払いに対する考え方には共鳴します。「如何に払わずに済ませるか」でなく、まったく逆で、「如何に支払うか」なんですね。私が長くこの仕事をしていて感じるのは、「なるだけ払わない」ようにしても、「できるだけ払う」ようにしても、たいして差は出ない、ということ。つまり、できるだけ払ったとしても保険会社は利益が出るし潰れたりはしない、ということです。

だいいち、自分たちは都合のよい約款に護られているのですから。

地震保険に関しては、消費者は誤解しています。保険会社も正直に内容を告知しません。うちの保険屋さんは「無駄だから(地震保険は)掛けないほうがいい」と言ってくれましたけど。

誰も声を上げてないだけで、公正取引法には抵触してそうな気もしますね。

Posted by poohpapa at 2016年06月08日 08:30
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